抄録
C-006
FPGAを用いた高速イメージング用専用計算機システム
増田信之・佐藤紘将・祢津 佑・大森一世・廣田祐輔(東理大)・山本洋太・角江 崇・下馬場朋禄・伊藤智義(千葉大)
近年,ディジタルホログラフィの三次元計測への応用が進み,盛んに研究されている.ディジタルホログラフィはその性質から,動体の撮影にも適用可能であり,高速イメージングと呼ばれている.,高速な現象の場合はフレームレートが数千から数万に及び,再生像の計算には膨大な時間が必要となる.計算時間を削減する方法として,書き換え可能なICであるFPGAを用いた専用計算機の開発が挙げられる.本研究では,FPGA評価ボードを用いて高速イメージング専用計算機を開発した.また,汎用計算機からホログラムを送信し,専用計算機で再生像を計算する計算機システムの一連の計算時間を検証した.