第11回情処ウェビナー:基盤モデルの技術と展望~生成AIの基礎~

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    開催:2024年4月30日(火)16:30-18:00(質疑応答含む)[会員・非会員問わず参加無料]
    配信:IPSJ VIRTUAL HALL(YouTubeライブ)
    講師:岩澤 有祐(東京大学大学院工学系研究科 技術経営戦略学専攻 准教授)

    ※本講演はYouTubeライブで行います。お申し込みいただいた方は、当日のライブ配信の視聴に加えて後日アーカイブ動画もご覧いただけます。
    ※講演資料は情報処理学会個人会員限定でご希望の方にお送りします。講演終了後のアンケートからお申し込みください。
    ※情報処理学会入会ご希望の方は⇒こちら


  • 【講演概要】
    基盤モデル(foundation model)は、従来のように個別のタスクを処理するために作成した専用の機械学習モデルではなく、多様なタスクを処理できる汎用の深層学習モデルを表す言葉である。典型例は生成AIの基盤となっている大規模言語モデル(large language model)であるが、その用途は言語処理の領域を超えて画像や音声なども対象とするマルチ・モーダル領域に拡がっている。基盤モデルは規模拡大が続いており、その動機はモデルの大規模化に伴う性能の向上(スケール則)だけでなくモデルの規模が一定の閾値を超えたときに突如として発現する能力(emergent ability)の獲得である。もっとも、基盤モデルの性能は未解明の点が多く、その性能を引き出すために使い方を工夫するプロンプト・エンジニアリングの研究も盛んである。本講演では開発が活発に行われている基盤モデルの技術的な動向とプロンプト・エンジニアリングについて概観し、今後の展望について述べる。
  • 顔写真

    【講師紹介】
    岩澤 有祐(東京大学大学院工学系研究科 技術経営戦略学専攻 准教授)

    2012年 上智大学理工学研究科情報学領域を卒業
    2014年 上智大学理工学研究科理工学専攻情報学領域を修了
    2017年 東京大学工学系研究科技術経営戦略学専攻博士後期課程を修了(学術振興会特別研究員DC1)
    2017年より東京大学松尾研究室 特任研究員
    2018年より東京大学松尾研究室 特任助教
    2020年12月より東京大学工学系研究科 技術経営戦略学専攻 特任講師
    2022年4月より同講師
    2023年5月より東京大学工学部システム創成学科Cコース兼任
    2024年1月より准教授

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