DAシンポジウム2014

DAシンポジウム2014 - システム設計技術とLSI設計技術 -

  システムやLSIの設計技術は、情報家電、携帯機器、コンピュータ、ネットワークシステムなど現在および将来の電子装置の進歩を支える設計のキーテクノロジーであります。そのテクノロジを支える中心的技術の一つである設計自動化(DA)技術は、RTL・論理レベル、レイアウト、テストといった各分野において飛躍的な進歩を遂げてきました。近年、集積回路微細化技術の進展によりシステムLSIが実現可能となり、従来のDA分野にソフトウェア、ハードウェア協調設計や組み込みシステム設計方法論などが加わり、システムレベル設計技術とよばれる新たな分野を形成しております。また、実際の設計に適用しての性能評価などにも関心が高まりつつあります。設計言語、設計資産(IP)などの国際的な標準化活動も活発化しております。
  本シンポジウムではこうしたシステムとLSIの設計技術全般の進展に貢献するべく、最新の技術動向や研究内容などの技術情報の交換を目的として発表と討論の場を提供するものです。参加ご希望の方は、期日までにお申込み下さい。

日  時
  2014年8月28日(木)13:00~18:50(受付12:00開始予定)
        8月29日(金) 09:00~15:30
会  場  ホテル下呂温泉水明館(岐阜県下呂市幸田1268)
     Tel:0576-25-2801 HP: http://www.suimeikan.co.jp

主  催
  情報処理学会 システムとLSIの設計技術研究会
     http://www.ipsj.or.jp/sig/sldm/
後  援  下呂市コンベンションビューロー
     http://www.hida-gero.jp/index.html

同時(連続)開催

   同時開催
     第16回 組込みシステム技術に関するサマーワークショップ http://swest.toppers.jp/
   連続開催
     VDECデザイナーズフォーラム 2014 http://www.vdec.u-tokyo.ac.jp/DesignersForum/Forum14.html

参加申込


参加費(いずれも論文集代、宿泊費、懇親会費を含む。消費税込)
SLDM研究会登録会員
27,000円
情報処理学会正会員
32,000円
学生
23,000円
非会員
35,000円
論文集のみ
 6,000円

※宿泊は基本的に4名程度の相部屋(男女別、分煙)になります。
    部屋割りにつきましては幹事団に御一任をお願いしています。

申込締切 : 2014年7月18日(金)

申込方法

学会Webページの参加申込書よりお申込み下さい。 ※発表申込は締め切りました。
※2009年度より参加費のお支払い方法に当日の現金払いがなくなりました。事前の振込みをお願いします。
    (振込は原則8月末までですが、9月以降になる場合は、その旨ご連絡ください。)

※論文集のみの場合は申込方法が異なります。
以下の内容を、9月30日までに研究部門宛にE-mail(sig"at"ipsj.or.jp)にてお送り下さい。
電子図書館(情報学広場)からダウンロードするためのチケット番号をメールにてお送りします。
論文集の詳細は下記「論文集について」の項をご参照ください。
    [氏名 、勤務先、送付先住所(勤務先 / 自宅)、郵便番号、住所、Tel 、E-mail、
      請求書 :  通、 見積書 :  通、 納品書 :  通、請求書記載名義]

  ◆参加申込に関する注意点◆
  • 参加申込後、やむを得ず参加を取り消される場合は、申込締切日までにお願いします。取り消しの連絡のない場合は、準備の都合上、参加費を徴収いたします。
  • DAシンポジウム2014参加申込みをした時点で参加章引換券を兼ねた申込受信確認のメールを自動送信いたします。受領確認のメールをプリントアウトして、当日お持ちいただき、受付にご提出下さい。万一、左記メールが届かなかった場合、お手数ですが下記の【申込/照会先】まで、電話またはE-mailにてご連絡下さい。(参加章引換券、プログラム、会場案内等の郵送は行いません。会場案内等は、頭記 URL にてご確認下さい。)
  • DAシンポジウムは、原則として開催日程通しての参加となっております。やむをえず部分的に参加される場合には減額します。(宿泊なしの場合、 12,000円(学生は8,000円)を減額します。なお、宿泊せずに懇親会に参加する場合は、懇親会分として6,000円(学生は4,000円)をお支 払いいただきます。)
  • 本行事申込書に記載の個人情報は、本シンポジウム運営(例えば、部屋割り作業や部屋割り名簿での氏名開示なども含む)以外の目的に使用いたしません。
  • DAシンポジウムは、自由闊達な議論を行うために、カジュアルな服装での参加を推奨しています。

振込先

こちらのページのいずれかに振込みをお願いいたします。
2012年4月よりクレジットカード決済も導入しています。クレジットカード決済でのお支払をご希望の方には、参加申込後に決済方法と請求書番号をメールでお送りしますので、オンラインでクレジットカード決済を行って下さい。※クレジットカード決済を選択される場合は、「クレジットカード決済システム導入についてのご案内」のページを事前に必ずご確認ください。※請求書は希望された方にのみお送りします。
 

請求書・領収書について

情報処理学会が発行するDAシンポジウムの請求書・領収書の額は、上記参加費の通りとなります。宿泊費、参加費個々の内訳は請求書に記載されません。参加費個々の内訳に関しては、当日、別紙にてお渡しいたします。
 

申込/照会先

〒101-0062 東京都千代田区神田駿河台1-5 化学会館4F
一般社団法人 情報処理学会 研究部門 シンポジウム係
E-mail:sig"at"ipsj.or.jp("at"を@に置き換えて下さい) Tel(03)3518-8372 Fax(03)3518-8375

 

論文集について

今年度より,論文集を完全デジタル化しますので,紙媒体での論文集の提供は行いません.参加申込をしていただいた方には,論文集が公開されましたら(公開日:2014年8月21日),電子図書館(情報学広場)からダウンロードするためのチケット番号とダウンロード方法をメールにてお送りします.

 

プログラム

特別企画

◆DAS/SWEST合同基調講演
講演タイトル:SKYACTIVエンジン開発
講演者:人見 光夫(マツダ自動車)

◆VDECデザイナーズフォーラム/DAS合同基調講演
講演タイトル:SPARC64 XIfx: Fujitsu’s Next Generation Processor for HPC
講演者:吉田 利雄(富士通株式会社)

◆特別セッション「システム設計技術の現場と今後の展望」
講演タイトル:システム構築視点からの半導体デバイスへの期待
講演者:田中輝明(三菱電機株式会社)

講演タイトル:膨大な数で構成される自律型無線センサーネットワークシステム設計
講演者:山下浩一郎(株式会社富士通研究所)

講演タイトル:プラットフォーム設計論
講演者:高田広章(名古屋大学)

★お知らせ★ 1日目午後は、以下の2企画を並行開催します。
◆アルゴリズムデザインコンテスト
   昨年に引き続き、ナンバーリンクパズルの解法と速度を競うアルゴリズムデザインコンテストを実施致します。
http://www.sig-sldm.org/designcontest.html
   (「ナンバーリンク」は株式会社ニコリの登録商標です)
◆ポスターセッション

プログラム

8月28日(木)
 
○[13:00~13:10]DAシンポジウム2014開会の挨拶


●[13:20-14:50] セッション1A: SWEST/DAS合同基調講演
(1A-1) SKYACTIVエンジン開発
   ○人見 光夫(マツダ自動車)

●[15:10-16:10] セッション2A: ばらつき(1)   座長: 密山 幸男(高知工科大)
(2A-1) 3996トランジスタにおけるNBTI劣化の統計的ばらつき
   ○粟野皓光、廣本正之、佐藤高史(京大)
(2A-2) トポロジー可変な遅延モニタ回路を用いたトランジスタ毎の静的及び動的特性ばらつきの評価
   ○Islam A.K.M. Mahfuzul、小野寺秀俊(京大)
(2A-3) 感度可変リングオシレータを用いた省面積デバイスパラメータばらつき推定手法
   ○飯塚翔一、樋口裕磨、橋本昌宜、尾上孝雄(大阪大)

●[15:10-16:10] セッション2B: システム設計   座長: 松永 裕介(九大)
(2B-1) ネットワーク型マルチFPGAシステムを対象としたタスク割り当て手法
   ○片野弘規、戸川望(早大)、青木孝、関原悠介、中西衛(NTT)
(2B-2) 蓄電池冷却のモデル化と検証
   ○北川友貴、瀬川明大、福井正博(立命館)
(2B-3) 蓄電池スマートセンサーの実装と評価
   ○河原林直記、山本祐介、林磊、福井正博(立命館大)

●[15:00-16:20] セッション2C: アルゴリズムデザインコンテスト
(2C-1) Simpath法に基づいたナンバーリンクソルバ
   篠原明日香、野村孔明、手嶋一夫、高島康裕(北九州市大)
(2C-2) SATを用いたナンバーリンクソルバーの高速化
   池田祐一、津島雅俊、Trung Anh Dinh、山下茂(立命館大学)
(2C-3) 発見的アルゴリズムによるナンバーリンクソルバ
   多和田雅師、阿部晋矢、川村一志、藤代美佳(早大)
(2C-4) ZDDに基づくグラフ列挙ツールGraphillionを用いたナンバーリンクの解法
   安田宜仁(JST ERATO)、鈴木浩史(北大)、岩下洋哲(富士通研)、
   中澤吉男(アマチュアプログラマ)、湊真一(北大/JST ERATO)
(2C-5) 接続性を考慮したナンバーリンクソルバ
   川口純樹、増子駿、本多孝広、小平行秀(会津大)
(2C-6) SAT型制約ソルバーを用いたナンバーリンクの解法
   田村直之、宋剛秀、番原睦則(神戸大)、鍋島英知(山梨大)
(2C-7) 領域分割を用いたCHORD-LAST法に基づくナンバーリンク解法
   田中雄一郎、高橋篤司(東工大)

●[15:00-17:30] セッション2D: ポスターセッション
(2D-1) Simpath法に基づいたナンバーリンクソルバ
   篠原明日香、野村孔明、手嶋一夫、高島康裕(北九州市大)
(2D-2) SATを用いたナンバーリンクソルバーの高速化
   池田祐一、津島雅俊、Trung Anh Dinh、山下茂(立命館大学)
(2D-3) 発見的アルゴリズムによるナンバーリンクソルバ
   多和田雅師、阿部晋矢、川村一志、藤代美佳(早大)
(2D-4) ZDDに基づくグラフ列挙ツールGraphillionを用いたナンバーリンクの解法
   安田宜仁(JST ERATO)、鈴木浩史(北大)、岩下洋哲(富士通研)、
   中澤吉男(アマチュアプログラマ)、湊真一(北大/JST ERATO)
(2D-5) 接続性を考慮したナンバーリンクソルバ
   川口純樹、増子駿、本多孝広、小平行秀(会津大)
(2D-6) SAT型制約ソルバーを用いたナンバーリンクの解法
   田村直之、宋剛秀、番原睦則(神戸大)、鍋島英知(山梨大)
(2D-7) 領域分割を用いたCHORD-LAST法に基づくナンバーリンク解法
   田中雄一郎、高橋篤司(東工大)
(2D-8) 要因別誤差追跡に基づく安全な数値演算論理の自動設計
   瀬尾雄三(シグナル・プロセス・ロジック)
(2D-9) Mask Optimization With Minimal Number of  Convolutions Using Intensity Difference Map
   Ahmed Awad, Atsushi Takahashi(Tokyo Institute of Technology),
   Satoshi Tanaka, Chikaaki Kodama(Toshiba)
(2D-10) ブロック融合レイアウト方式に基づく計装アンプ開発及びその製造性評価手法の検討
   平田拓哉、西埜竜太、中武繁寿(北九州市大)、宮川昌士、下山正家、淡野公一(宮崎大学)、
   山田明宏(A.LSIデザイン株式会社)
(2D-11) 連立一次方程式に対する共役勾配法のGPU実装と実験的評価
   浅野翔太郎、稲木雅人、永山忍、若林真一(広島市大)

●[16:20-17:40] セッション3A: ばらつき(2)   座長: 橋本 昌宜(阪大)
(3A-1) リングオシレータの発振周波数測定から求めたアンテナダメージによる初期および経年劣化評価
   ○岸田亮、大島梓、籔内美智太郎、小林和淑(京都工繊大)
(3A-2) リング型発振器の経年劣化と特性ばらつきの相関の評価
   ○籔内美智太郎、岸田亮、大島梓、小林和淑(京都工繊大)
(3A-3) 遅延ばらつき許容量を調整できるRDRアーキテクチャ向け高位合成手法
   ○萩尾勇太、柳澤政生、戸川望(早大)
(3A-4) Suspicious Timing Error Predictionを用いた回路全体の遅延ばらつきに対するロバスト設計
   ○吉田慎之介、史又華、柳澤政生、戸川望(早大)

●[16:20-17:40] セッション3B: 合成技術       座長: 岩垣 剛(広島市大)
(3B-1) PPCにおけるLUT挿入位置最適化の定量的評価
   ○都築匠(奈良先端大)、原祐子(東工大, 独立行政法人さきがけ)、
   山下茂(立命館大)、中島康彦(奈良先端大)
(3B-2) DDL素子を用いた非同期式細粒度パイプライン回路の論理合成用ライブラリ
   ○今井雅(弘前大)
(3B-3) 高位合成技術による動き検出技術のハードウェア化及び改良手法の検討
   ○永井翔太、神戸尚志(近畿大)、藤田玄(大阪電通大)
(3B-4) レート歪み最適化による量子化の高速化とそのハードウエア化検討
   ○森口元気、神戸尚志(近畿大)、藤田玄(大阪電通大)

●[17:50-18:50] セッション4A: 低消費電力設計   座長: 中武 繁寿(北九州市大)
(4A-1) 製造ばらつきを考慮した極低電圧動作向けフリップフロップの設計手法
   ○鎌苅竜也、西澤真一、石原亨、小野寺秀俊(京大)
(4A-2) 電源電圧に応じてトランジスタサイズを最適化可能なセルライブラリの生成システム
   ○西澤真一、石原亨、小野寺英俊(京大)
(4A-3) ニアスレッショルド電圧動作に適した単一電源で動作する高歩留まりオンチップメモリの設計
   ○塩見準、石原亨、小野寺秀俊(京大)

●[17:50-18:50] セッション4B: 高位合成   座長: 原 祐子(東工大)
(4B-1) フロアプランを考慮したマルチプレクサ削減FPGA高位合成手法
   ○藤原晃一、阿部晋矢、川村一志、柳澤政生、戸川望(早大)
(4B-2) 多段演算チェイニングを利用した配線遅延を考慮した高位合成手法
   ○寺田晃太朗、柳澤政生、戸川望(早大)
(4B-3) 外部割込みのハンドラを含むプログラムからの高位合成
   ○伊藤直也、石浦菜岐佐(関西学院大)、冨山宏之(立命館大)、神原弘之(京都高度技術研究所)


8月29日(金)

●[9:00-10:20] セッション5A: 物理設計   座長: 新田 泉(富士通研)
(5A-1) PLLの物理レイアウト自動生成を目指した設計手法
   ○釡江典裕、土谷亮、石原亨、小野寺秀俊(京都大)
(5A-2) ブロック融合レイアウト方式に基づく計装アンプ開発及びその製造性評価手法の検討
   ○平田拓哉、西埜竜太、中武繁寿(北九州市大)、
   宮川昌士、下山正家、淡野公一(宮崎大)、山田明宏(A.LSIデザイン)
(5A-3) 可変成形型電子ビーム露光データ生成のためのレイアウトのL型分割手法
   ○星克也、藤吉邦洋(東京農工大)
(5A-4) Mask Optimization With Minimal Number of Convolutions Using Intensity Difference Map
   ○Ahmed Awad, Atsushi Takahashi(Tokyo Institute of Technology),
   Satoshi Tanaka, Chikaaki Kodama(Toshiba)

●[9:00-10:20] セッション5B: 高位設計   座長: 永山 忍(広島市大)
(5B-1) コンパイラ生成のためのASIP必要命令セット判定手法
   ○由井暁大、劉戴勲、武内良典、今井正治(大阪大)
(5B-2) 要因別誤差追跡に基づく安全な数値演算論理の自動設計
   ○瀬尾雄三(シグナル・プロセス・ロジック)
(5B-3) 4-to-1セレクタ論理及び2-to-1セレクタ論理を利用したバイリニア補間演算器の設計と評価
   ○塩雅史、柳澤政生、戸川望(早大)
(5B-4) セレクタ論理を適用したバイリニア補間演算器を用いた画像拡大縮小回路のFPGA実装
   五十嵐啓太、柳澤政生、戸川望(早大)

●[10:30-11:50] セッション6: 特別セッション「システム設計技術の現場と今後の展望」   
    座長: 福井 正博(立命館大)
(6-1) システム構築視点からの半導体デバイスへの期待
   ○田中輝明(三菱電機)

(6-2) 膨大な数で構成される自律型無線センサーネットワークシステム設計
   ○山下浩一郎(富士通研)

(6-3) プラットフォーム設計論
   ○高田広章(名古屋大)

●[13:00-14:20] セッション7A: 信頼性   座長: 金本 俊幾(ルネサス)
(7A-1) 65nmデバイスモデルを用いたセル間距離によるMCU率の定量化的な評価
   ○張魁元、古田潤、小林和淑(京都工繊大)
(7A-2) 低電力向け65nmプロセスにおける回路およびレイアウト構造の相違によるソフトエラー耐性の評価
   ○山口潤己、張魁元、古田潤、小林和淑(京都工繊大)
(7A-3) 28nm UTBB FD-SOIプロセスにおける冗長化によらない耐ソフトエラーフリップフロップ構造の検討
   ○神田翔平、古田潤、小林和淑(京都工繊大)
(7A-4) 電源ノイズ起因電気的故障を対象としたソフトウェアベース高速エラー検出手法の性能評価
   ○増田豊、橋本昌宜、尾上孝雄(大阪大)

●[13:00-14:20] セッション7B: アルゴリズム・ソルバ   座長: 細川 利典(日大)
(7B-1) SATソルバを用いた高速なATPG手法の開発
   ○松永裕介(九大)
(7B-2) SAT型制約ソルバーを用いたナンバーリンクの解法
   ○田村直之、宋剛秀、番原睦則(神戸大)、鍋島英知(山梨大)
(7B-3) 領域分割を用いたCHORD-LAST法に基づくナンバーリンク解法
   ○田中雄一郎、高橋篤司(東工大)
(7B-4) 連立一次方程式に対する共役勾配法のGPU実装と実験的評価
   ○浅野翔太郎、稲木雅人、永山忍、若林真一(広島市立大)

●[14:30-15:20] セッション8A: VDECデザイナーズフォーラム/DAS合同基調講演
(8A-1) SPARC64 XIfx: Fujitsu’s Next Generation Processor for HPC
   ○吉田 利雄(富士通)

○[15:20-15:30] DAシンポジウム2014閉会の挨拶

 

DAシンポジウム2014論文募集(募集は終了しました)

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DAシンポジウム 2014
論文募集
- システム設計技術とLSI設計技術 -
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お詫び: 締切延長(5/30)のお知らせ

  拝啓、益々のご健勝のこととお慶び申し上げます。
  平素は格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。

  この度、DAシンポジウム2014に多数の投稿を頂き、誠にありがとうございました。

  一般投稿は、当初スケジュール通りの5/23(金)に募集を打ち切らせて頂きましたが、幹事団の不手際により、申込みを5/30(金)に延長する旨を誤ってHPに表示してしまいました。
  その表示をご覧になられて、投稿を延期された方がいらっしゃるということで、多大なご迷惑をお掛けしたことを、心よりお詫び申し上げます。

  この度、幹事団内で協議を行い、「延長の案内をご覧になられた方が不利益を被ってはいけない」 という結論に至り、投稿申込みフォームを再オープンし、5/30(金) 23:59までの投稿を有効とさせて頂くことと致しました。

  この度は、大変なご迷惑をお掛けして、誠に申し訳ございませんでした。
2014年5月28日
DAシンポジウム2014 幹事団一同


  システムやLSIの設計技術は、情報家電、携帯機器、コンピュータ、ネットワークシステムなど現在および将来の電子装置の進歩を支える設計のキーテクノロジーであります。そのテクノロジを支える中心的技術の一つである設計自動化(DA)技術は、RTL・論理レベル、レイアウト、テストといった各分野において飛躍的な進歩を遂げてきました。近年、集積回路微細化技術の進展によりシステムLSIが実現可能となり、従来のDA分野にソフトウェア、ハードウェア協調設計や組み込みシステム設計方法論などが加わり、システムレベル設計技術とよばれる新たな分野を形成しております。また、実際の設計に適用しての性能評価などにも関心が高まりつつあります。設計言語、設計資産(IP)などの国際的な標準化活動も活発化しております。
  本シンポジウムではこうしたシステムとLSIの設計技術全般の進展に貢献するべく、最新の技術動向や研究内容などの技術情報の交換を目的として発表と討論の場を提供するものです。

  なお、本シンポジウムはSWEST16(第16回組込みシステム技術に関するサマーワークショップ)と同時開催、VDECデザイナーズフォーラム2014と連続開催し、ソフトウェアを含むシステムからLSIの試作評価まで含めた広い設計技術に関して、討論を行うことができます。

本シンポジウムに関する最新情報は、システムとLSIの設計技術研究会Webでご覧になれます。

日  程 : 2014年8月28日(木)~8月29日(金)
会  場 : 下呂温泉水明館(岐阜県下呂市幸田)
                 http://www.suimeikan.co.jp/
主  催  : 情報処理学会 システムとLSIの設計技術研究会(SLDM)


○論文募集要項

  論文分野

  システム設計技術
  • 設計自動化 (DA)
    要求仕様定義 要求仕様記述・検証,システム仕様記述・ソフト記述生成
    システム仕様レベル システム仕様記述,ハード/ソフト協調設計・検証,システム性能見積り,トランザクションレベルモデリング (TLM)
    アーキテクチャレベル ハード/ソフト分割,アーキテクチャ合成,高位合成,インタフェース合成など
  • 設計手法 要求仕様定義, モデルベース設計, ソフトウェア開発手法, PCB・実装設計
  • 設計事例 UML適用, システム性能評価, リアルタイムOS, NoC, リコンフィギャラブル, 耐故障システム, 診断, ネットワーク応用, システム応用 (車載, 電源網解析など)
    LSI設計技術
  • 設計自動化 (DA)
    機能・論理レベル  HDL,RTL・論理シミュレーション,論理エミュレーション,論理合成,形式検証,タイミング解析・検証
    物理設計 フロアプラン・配置配線,レイアウト検証,シグナルインテグリティ,リソグラフィ,回路シミュレーション,EMC
    テスト テストパタン生成,故障解析,診断,テスト容易化設計等
  • 設計手法 シグナルインテグリティ,IP・再利用設計,ライブラリ化,低消費電力, 熱解析
  • 設計事例 SiP/PoP,3D-IC,高周波設計,新世代メモリ設計,設計教育
    アルゴリズムデザインコンテスト関連 ナンバーリンク*1パズルの解法/ソルバ


○発表形式
  一般講演セッション、ポスターセッション、一般講演およびポスターセッションの3形式とします。
  今回は、一般講演の他に、SWESTとの共同企画としてポスターセッションを予定しています。異なる分野の技術者と交流を深めるよい機会ですので、ぜひとも積極的なご応募をお願いします。ポスターセッションでのノートPC等 の持ちこみによるデモンストレーションを希望する場合は、研究発表申込書にその旨を記載願います。別途検討します。
  一般講演、ポスターセッションともに、発表分野を限定しません。一般講演での設計事例発表、ポスターセッションでの設計技術の発表も歓迎します。
  また、複数または単独の企業ならびに大学で、特別セッションを設けて発表を希望する場合は、研究発表申込書にその旨を記載願います。できる限り希望に添うようにセッション編成する方針です。
  なお、シンポジウム運営上、一般講演セッションのみ、またはポスターセッションのみを希望した場合でも、ポスターセッションまたは一般講演、もしくはその両方への変更をお願いすることがありますので、ご了承の程お願いします。


○アルゴリズムデザインコンテスト
  昨年に引き続き、ナンバーリンク*1パズルの解法と速度を競うアルゴリズムデザインコンテストを実施致します。実機による求解+ポスター発表形式です。解法の一般講演発表は必須ではありませんが歓迎します。詳細につきましては、別紙「アルゴリズムデザインコンテスト開催概要」を参照下さい。また、昨年度の様子は、以下のURLから参照することができます。
http://www.sig-sldm.org/designcontest.html


○応募方法
  1. Webフォームによる申込とします。
    下記 URL のフォームに、アブストラクト(300字程度)、投稿論文の分野及びキーワード(5ワード以内)、発表形式、その他必要事項を記載の上、ご投稿ください。
    折り返し、申込受信のメールを自動送信いたします。万一、左記メールが届かなかった場合、お手数ですが 末尾に記載の【申込/照会先】まで、お電話にてご連絡ください。
    https://www.ipsj.or.jp/02moshikomi/event/event-da2014-toukou.html 論文募集は終了しました。

  2. 採録された場合、下記期日までに論文を提出してください。 論文は2008年度までの研究会発表形式(A4 縦長原稿)で6頁とします。
    ただし、ポスターセッションのみの場合に限り、2~6頁(偶数を推奨)とします。

○スケジュール
  論文(アブストラクト)応募締切    2014年 5月23日(金) → 30日(金)23:59まで
  採否通知                             2014年 6月13日(金)
  カメラレディ最終論文提出締切  2014年 7月18日(金)


○その他
  参加申込方法については、詳細が決まり次第、システムとLSIの設計技術研究会 Webページにて掲載いたします。
  http://www.sig-sldm.org/


○申込/照会先

  〒101-0062
  東京都千代田区神田駿河台1-5 化学会館4F
  一般社団法人情報処理学会 シンポジウム係
  E-mail:sig”at”ipsj.or.jp   Tel (03)3518-8372  Fax (03)3518-8375

  *1「ナンバーリンク」は株式会社ニコリの登録商標です)