抄録
M-024
頭部姿勢と表情の時系列変化に着目した注意散漫状態の検出
鷲津友貴・佐藤和人・間所洋和・禹ハンウル(秋田県大)・門脇さくら(SmartDesign)・松井悠馬(秋田県大)
先行研究では,視線と顔向きの時系列変化に着目することで,注意散漫状態を特徴付ける運転行動パターンを抽出し,危険運転予測モデルの構築に向けた知見を獲得した.しかしながら,視線情報の検出精度が低いことや計測装置が大掛かりになるという課題が残った.本研究では,視線に代わり嘆願カメラによる頭部姿勢と表情の時系列変化を,階層成長型リカレントSOMとU-matrixを用いて可視化し,注意散漫状態の検出を試みる.