連続セミナー2025「AIが拓く次世代イノベーション」
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[13:00-13:05]オープニング
高橋 恒一(国立研究開発法人 理化学研究所)
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[13:05-13:30]Session1「(調整中)」
高橋 恒一(国立研究開発法人 理化学研究所)
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[13:30-14:00]Session2「AIロボット駆動ものづくり 〜材料・生産プロセスの自動実験・自律探索〜」
日本のものづくりは物理モデルにしきれないマルチスケール・マルチフィジックスに基づいた材料およびプロセスを掌握してきた強みがある。一方、自動化・自律化の方法論を取り入れることでより一層製造業を強くするための産学で協創すべきAIロボット駆動ものづくりについて議論する。
長藤 圭介(東京大学大学院工学系研究科機械工学専攻 教授)
【略歴】2009年、東京大学大学院工学系研究科博士課程修了。2025年3月より同研究科機械工学専攻教授。燃料電池の電極の生産技術やレーザ金属積層造形をはじめとする粉体プロセス統合工学に従事。
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[14:00-14:05]休憩
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[14:05-14:35]Session3「(調整中)」
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[14:35-14:40]休憩
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[14:40-15:10]Session4「人と融和して知の創造・越境をする AI ロボット」
基盤モデルによるAIエージェントやエンボディドAIなど、サイバーとフィジカル両方の空間でAIが活躍し、より複雑なタスク遂行とアウトプットを可能にする研究が勢いを増しており、こうしたAIを活用して研究開発そのものを自律化・加速する試みも盛んである。本講演では、まずAIロボット駆動科学の状況についてAIにウェイトを置きながら概観し、講演者自身の取り組みを紹介した上で今後の展開について論じる。
牛久 祥孝(株式会社NexaScience 代表取締役/オムロン サイニックエックス株式会社 Research Administrative Division Vice President for Research)
【略歴】2014年、東京大学大学院情報理工学系研究科博士課程修了。現在、株式会社NexaScience 代表取締役、オムロンサイニックエックス株式会社 リサーチバイスプレジデントなど。 主としてコンピュータビジョンや自然言語処理を対象として、機械学習によるクロスメディア理解やAIロボット駆動科学の研究に従事。 2021年ヤマト科学賞受賞、2023年NISTEPナイスステップな研究者選出。 -
[15:10-15:15]休憩
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[15:15-15:45]Session5「科学技術におけるAI・機械学習活用と人材育成における現状」
AIを用いたデータ駆動的なアプローチが科学技術の様々な分野で革新を起こしている.本講演では、JSTさきがけ領域「研究開発プロセス革新」におけるAIロボット駆動科学の現状を中心に、講演者のグループのとりくみも踏まえ、今後の展開を論じる.
竹内 一郎(名古屋大学 大学院工学研究科 教授/国立研究開発法人理化学研究所 革新知能統合研究センター チームディレクター)
【略歴】2000年名古屋大学工学研究科博士後期課程修了.現在,名古屋大学工学研究科教授,ならびに,理化学研究所革新知能統合研究センター・チームディレクター,科学技術振興機構・さきがけ研究総括を兼任.主として,機械学習の理論・アルゴリズム,ならびに,その科学技術分野における活用の研究に従事. -
[15:45-16:00]クロージング
高橋 恒一(国立研究開発法人 理化学研究所)