抄録
F-021
ウェブアクセスログ分析のためのボット判別手法の提案
田中孝昌(リクルート住まいカンパニー/筑波大)・新堀秀和・野村眞平(リクルート住まいカンパニー)・河島宏樹(野村総研)・津田和彦(筑波大)・李石映雪(リクルート住まいカンパニー)
近年、ユーザー毎のウェブアクセスログを分析することで、ユーザーの行動パターンを抽出し、AIに学習させることで、ユーザー毎に適したコンテンツを自動で配信することは、一般的な機能となっている。一方、ウェブアクセスログには、ボットによる閲覧情報が含まれる。ボットにはDDos攻撃やコンテンツの不正な大量抽出などを目的とした悪意のあるボットが存在する。さらには、ボットが自身の属性をユーザーに見せかけるという偽装を行う事も少なくない。そこで本研究では、ボットによるウェブアクセスログを分析する対象から除外するため、ユーザーとボットのウェブアクセスログを判別する手法を提案する。