抄録
D-004
移動行動モデルに基づく店舗出店戦略の分析
矢崎雅也・伏見卓恭(東京工科大)
日本のあらゆる地域に多くのコンビニが出店されている.多くの地域住民の需要を満たし,かつ,出店側の利益を最大化するために,各チェーン店には出店に関する戦略がある.本研究では,人々の移動行動モデルを定義し,それに基づき各店舗,あるいは,各チェーン店の出店戦略の効果について分析する.具体的には,コンビニを目的地として最も近くに位置するコンビニに向かうモデルと,出発地から目的地に向かう途中で最短経路上にあるコンビニに立ち寄るモデルを考える.実験では対象地域に出店しているコンビニの位置情報と周辺道路構造を入力とし分析する.