抄録
H-002
畳み込みニューラルネットワークを用いた視線認識
本田為彬・松本直樹(明大)
 人間の視線認識は古くから行われているが、現在主流である赤外線カメラによる手法はコストがかかる為実用的ではない。また長時間赤外線ライトを被験者に照らし続けることは安全面が確立されていない。その為本研究では現在画像処理の分野で脚光を浴びている畳み込みニューラルネットワークを用いることで、市販のウェブカメラからも従来の手法と同じ精度で視線検出を行うことを目的とする。
 本研究ではAlexNet等ILSVRCの歴代の優勝モデルを参考にすることでネットワークの構築を行い、視線認識に最適なモデルを作成する。また、今後の社会での実用例についても紹介する。