抄録
C-010
高位合成を用いた専用計算機の開発及び有用性の検討
佐藤紘将・祢津 佑・大森一世・増田信之(東理大)
増田研究室ではFPGAを用いた専用計算機の開発が行われており,その一つにデジタルホログラフィ専用計算機がある.
デジタルホログラフィ専用計算機では2次元FFTを用いることで計算の高速化を実現している.
一般的にFPGA開発ではHDLを用いて開発を行うが,この手法では非常に時間がかかってしまう.
一方で高位合成では高級言語を用いてFPGA開発を行うことが出来る為,HDLよりも短い期間で開発ができる.
そこで本研究では,高位合成を用いて2次元FFT計算回路を作製し,性能評価を行うことでFPGA開発における高位合成の有用性の検討を行った.