抄録
F-035
露地栽培における土壌センサデータ活用に関する考察
安藤優平(三菱電機)・砂田英之(三菱電機インフォメーションシステムズ)・松永龍弥・高田佳典(三菱電機)
近年、IoTなどデータを活用した取組みが活発になっており、農業分野においても、施設園芸にでの環境制御や稲作でのドローンの空撮画像の利用等、データを活用した栽培支援が行われている。一方で、露地栽培かつ土中で生育するために空撮に適していない作物について、土壌センサデータの活用が進んでいない。そこで、本発表では、上記のような作物に対するデータを活用した栽培支援の実現に向け、玉ねぎを題材として実証実験を行い、土壌センサデータと作物の収量の関係を分析した結果得られた知見について報告する。