抄録
L-026
Android向けセキュリティアプリにおける悪性Webサイト検知率の調査
折戸凜太郎・佐藤将也・山内利宏(岡山大)
モバイル端末の利用率が高まるにつれて,モバイル端末を対象とした悪性Webサイトが増加している.
このため,モバイル端末におけるWebアクセスは高い安全性が求められる.
Androidにおいて悪性WebサイトへのWebアクセスを防止する方法として,Webブラウザに標準搭載されているセキュリティ機能やセキュリティアプリを用いる方法がある.
これらの機能やアプリは適用できる範囲が異なる.
また,悪性Webサイトの検知率は明らかではない.
本稿では,セキュリティアプリの悪性Webサイト検知率を調査することで,アプリによるWebアクセスの安全性の違いを評価した結果を述べる.