最終更新日:2014年5月26日

情報処理学会誌原稿執筆案内

2000年3月改訂
2002年11月改訂
2003年12月改訂
2006年4月改訂
2010年4月改訂
2011年4月改訂
2012年4月改訂
2014年5月改訂
 

1. 会誌の目的

会誌「情報処理」は、
(1) 会員の知識の向上に資すること、
(2) 本学会の活動を報告し、会員各位の学会活動への参画意識を高めること、
(3) 会員の意見発表、討論、情報交換の場を提供すること、
(4) 学会の行事、ニュース、各種情報の要約等を提供すること、
を目的としている。
特に、(1)の目的のために、次の方針で編集を行う。
(a) 会誌としての客観性を保ちながら、情報処理の広汎な分野の会員にとって読みやすく分かりやすい記述を追求する。
(b) 先進的分野、または特定分野の横断的な解説記事を企画し、対象となる読者層を明らかにして編集を行う。
(c) 会員に興味のある時宜にあったテーマをよりタイムリーに掲載する。

2.記事種目

会誌「情報処理」には前項の目的を達成するため、別に定める記事種目を設けている。
記事種目には、会誌編集委員会が依頼する依頼記事と2.2項に掲げた投稿記事がある。

2.1 依頼記事

依頼ページ数はそのとき指定する。
(1) 会誌編集委員会が依頼原稿の種目ごとに標題などを決定し執筆を依頼する。依頼ページ数はそのとき指定する。
(2) 執筆構想(執筆内容案)ができた段階で著者と協議することがある。
(3) 依頼原稿の体裁と書き方は、3.項を参考とした書き方とする。
(4) 依頼原稿は会誌編集委員会で閲読し、著者に照会、修正を依頼する場合がある。
掲載の採否については会誌編集委員会が判断する。

2.2 投稿記事

会誌掲載記事に対する意見、取り上げるべきテーマの提案または学会員に関心があると思われる行事、技術の報告など会員各位の積極的な投稿をお願いする。
(1) 投稿、提案者は原則として本学会会員に限る。
(2) 投稿、提案の種目を明記すること。提案の場合は提案の趣旨を書き添えること、執筆候補者を付記してもよい。
(3) 投稿する原稿の体裁と書き方は、3.項を参考とした書き方とする。
(4) 投稿原稿は会誌編集委員会で査読し、著者に照会、修正を依頼する場合がある。
(5) 投稿、提案内容の採否については会誌編集委員会が判断する。

3.原稿執筆の留意点

できるだけ多くの会員の関心をかきたて、理解を促すために、構成、表現の両面から読者が分かりやすくなるようお願いする。特に、次の2点に留意する。
(1) 読者の視点から執筆
  内容の取捨選択、説明の展開にあたって、読者の観点を重視すること。読者にとって有益な内容は何か。強調すべき本質は何か。実用化への指針は何か、今後、重要となる技術や動向は何か、などの点を考慮する。
(2) 分かりやすく執筆
  多くの読者は当該分野の専門家ではない点を留意する。限られた誌面で執筆内容を読者が理解できるように構成、論旨の展開、言 葉づかい、図表の書き方などを工夫する。構成の面では、当該分野への導入と説明の展開に留意する。目安として、内容の20%程度を当該分野の解説に充てる ことが望ましい。
表現および内容について、会誌編集委員会で修正する場合がある。また、文字フォントや図表、レイアウトなどのアートワークは著者原稿を元に学会の編集担当が行う。

4.原稿の体裁

原稿は、次の(1)~(10)の順に整える。
(1) 標 題:できるだけ簡潔に、かつ内容がよく分かるように決め、日英両文で書く。原稿の種別を標題の左肩に明記すること。
(2) 著者名・所属:氏名、所属を日英両文で書く。所属は、大学・学部・学科のように3項目で表記する。また、会員・非会員の別、著者連絡先(住所、電話番号、Fax、E-mail等。複数著者の場合は連絡担当者に*印を付すこと)を用紙の下部に明記する。
(3) 概要とねらい:アブストラクト300字程度。電子版に掲載する(編集にあたって、書評、会議レポートは除く)。
(4) 本 文:読者は情報をすばやく理解し、活用できることを期待している。平易な言葉で、簡潔で直接 的、具体的な表現で書くことが望ましい。結果を示す数式には文章による解釈を付記した方が読者には理解しやすい。読者の理解を促進するよう、適切な図表を 活用することが望ましい。平均して1ページに図あるいは表が少なくとも1つ配置することが望ましい。
以下に注意事項を記す。
  1) 1ページは、1700字を原則とする。
  2) 見出しは2行どりとする。ただし、1章、1.1節などの見出し番号は入れない。
  3) 数字、ローマ字、ギリシャ文字、記号などは特に明瞭に記載する。大文字・小文字、上つき・下つきの別、×(かける)とX(エックス)の別など。
  4) 句読点は“.”および“,”を用い、それぞれ1画(1字分)を用いる。
  5)

数式は印刷に便利なよう注意する。文中に式を挿入する場合にはa/b, exp(t/r)のような記法を用いる。
独立した数式は1行につき2行または3行のスペースをとって書く。数式も文の一種であるから、原則として末尾に“,”または“.”を付す。ただし、プログラム言語の形式を利用する場合には、この限りではない。

  6) 本文中、または図・表中の変数は斜体で記載する。
  7) 印刷すべき本文以外の指定や注意書きなどはすべて朱書する。
  8) 脚注は、該当個所に<脚注1><脚注2>のように< >で囲み、本文の最後にまとめて記述する。
  9) 文中の記号で太字を使用する場合は、その記号の下に~(波線)を朱書し、イタリック(斜体)を使用する場合はその文字の下に朱書で-(アンダーライン)と指定する。
  10) 専門用語については、簡単な用語説明を添付することが望ましい。また本文中に使用する記号には必ず説明をつける。
  11) 用語は原則としてJISの表記に従う。
  12) 欧米人の名前は原綴で表記する。
  13) 章のタイトルは「はじめに」「おわりに」「まとめ」は避け,その章の本質を言い表したものにする.
(5) 謝 辞:できるだけ避ける。特定事項についての援助への謝辞は本文中または脚注で記載した方がよい。
(6) 参考文献:入れなくてもよい。入れる場合は該当テーマに直接関係のある重要な文献で一般に入手できるものを原則として6件を限度に挙げられる。ただし、「道しるべ」は初学者を対象として文献等を紹介することを目的とした記事のため、この限りではない。以下に選択のためのガイドライン を示す。1)から順に選択することとし、必要なものに止めること。
  1) 本文を執筆する上で直接に参照および引用した文献
  2) 本文内で直接に参照した事項に関する文献
  3) 読者が直接的に、あるいは執筆者などを通して間接的に入手できる文献
  4) 内容の信頼性を保ち、それがその分野などで公知である文献
  5) 読者が本文の内容をより理解するために手助けとなる文献
  これら文献に関連のある本文中の引用箇所には、[1][2]のように[ ]で参考文献番号を挾み、末尾にその文献を参照順にまとめて記述する。
また、参考文献は原則として、雑誌の場合には、著者、標題、雑誌名、巻、号、ページ、発行年をこの順に記す。
   [例]
  1) 山田太郎:偏微分方程式の数値解法、情報処理、Vol.50, No.1, pp.6-10(Jan. 2009).
  2) Feldman, J. and Gries, D.: Translater Writing System, Comm. ACM, Vol.11, No.2, pp.77-113(1968).
  単行本の場合には、著者、書名、(必要ならば)ページ、発行所、発行年を、この順に記す。
   [例]
  3) 大山一夫:電子計算機、情報出版、東京(1991).
  4) Wilkes, M. V.: Time Sharing Computer Systems, McDonald, NewYork(1990).
(7) 付 録:長い数式の誘導の過程や、実験装置、計算機についての説明などの詳細が必要な場合、これを本文中に挿入すると論旨が不明瞭になるので、付録にする方がよい。
(8) 図(モノクロ写真およびカラー写真を含む):図-1のような通し番号と名称を和文または英文でつけ る。刷上り寸法は横幅80mmまたは160mmとし、高さは最大250mmとする。刷上り寸法の2~3倍大にきれいに書き、文字、記号などは印刷時に縮小 されることを考慮して大きめに書くこと。図は本学会でトレースする場合があるので、鉛筆書きでもよいが、トレースしにくい図は避けること。
(9) 表:表-1のような通し番号と名称を和文または英文でつける。刷上り寸法は横幅80mmまたは160mmとし、高さは最大250mmとする。刷上り寸法の2~3倍大にきれいに書き、文字、記号などは明瞭に記入する。
なお、図・表の希望位置は印字原稿または原稿用紙上に赤字で指示すること。誌面の都合上希望どおりにいかない場合もある。また、カラーの写真・図などは経費の関係上同一ページにまとめることもある。
(10) 著者紹介:著者紹介は、著者1名につき100文字以内の紹介文を以下の順で記述する。現職、略歴、現在の主たる研究テーマ、著訳書、所属する他学会、E-mail、URLアドレス。

5.原稿の提出

5.1 原稿の提出方法

本文(プレーンテキスト、LaTeX、MS Word、RTFファイルなど)および図・写真データをE-mailにて提出する。
ただし、
1)図・写真はEPS、TIFF、JPEG、GIF、PICT、BMP、 PowerPoint、Photoshop、Illustratorのいずれかの形式とする。
2)LaTeXの場合は整形済みのPDFファイルも添付のこと。

5.2 原稿の送付先

 原稿、提案の送付先、および問合せ先は次のとおりである。ただし、事務局より別途指示がある場合はそのとおりとする。

〒101-0062 東京都千代田区神田駿河台1-5 化学会館4F
一般社団法人情報処理学会 会誌編集部門
Tel(03)3518-8371 Fax(03)3518-8375
E-mail:editj@ipsj.or.jp (@を半角にしてください)

6.著 作 権

 別に定める「情報処理学会著作権規程」に準ずる。特別な事情によりこれに添えない場合は、投稿時に必ず文書で申し出ること。
(1)図・写真などを引用する場合は、その所有者に必ず了解を得た上で、その出典を明記する。
(2)商標もしくは登録商標を使用する場合は該当個所(初出のみ)にその旨を明記する。
(3)記事中に挿入されるサンプルコード等は誰でも自由に利用できるものとする。
(4)別途事務局から送付する「著作権譲渡契約書」に署名し提出すること。

7.個人情報の取り扱い

 会誌に掲載された氏名・電子メールアドレス・略歴等は、以下でも公表される。不都合がある場合は、原稿送付時に必ず申し出ること。

  • 情報処理学会電子図書館、情報処理学会が発行するCD-ROM等のメディア、情報処理学会が許諾した外部サイト

8.そ の 他

(1)コピー:郵送中の紛失事故対策や照会の便宜などのため、原稿のコピーは必ず手元にとっておく。
(2)正誤:著者から正誤の申し出があった場合、正誤表を最近号に掲載する。
(3)別刷:依頼原稿の著者は原稿校正時に別刷を注文することができる。
(4)原稿料:依頼原稿の原稿料は別途定める。

以上

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