抄録
N-011
IoTデバイスの活用による教室環境と授業集中度の評価に関する研究
藤原巧未・長尾和彦(弓削商船高専)
近年,児童生徒の集中力の低下が問題視されている.学校においても,授業中の集中力低下や居眠りなどが問題視されることが多い.我々は,教室の環境と集中力に相関があると考え,環境測定器(温度,湿度,CO₂濃度)を開発し,2019年1月に測定を行い,居眠りとの比較を行った.その結果,温度とCO₂濃度と相関が高いことが確認された.本研究では,春季から夏季にかけて計測を行い,環境変化についての比較を行う.