高度交通システム(ITS)研究フォーラム2023

高度交通システム(ITS)研究フォーラム2023

情報処理学会高度交通システムとスマートコミュニティ(ITS)研究会では、毎年、ITS研究フォーラムを開催し、ITSの現状と今後の研究・開発の課題に関する知識の共有、研究者間の交流の場として参りました。今回は、「スマートモビリティと社会課題」をテーマに招待講演者をお招きし、ITS分野で培った技術やサービスに対する異分野の社会課題の解決事例や期待について最新の動向を共有し、考える場といたしました。皆様のご参加をお待ちしております。 

※本会主催イベントにおける新型コロナウイルス感染症への対策について(2020.7.8)


webチラシ:情報処理学会高度交通システム研究フォーラム2023 
ITS研究会のページ:www.ipsj.or.jp/sig/its/

参加をご希望の方は、以下「参加申込」をご参照の上、情報処理学会マイページから参加申込をお願いいたします(当日でも申込可能ですが、参加申込受付はマイページからのみとなっております)。
非会員の方もマイページを開設してお申し込みください。
参加費無料の学生の方も、マイページからお申し込みが必要です 。
 

参加申込

現地会場にてご参加の方は、申込後に送信されるメールが参加章引換券となりますので、プリントアウトして当日受付にご提出ください。
学生の資格でご参加の場合は、当日学生証もお持ちください。
論文集は電子図書館(情報学広場)に掲載を予定しております。
論文集へのアクセスついては別途ご案内予定です。

日  程 : 
2023年1月12日(木) 10:30〜17:00
 
会  場 : 日本科学未来館 コンファレンスルーム土星(〒135-0064 東京都江東区青海2丁目3番6号 )and オンライン
  
 <現地参加の方へのお願い>
(1)発熱や咳、全身痛などの症状がある場合、行事への参加前に医療機関にご連絡のうえ、受診いただきますようお願いいたします。
    また、体温が37.5度以上ある場合は、会場での参加はお断りします。
    厚生労働省新型コロナウイルス感染症電話相談窓口
    TEL:0120-565653(フリーダイヤル) 午前9時~午後9時まで 日本語対応
(2)風邪や季節性インフルエンザ対策と同様に、咳エチケットや頻繁な手洗い、手指消毒など感染症対策に努めるようお願いいたします。
(3)会場ではマスクの着用をお願いいたします。また、手指のアルコール消毒液を行うようお願いいたします。
(4)ご自身の体調に不安がある場合は、オンラインでご参加くださいますようお願いいたします。
(5)運営スタッフなどがマスクを着用して対応します。あらかじめご了承くださるようお願いいたします。

    皆さまの健康と安全のためにご理解・ご協力のほど、よろしくお願いいたします。

主  催 : 情報処理学会高度交通システムとスマートコミュニティ(ITS)研究会
協  賛 : ITS Japan
       情報処理学会モバイルコンピューティングと新社会システム(MBL)研究会
       情報処理学会マルチメディア通信と分散処理研究会(DPS)研究会
       情報処理学会グループウェアとネットワークサービス(GN)研究会

お問合せ : 情報処理学会ITS研究会 ITS研究フォーラム担当 sig-its-forum2023(at)sig-its.ipsj.or.jp ※"(at)"を"@"に変えてお送りください。 

参加費
参加費(税込)
参加種別 金額
情報処理学会正会員・ITS Japan会員・協賛研究会準登録会員 5,000円
情報処理学会ITS研究会登録会員 3,500円
その他 7,000円
学生(社会人学生を除く)    0円

申込方法
 : 
以下アイコンのいずれかよりお申込みください。

非会員の方もマイページ開設が必要です。開設には費用はかかりません。 
 非会員の方で既にマイページを開設済みの方は、そちらのIDでお申込み可能です。
※ITSならびに協賛研究会登録会員の費用で参加される場合で、該当する研究会にまだ登録されていない方は
 マイページより研究会登録をしてから研究フォーラム参加のお申込みを行ってください。
※ITSジャパン会員の方は、申込方法のアイコンでは、〔非会員のまま参加したい方〕をクリックしてください。 
 参考:研究会に登録する

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**お申込みの際の注意事項**

  • 現地会場にてご参加の場合も参加費の当日現金払いは出来ません。参加費のお支払いはマイページより原則2月9日までにお願いいたします。請求書・領収書もマイページよりダウンロード可能です。 参考) マイページの利用方法:お支払い
  • ご所属機関からのお支払で2月9日までに振込が間に合わない場合は、マイページのお支払いメニューの支払予定情報登録に支払予定日等の情報を必ずご記入ください。
  • 参加申込後、やむを得ず参加を取り消される場合は、以下照会先に1月5日までに必ずご連絡ください。1月5日までに取り消しの連絡のない場合は、準備の都合上、参加費を徴収させていただきますのでご了承ください。

領収書について
  領収書は入金後にマイページよりダウンロード出来ます。領収書は1回しか発行できません
  ので、日付、宛名、但し書きをよく確認してから発行してください。クレジットカード決済
  の場合は即時発行が可能ですが、それ以外は入金済になるまで2~14営業日程かかります。
  参考)マイページの利用方法:お支払い / マイページに関するよくある質問

照会先
       〒101-0062 東京都千代田区神田駿河台1-5 化学会館4F
       一般社団法人 情報処理学会 調査研究 研究部門   E-mail:sig"at"ipsj.or.jp 
 

プログラム

10:30〜10:40 開会挨拶 ITS研究会主査 徳永 雄一(金沢工業大学)
 
10:40〜11:20 堀口 良太(株式会社アイ・トランスポート・ラボ)
【ITSx今昔】ITSの温故知新
ITSという言葉が登場してから四半世紀が過ぎ、現在の道路利用者は目に見えないものも含めて多くの恩恵を受けられるようになっている。講演者は交通シミュレーションの研究開発や普及促進、交通データ解析に取り組んできた経歴から、様々なITSサービスの社会インパクト評価に携わってきた。講演では、ITSのシステムやサービスといった「表側」の発展とともに、データやプレイヤー、あるいは社会の受容性といった「裏側」の変遷も俯瞰しながら、これからのITSへの期待を込めて、四半世紀を振り返ってみたい。
 
11:20〜12:00 新倉 聡(公益財団法人日本道路交通情報センター)
【ITS×制御】交通制御と信号制御(交通信号機の実体)
 毎日見なれている信号機、全国に点在する信号機は約2万基存在する。全国どこでも同じ点灯をしているはずの信号機、でもよく見るとその運用方法は微妙に異なっていることがあります。同じような交差点規模や似通った道路に設置されている信号機も管理者によって設置手法・形態、運用方法に違いがあります。個々の信号機制御を通して交差点における交通制御を俯瞰してみます。自動運転社会の到来により、交差点における交通制御を理解の上整理しておく必要が強く求められているので例を挙げて解説していきます。
 
12:00〜13:10 休憩
 
13:10〜13:30 高度交通システムとスマートコミュニティ研究会 令和3年度優秀論文賞、優秀発表賞表彰式
 
13:30〜14:10 佐藤 昌之(ITS Japan 法務主査)
【ITSx法律】国連が取り組む自動運転の国際的法整備~WP.1「道路交通安全作業部会」より~
 自動運転の実現には社会的受容性の形成が非常に重要である。本講演では社会的受容性の形成に大きく影響する自動運転に係る法的問題の紹介と2022年9月にスイスのジュネーブに於いて開催された「WP.1 道路交通安全作業部会 第85回会合」における議論等、自動運転に関する国連の国際的法整備状況についての報告を行う。
 
14:10〜14:50 日下部 貴彦 (阪急阪神ホールディングス(株)グループ開発室DXプロジェクト推進部 データアナリシスディレクター)
【ITS×まちづくり】阪急阪神DXプロジェクトにおけるデータ基盤整備とその活用
 阪急阪神ホールディングスグループで推進しているDXプロジェクトを実例として、データ基盤を含むプラットフォーム整備の方向性、これを活用したデータ分析をキーにした施策実施やその将来像について紹介する。
 
14:50〜15:30 ポスターセッション・休憩
 
15:30〜16:10 稲垣 裕亮(株式会社NJS 開発本部ドローン開発部長 兼 株式会社FINDi代表取締役) 
【ITS x インフラ維持管理】UAV等を活用したインフラ点検の効率化の取り組み
 インフラ資産の老朽化に対して、効率的かつ効果的な点検調査の実施が強く求められています。下水道管路をはじめとする閉鎖性空間でのUAV活用に着目し専用機体を開発しました。この開発内容と現状の取組みついて、他のインフラ点検等の内容を含めて紹介します。
 
16:10〜16:50 鎌田 高造( 一般財団法人日本デジタル道路地図協会 理事長)
【ITSx地図】デジタル道路地図の現状と未来
ITSという言葉が登場する以前から、ナビ用地図は道路網を一次元複体で表現する形で実装されてきた。自動運転では詳細な道路情報を必要とするが、工事規制、気象、信号、突発的障害物等を含むなど、それはもはや従前の道路地図の範疇を超えている。このような時代にあっても、DRM協会が整備しているデジタル道路地図は、道路管理に適したアジャイルな道路デジタルツインであり続けることで生き延びていきたいと考えている。
 
16:50〜17:00 閉会挨拶
 

個人情報について

参加申込にてご提供頂いた個人情報は、情報処理学会プライバシーポリシーに則って適切に管理します。同意いただいたうえでお申し込みください。なお、研究会幹事より直接ご連絡させていただく場合もございますのでご了承願います。

参考) 情報処理学会プライバシーポリシー