抄録
O-026
明示制約と暗黙傾向に沿った計画の自動立案方式の検討
高橋由泰・田沼 巌・鄭  建・小林雄一(日立)
知識,ノウハウを持つ熟練者は,製造業初めとする産業界にとって,現場業務や計画業務の遂行上,なくてはならないリソースである。しかし近年は労働人口の減少、豊富なノウハウを有する熟練技術者の引退等により、熟練者が不足しつつある。この状況に対し、我々はITを適用して熟練者による業務を見える化して伝承容易化したり,自動化して機械によって代替することで,熟練者不足を解消することを目ざし,研究を推進している。
本論では、知識管理的な技術において,熟練知識を用いて計画を自動的に作成する方式について提案し、坑井配置問題に適用した結果を報告している。