抄録
B-002
モジュール構造を考慮した形式的細分化実装の生成手法
岡安 悠・織田 健(電通大)
形式手法である B methodで記述されたソフトウェアはモデルと実装の組で構成されている。我々は細分化されたB Methodのモデルに対応する細粒度部品を再利用することでソフトウェアを機械的に構築する手法を提案している。モジュール構造に対応するため3種類の細分化実装を提案したが、それらを生成する具体的なアルゴリズムを考える必要がある。生成する細分化実装は識別子の対応をとり、結合出来るよう配慮する必要がある。また、ライブラリ呼び出しを含む細分化実装は細分化モデルと対応付けられていなければならない。本研究ではモジュール構造のモデルに対応する3種類の細分化実装の生成手法を提案する。