抄録
B-016
擬似不揮発性メモリを用いたOFF2Fプログラム実行性能の評価
高杉 頌・佐藤将也・谷口秀夫(岡山大)
従来に比べアクセス速度が速い不揮発性メモリが登場している.プログラム実行を高速化する方式として,揮発性メモリと不揮発性メモリが混載された計算機を対象に,新たな実行プログラムのファイル形式(OFF2F)を提案した.OFF2Fは,プログラムをメモリ上で実行するときのアクセス形態に着目し,2つのファイルからなる実行ファイル形式である.現在,揮発性メモリと不揮発性メモリが混載する構成のプロセッサ環境は身近に存在しない.本稿では,擬似不揮発性メモリを利用したOFF2Fプログラムの実行性能の評価を行う.