連続セミナー2022「その先へ 情報技術が貢献できること」

第11回【12月6日(火)13:30~16:25】

「富岳」が切り開く計算科学


  • [13:30-13:35]オープニング

    佐藤 三久(理化学研究所)
  • [13:35-14:25]Session1「「富岳」で実現するSociety 5.0時代のものづくり(仮題)」

    坪倉 誠
    坪倉 誠(神戸大学大学院 システム情報学研究科/国立研究開発法人 理化学研究所 計算科学研究センター)

    【略歴】
    1997年3月 東京大学大学院工学研究科機械工学専攻博士課程修了】
    1997年4月 日本学術振興会特別研究員(東京大学、インペリアルカレッジロンドン)】
    1999年4月 東京工業大学大学院総合理工学研究科 講師】
    2003年4月 電気通信大学 助教授】
    2007年10月 北海道大学大学院工学研究科 准教授】
    2012年6月 理化学研究所計算科学研究機構 チームリーダー 兼務】
    2015年4月 神戸大学大学院システム情報学研究科 教授】
    2018年4月 理化学研究所計算科学研究センター チームリーダー(神戸大とのクロスアポイントメント)】
    現在に至る
  • [14:25-14:35]休憩

  • [14:35-15:25]Session2「Society5.0を目指した社会シミュレーション技術(仮題)」

    伊藤 伸泰(理化学研究所)
  • [15:25-15:30]休憩

  • [15:30-16:20]Session3「「富岳」を使ったリアルタイムゲリラ豪雨予測」

    東京オリンピック・パラリンピックの期間を含む2021年7月20日から8月8日までと8月24日から9月5日までの期間、「富岳」とマルチパラメータフェーズドアレイ気象レーダを使い、首都圏において30秒ごとに更新する30分後までのゲリラ豪雨予報をリアルタイムで実行し配信する実証実験に成功した(理化学研究所お知らせ:https://www.riken.jp/pr/news/2021/20210713_1/)。ゲリラ豪雨予測を可能にする「ビッグデータ同化」の技術革新を創出するため、2013年10月から研究に着手し、2016年8月には「『京』と最新鋭気象レーダを生かしたゲリラ豪雨予測」を発表した(理化学研究所プレスリリース:https://www.riken.jp/press/2016/20160809_1/)。この方法に基づき、リアルタイムで計算可能なシステムを開発し、2020年8月にOakforest-PACSを使って「30秒ごとに更新するゲリラ豪雨予報」に初めて成功した(理化学研究所お知らせ:https://www.riken.jp/pr/news/2020/20200821_1/)。これらの成果に基づき、新たに2021年3月から供用が開始となった「富岳」を使うことで、アンサンブル数を一桁増やしたリアルタイム予報実験に成功した。

    三好 建正(国立研究開発法人 理化学研究所 計算科学研究センター データ同化研究チーム チームリーダー)

    【略歴】
    2000年京都大学理学部卒業、気象庁入庁。2003年よりメリーランド大学に留学、2005年Ph.D.(気象学)。気象庁予報部数値予報課技術専門官、メリーランド大学助教授を経て、2013年1月より現職。現在、科学技術振興機構プログラムディレクター、京都大学大学院理学研究科客員教授など多数兼任。文部科学大臣表彰科学技術賞(2022)、防災功労者内閣総理大臣表彰(2020)、読売ゴールドメダル賞(2018)、日本気象学会賞(2016)など多数受賞。気象予報士。
  • [16:20-16:25]クロージング

    佐藤 三久(理化学研究所)