連続セミナー2026「実世界に広がるAI:情報技術の融合と社会展開」

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第9回【10月30日(金) 13:00~16:45】 ※オンライン開催(Zoomウェビナー)

自動運転のラストピースに迫る:E2E実装から安全評価・法規まで


本セミナーは「自動運転とAI」をテーマに、最前線で活躍する4名のスペシャリスト を招聘いたします。研究的視点から紐解く「自動運転におけるAIの本質」をはじめ、パラダイムシフトの鍵を握る「E2Eシステム」の実装・実証知見、さらには 社会実装に不可欠な「安全設計・評価手法」や「法規認証」の最新動向までを網羅。技術とルールの両面から、自動運転の核心を一気通貫で学べるまたとない機会です。自動運転の未来を切り拓く皆さまのご参加を、心よりお待ちしております。
※都合により、Session3の講演者が変更になりました。

※本セミナーは、配布資料とアーカイブ配信をご提供予定です。

  • [13:00-13:05]オープニング

    井上  秀雄
    井上  秀雄(学校法人幾徳学園 神奈川工科大学 研究推進機構 先進自動車研究所(VRI)所長/特任教授)

    【略歴】1978年早稲田大学理工学部卒業.トヨタ自動車(株)入社.車両制御開発室長、統合システム開発部長、先端・先行企画室長(部長級)等を歴任.車両運動制御,運転支援・自動運転,車両系統合制御システム全般の開発に従事.2016年~神奈川工科大学 教授に就任.2018年~東京農工大学 客員教授,2018-2022年度 SIP自動運転第2期DIVPプロジェクトリーダ(2023-2025年度 METI支援のDIVPコンソーシアム)等.1992年 FISITA論文賞,2009年NHTSA_US Government Award,2016年日本機械学会 業績賞等 受賞.
  • [13:05-13:55]Session1「自動運転AIの進化と次世代知能化 - Transformer・世界モデル・説明可能AI -」

    山下 隆義

    自動運転技術は,従来のルールベース制御や個別認識モジュールから,深層学習を中心としたEnd-to-End型AIへと急速に進化している.特に近年は,TransformerやBEV表現を用いた認識技術に加え,大規模視覚言語モデル,世界モデル,生成AIなどを活用した「知能化」が注目されている.本講演では,コンピュータビジョンの基礎技術とその発展を踏まえて,自動運転におけるAI技術の進化について紹介する.また,自動運転の安全性・信頼性・人との協調という観点での取り組みや今後の自動運転AIの方向性について議論する.

    山下 隆義(中部大学 工学部情報工学科 教授)

    【略歴】中部大学教授.2002年に奈良先端科学技術大学院大学修士課程修了後,オムロン株式会社に入社し,画像認識・人物センシング技術の研究開発に従事.2011年に中部大学博士(工学)取得.2014年より中部大学に着任し,2021年より現職.コンピュータビジョン,機械学習,Transformer,視覚言語モデル,自動運転AIなどの研究に従事.画像理解や人理解を中心としたAI技術の産業応用にも取り組んでいる.日本ディープラーニング協会理事.
  • [13:55-14:00]休憩

  • [14:00-14:50]Session2「End-to End 自動運転の取組み(仮)」

    棚橋 耕太郎(Turing株式会社)

  • [14:50-14:55]休憩

  • [14:55-15:45]Session3「自動運転の民主化 ~AutowareとEnd-to-Endの最前線~」

    斉藤 之寛

    近年、自動運転技術は従来のモジュール型アーキテクチャから、AIが運転を直接学習するEnd-to-End(E2E)型へと大きく進化しています。一方で、高い安全性や実用性を実現するためには、膨大なデータ、シミュレーション、実車検証、そしてオープンな技術基盤が不可欠です。本講演では、世界中で活用されるオープンソース自動運転ソフトウェア「Autoware」が果たしてきた役割を振り返るとともに、自動運転の民主化を支えるオープンソースコミュニティの価値について紹介します。さらに、Diffusion Plannerや世界モデルをはじめとする最新のEnd-to-End技術、自動運転開発におけるデータ中心のアプローチ、シミュレーションと実車を組み合わせた開発手法など、実際の開発現場で得られた知見を交えながら解説します。Autowareから自動運転2.0へ次世代の自動運転開発がどこへ向かうのか、その最前線をお伝えします。

    斉藤 之寛(株式会社ティアフォー 先進技術部部長/テクニカルプロダクトマネージャー/プリンシパルエンジニア)

    【略歴】立命館大学にて自動運転システム向けOSや分散ロボティクスの研究に従事し、在学中からオープンソース自動運転ソフトウェア「Autoware」の開発に参画。2017年よりソニー株式会社にて自律移動ロボットの開発に携わり、認識・計画・制御まで一貫したロボティクス基盤の構築を担当。2019年からはティアフォーにおいてAutoware開発全体のリードを担い、モジュール型からEnd-to-End型へと進化する次世代アーキテクチャの研究開発を主導。現在は先進技術部を率い、Diffusion Plannerや世界モデルなど、自動運転2.0に向けたE2E自動運転技術の確立と実運用に注力している。
  • [15:45-15:50]休憩

  • [15:50-16:40]Session4「L3/L4/L5における安全論証の動向」

    山戸田 武史

    L3/L4/L5の自動運転システム(ADS)では、従来のテストベース認証だけでは安全性を十分に説明することが難しくなりつつある。本講演では、ADS向け国際法規であるUNR-ADSにおけるSafety CaseおよびISMR(In-Service Monitoring and Reporting)の考え方を起点に、レベル3(L3)以上のADSに求められる安全論証の最新動向を概説する。特に、海外の先行研究に見られる決定論的評価と統計的評価の統合、リスク受容基準の確率的評価、自然交通流に基づく安全性評価、さらにワールドモデルやE2E型ADSの登場が安全論証へ与える影響を整理する。規格適合に留まらず、開発・評価・市場投入後監視を一貫して接続する、実効的な安全性評価フレームワークの方向性を議論する。

    山戸田 武史(株式会社IDAJ MBDプロセス・ ソリューション本部 AI技術開発部 部長)

    【略歴】2003年東北大学大学院地球工学専攻修了。同年キヤノン株式会社入社。ディスプレイ開発、CMOSイメージセンサ開発に従事。2015年より株式会社IDAJにてmodeFRONTIERのプリセールス業務等に従事。2018年よりCAE領域における機械学習エンジニアリングサービス業務等に従事。現在に至る。
  • [16:40-16:45]クロージング

    井上 秀雄(学校法人幾徳学園 神奈川工科大学 研究推進機構 先進自動車研究所(VRI)所長/特任教授)

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