抄録
B-008
ソフトウェアバグデータへの拡張アソシエーションルールマイニングの適用
齊藤英和・門田暁人(岡山大)
筆者らは,結論部に相関関数を持つ拡張アソシエーションルールを提案している.
本研究では,ソフトウェアバグデータに対する拡張アソシエーションルールマイニングの適用実験の結果について報告する.
実験では,ソフトウェアの規模とバグの相関が強くなる条件,および,弱くなる条件についてのルールの抽出を試みる.
一般に,ソフトウェアの規模が大きくなるほどバグが多くなるのが自然であるが,規模に関わらずバグが生じるのであれば要注意であり,そのような事象が発生する条件を明らかにすることで品質保証に役立てることが望ましい.