抄録
A-014
ノード容量を考慮した複雑ネットワーク上のランダムウォークの解析と観光客行動
畑谷駿介・石井 晃(鳥取大)
外国人観光客の行動データから作成される複雑ネットワーク上でランダムウォークを行い、観光における移動方法の特徴を解析した。観光地をノードとしたネットワークは道路交通網よりも小規模なネットワークとなるため、ランダムウォーカーが少数増えるだけで混雑の発生率が急上昇し移動が困難になる。そこで観光地に応じたノード容量を設定し、不要な混雑を発生させないようにランダムウォークを行った。