抄録
O-027
エッジプラットフォームを用いた生産設備と作業者の状態モニタリング情報の収集・見える化
中井敦子(三菱電機)
ものづくり現場では、従来は機械を用いる自動化による大量生産が行われてきたが、変種変量生産への変革が迫られており、そのためには「人」が主役となる新たなものづくりの仕組みの実現が求められる。本研究では、「人」が主役となるものづくりにおいて共通的かつ基盤的な技術として、オープンなエッジプラットフォームEdgecrossを用いて生産設備と作業者の状態モニタリング情報を収集し、見える化アプリケーションの要求仕様に合わせてリアルタイムに出力する方式を設計し、プロトタイプを作成して検証した。その結果、試作したプラットフォームは汎用PCスペックでもリアルタイムに生産設備と作業者の状態を収集・配信可能であることを示した。