抄録
A-002
音素素性による重み付けを用いた発音記号列のアラインメントと精度比較
宮城裕太・岡﨑威生(琉球大)
言葉は口伝いに広がるため,同じ単語でも発音が異なるという現象が起こる.発音と発音の間の差異を明らかにするためには,発音記号で表された単語の発音どうしを比較し,アラインメントを行う必要がある.発音記号列のアラインメントについてこれまで,編集距離,PMI など,様々な重み付けを利用した手法が提案されてきた.これらに加え,本研究では音素素性による重み付けを提案し,Needleman-Wunsch 法によるアラインメント,および精度検証を行った.