抄録
N-020
学生の多様性に対応したプログラミング導入教育の実践
辻 康孝(九大)
近年,データ分析に関連した人材の育成が求められ、各専攻の授業や研究においてデータ分析を取り扱うことも多くなっており,非情報系の専攻学科でも、プログラミング知識の習得が必要になりつつある。さらには「文理融合型」の教育への期待も高まっている.そのためプログラミングの導入教育においては,数学基礎力やPCスキルだけでなく,プログラミングへの関心度においても多様な学生を教育する機会が増えている.本稿では,著者が九州大学経済学部経済工学科を対象に行っている,多様な学生に対応したプログラミング導入教育の実践について報告する.