AI TECH TALK
●開催日時:3月3日(木) 9:30-11:30
例年に続き本年度も開催決定。本企画ではAI技術に関連した各企業のビジネスにおける取り組みを紹介します。機械学習・ディープラーニングなど急速に発展する人工知能関連テクノロジーについて、ビジネスの最前線を担う各企業の技術部門の方が実際の取り組みを語ります。当日は複数の企業が登壇してプレゼン及び質疑応答を行う予定です。
参加企業
タイムスケジュール
09:30~09:40 オープニング
09:40~10:00 富士通株式会社(富士通研究所)
10:00~10:20 株式会社C8LINK
10:20~10:40 株式会社センスタイムジャパン
10:40~10:50 アンケート・クロージング
09:40~10:00 富士通株式会社(富士通研究所)
10:00~10:20 株式会社C8LINK
10:20~10:40 株式会社センスタイムジャパン
10:40~10:50 アンケート・クロージング
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企業紹介
富士通株式会社(富士通研究所)
【講演タイトル】企業におけるAIシステムの品質の考え方とその技術開発
【講演内容】AI技術適用の裾野は多種多様な産業へと広がり、今や品質保証クリティカルな分野にも足を踏み入れています。企業におけるAI技術の活用にあたり、信頼性・安全性など品質に対する懸念も上がりつつあり、AIシステムの特性に応じた品質保証の枠組みや技術開発が求められています。富士通株式会社 人工知能研究所では、こうした社会状況や各種業界団体の標準を踏まえ、AIシステムの開発から運用までのライフサイクルを考慮した品質保証技術の研究開発を行っています。本講演では、企業におけるAIシステム開発の背景・品質的課題にはじまり、当社で研究中の高耐性学習技術HDLや、自動モデル修復技術について解説・紹介します。中川 尊雄(富士通株式会社 研究本部 人工知能研究所 AI品質PJ)
【略歴】2017年奈良先端科学技術大学院大学博士後期課程修了。博士(工学)。同年、株式会社富士通研究所入社。2017年~2020年ソフトウェアのテスト技術の研究開発に従事。2021年吸収合併により富士通株式会社所属、AIモデルの自動修正技術の研究開発に従事。同年より兼務にて産業技術総合研究所 特定集中研究専門員として部分出向、AIシステムの品質保証プラットフォームの研究開発に参画中。
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株式会社C8LINK
【講演タイトル】エンタメ分野で培ったAI技術の非エンタメ分野への社会実装事例
【講演内容】ゲーム制作の現場で培ったさまざまな技術を「エンタメ分野ではなく一般の業種とコラボする」ことで、常に新しい展開を行っています。本セッションでは、東京2020オリンピックの開会式で注目を浴びた「ドローンショー」のドローン制御技術において、数百台規模の編隊飛行をAI技術を活用してフライトを行った弊社事例の紹介。また、3Dプリンタを活用したプロダクト製品開発においてAI技術を用いた3Dデータ制作事例の紹介。さらに、石川県の伝統工芸である加賀友禅とのコラボにおいて、AI技術とパーソナルデータの組み合わせでオリジナルマークを作り、それらをNFTマーケットプレイスへと展開した事例の紹介、などを行います。竹田 太志(株式会社C8LINK 代表取締役)
【略歴】広告・デザイン会社、ゲーム制作会社での経験の後、3DCGデザインとテクノロジーを組み合わせ、「ゲーム業界で培った技術をエンタメ以外の分野に活用し社会実装していく」ことを主軸とした会社「クリパリンク」を創業。xR関連の取り組み、広告業界とメタバースの親和性、NFTによる新たなアート市場の構築、さらに、地方ならではの素材(食や工芸といった文化)とAIやテクノロジーのかけ合わせについて研究開発を行う。
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株式会社センスタイムジャパン
【講演タイトル】自動運転や安全な道路交通システムを実現するAI技術開発
【講演内容】センスタイムジャパンは、 世界最高水準のディープラーニング技術を活用した画像認識技術を独自開発・提供している企業です。自動運転/運転支援など車載事業をメインとし、高いロバスト性に強みを持ったDNN画像認識技術の開発に取り組んでいます。最近では、事業ドメイン間で共通の要素技術を活用して、幅広い分野に向けた新規事業展開を加速しています。本講演では新規事業の一例として、交通インフラ・ITS(Intelligent Transport Systems:高度道路交通システム)分野で弊社が取り組んでいるAI技術開発を紹介します。
平野 健一(株式会社センスタイムジャパン 研究開発センター ソフトウェア開発チーム チームマネージャー)
【略歴】2002年 松下電器産業株式会社(現、パナソニック株式会社)入社、デジタル家電の組み込みソフトウェア開発に従事。2007年 株式会社キーエンス入社、マシンビジョンのアプリケーションソフトウェア開発に携わる。2019年6月、株式会社センスタイムジャパン入社。ソフトウェア開発チームマネージャーとして、車載向け(自動運転/運転支援)、その他事業ドメイン向け(ITS、不動産など)のソフトウェアプロダクト開発を推進。