抄録
I-016
360度複数人が立体視できるディスプレイの作製
宮本健史・江田ひかり・藤村真生(大阪工大)
本研究の最終的な目標は、複数の人が同時に360度の裸眼立体視を可能とするディスプレイを実現することである。本研究ではライトフィールドディスプレイにヒントを得、そのレーザー光の代わりに通常のモニタまたはプロジェクタを用い、鏡の代わりに高速回転する反射板とスリットによる偏光板を用いることを考えている。本発表ではこのうち、高速回転する回転盤とその上に搭載するディスプレイ表面となる反射板およびこれらに取り付けるスリットを3Dプリンターで作製した様子について報告する。