抄録
CJ-004
ワークショップにおける業種横断型アイデア発想の支援ツール開発
古谷修平・竹内 洋・石黒正雄・藤田雄介・住吉貴志・神田直之・永井知沙・徳永竜也・小野俊之・熊谷貴禎(日立)
企業におけるイノベーションの重要性の高まりやデザイン思考の広まりと共に、サービスのアイデアを検討するワークショップが盛んに行われている。
新サービスのアイデア発想では、異なる分野の事例など多様な知識を組み合わせることが、発想のポイントの一つである。しかし、個人の知識範囲や参加者集めには限度がある。
本研究では、ワークショップでの、課題に関する議論内容を、音声認識を用いてリアルタイムに分析し、参考となる異業種の課題解決事例をレコメンドすることで、アイデアの発想を支援するツールを開発した。開発したツールを適用し、発想される有望アイデアが、従来方法に比べて増加することを確認した。