抄録
D-001
ツイートされる病気症状の可視化に向けた病気症状の事実性判定手法の検討
安藤 翼・安藤一秋(香川大)
インフルエンザを代表とする感染症の流行をSNSへの投稿から検出する研究やその罹患状況の事実性を判定する研究が行われている.しかし,感染症以外の病気や症状を対象とした研究は,まだほとんど行われていない.本研究では,Twitterに注目し,感染症であるか否かを問わず,いつ,どこで,どのような病気や症状がツイートされているのかを収集・分析し,地域別・時系列別などで可視化するシステムの構築を目指す.本稿では,ツイート内の病名の有無に関わらず,病気症状の事実性を判定する手法について検討する.