第104回MUS研究発表会
第104回音楽情報科学研究発表会
開催案内
第104回情報処理学会音楽情報科学研究会 参加案内
音楽情報科学研究会では,コンピュータと音楽とが関わり合うあらゆる場面を活動対象とする学際的研究会として,今年設立21周年目を迎え,いっそう活発な議論が繰り広げられています.
今回開催の第104回の研究会でも,音楽の分析・理解,作曲・生成などの音楽情報科学の幅広いテーマについて,最新の音楽情報科学の研究成果が発表されます.
ここ数年の間に音楽情報科学のテーマで博士号を取得された方々による討論やデモセッションなど,魅力的な企画も用意しております.
デモセッションへの飛び入りデモは引き続き応募可能です.
皆様の参加をお待ちしております.
■ 討論セッション「新博士さんいらっしゃい!」(二日目/8月26日)
司会:竹川佳成(公立はこだて未来大学),
登壇者:糸山克寿(京都大学),大石康智(NTTコミュニケーション科学基礎研究所),橘秀幸(東京大学),寺澤洋子(筑波大学),土井啓成(株式会社ドワンゴ),平野砂峰旅(京都精華大学),深山覚(産業技術総合研究所),松原正樹(筑波大学)
ここ数年の内に音楽情報分野で学位を取得したフレッシュな方々を迎えて,それぞれの方の研究内容,博士課程進学の動機,夢, 挫折, 転機などを熱く語っていただくセッションです.
これから学位を取ろうと思っている後輩の方々はロールモデルを探してみてください.
社会人の先輩の方々はこれからどんな技術を一緒に産み出していけるか想像してみてください.
■ デモセッションへの飛び入りデモ募集(原稿必要なしのデモ)
研究報告に掲載するデモ募集は締め切りましたが,デモ発表会場のスペースはまだ少しありますので,「原稿の必要ない」デモ発表を募集致します.
枠に限りはありますが,原稿も必要ないので,気楽にデモできるチャンスです.
そのようなデモをご希望される方は,早めにご連絡下されば場所などの調整をします.
まずはデモをご検討されている方は,相談を含めご連絡を下さい.
(もし,研究会当日にまだ枠があれば,その場で本当の飛び入りデモも可能です)
照会先:平井重行(E-mail: contact[at]sigmus.jp)
■ 日程・会場
日程: 8月25日(月),26日(火),27日(水)
会場: 京都大学 総合研究8号館NSホール
http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/access/campus/map6r_y.htm
59番の建物です.
■ ポジションペーパー名札
音楽情報科学研究会では従来から参加者の交流促進や議論活性化に活用できるポジションペーパー名札を導入しています.
聴講のみのご参加の方も上記ページの説明をよくお読みになって,参加当日までに同様の名札を作成して会場へご持参されることをお勧めします.
■ 参加費
研究会登録者・準登録者:無料
研究会非登録者 情報処理学会正会員:2,000円
研究会非登録者 情報処理学会非会員:3,000円
学生: 情報処理学会学生会員:500円
学生: 情報処理学会学生非会員:1,000円
注) 論文は紙でなくPDFでの配付になりますので,パソコン等をご持参下さい.
■ 懇親会
研究会一日目終了後に懇親会を会場近くで行います.
食事をしながら音楽情報科学研究の議論を深めるチャンスなので,ぜひご参加ください!
日時:8月25日(月) 18:30~20:30
会場:京都大学 吉田食堂(予定)
参加費:一般 4000円,学生 2000円(当日研究会会場受付で集金します)
申込み:以下のURLから8月18日(月)までに行ってください.
■ ライブ動画中継
研究発表のインターネットを利用した動画中継を,[ニコニコ生放送]および[Ustream]にて行います.
■ プログラム
==8月25日(月)=============
□ 13:00 受付開始
□ 13:30-15:00 音楽情報検索
(1) QueryShare: 音楽の探索的検索のためのクエリを検索・推薦可能なインタフェース
○濱崎雅弘(産業技術総合研究所),後藤真孝(産業技術総合研究所)
(2) 確率的生成モデルに基づく音楽の類似度とありがち度の推定に関する検討
○中野倫靖(産業技術総合研究所),吉井和佳(京都大学),後藤真孝(産業技術総合研究所)
(3) シーケンシャルパターンマイニング拡張による特徴的なコード進行の抽出手法
○篠原 透(電気通信大学),沼尾雅之(電気通信大学)
□15:15-16:45 音楽ゲーム・電子楽器
(4) 聴覚障害学生に向けたタッピングゲームの開発と印象調査
○狩野 直哉(筑波大学),松原正樹(筑波大学),寺澤洋子(筑波大学 / JSTさきがけ),平賀瑠美(筑波技術大学)
(5) ゲームの直感的なインターフェースに向けたリアルタイムでの打音検出 -音のボタン-
○安部 武宏(無所属),佐古淳(無所属)
(6) GHI2014 - 楽器が光ってもいいじゃないか
○長嶋 洋一(静岡文化芸術大学)
□17:00-18:00 自動採譜
(7) 2次元LRパーサに基づく実演奏MIDI信号からの自動採譜
○高宗 典玄(東京大学),亀岡弘和(東京大学 / NTTコミュニケーション科学基礎研究所),嵯峨山茂樹(明治大学)
(8) 出力合流隠れマルコフモデルに基づく多声部音楽のリズム採譜
○中村 栄太(国立情報学研究所),小野順貴(国立情報学研究所),嵯峨山茂樹(明治大学)
□18:30-20:30
懇親会
==8月26日(火)=============
□9:30-11:00 多重音解析
(9) 多重音基本周波数解析のための無限重畳離散全極型モデル
○吉井 和佳(京都大学),糸山克寿(京都大学),後藤真孝(産業技術総合研究所)
(10) ケプストラム距離正則化に基づく多重音解析
○樋口 卓哉(東京大学),亀岡弘和(東京大学 / NTTコミュニケーション科学基礎研究所)
(11) 音楽音響信号中の調波音の周波数特性およびドラムの音色の置換システム
○中村 友彦(東京大学),吉井和佳(京都大学),後藤真孝(産業技術総合研究所),亀岡弘和(東京大学 / NTTコミュニケーション科学基礎研究所)
□11:15-12:30
(12) 新博士によるパネルディスカッションIV 「新博士さんいらっしゃい!」
司会:竹川佳成,平田圭二(公立はこだて未来大学)
登壇者:糸山克寿(京都大学),大石康智(NTTコミュニケーション科学基礎研究所),橘秀幸(東京大学),寺澤洋子(筑波大学),土井啓成(株式会社ドワンゴ),平野砂峰旅(京都精華大学),深山覚(産業技術総合研究所),松原正樹(筑波大学)
□13:30-15:00 音楽同期
(13)結合動的モデルに基づく音響信号アライメント
○前澤 陽(京都大学 / ヤマハ株式会社),糸山克寿(京都大学),吉井和佳(京都大学),奥乃博(早稲田大学),河原達也(京都大学)
(14) MachineDancing: ダンス動作データの自動分析に基づく音楽に連動したダンス生成手法
○深山 覚(産業技術総合研究所),後藤真孝(産業技術総合研究所)
(15) TextAlive: 音楽に同期した歌詞アニメーションのKinetic Typography制作環境
○加藤 淳(産業技術総合研究所),中野倫靖(産業技術総合研究所),後藤真孝(産業技術総合研究所)
□15:15-16:45 楽曲生成
(16) 遷移確率を用いた自動作曲
○藤原 和弘(関西大学),高橋智一(関西大学),鈴木昌人(関西大学),青柳誠司(関西大学)
(17) 規則的に生成した4音符からなる楽曲を用いた楽曲の心地よさに関する客
観評価指標
○梅村 祥之(広島工業大学)
(18) 空間指向性を含む音楽構成の検討
○石野 力(関西大学),中祐介(関西大学),吉田侑矢(関西大学),松井雄佑(関西大学),米澤朋子(関西大学)
□16:50-17:10
デモセッション概要発表
□17:10-19:00
(19) デモンストレーション:音楽情報処理の研究紹介XIII
「スコア追従に基づく演奏-映像インタラクション(仮)」前澤陽,中村吉就(ヤマハ)
「LiVo: 母音列への歌詞アライメントによるリアルタイム歌唱合成演奏のための歌詞操作インタフェース」山本和彦(ヤマハ / 東京大学)
「混合音中の歌声 F0 軌跡に対する歌唱表現転写システム」池宮由楽(京都大学)
「自律型演奏表情付けシステムにおける演奏生成過程の可視化の検討(仮)」奥村健太(名古屋工業大学)
「Bluetoothを用いてグループ化されたミュージックプレイヤー」末次尚之,鈴木潤一(日本大学)
「遷移確率を用いた自動作曲」藤原和弘(関西大学)
「ウェアラブルデバイス連携BGMプレイヤーの試作」石先広海(KDDI研究所)
「リスト構造に基づく作曲支援システム」菅野幸夫(岡山理科大学)
「SOJIC(ソージック) 演奏できる掃除機」植木淳也(京都工芸繊維大学)
「カラオケのための Wii タンバリンの試作」木下尚洋 (日本大学)
「カラオケのための Wii タンバリンの試作」木下尚洋 (日本大学)
□ プログラム
==8月27日(水)=============
□9:30-11:00 音楽分析
(20) Beyond GTTMism - 音楽の意味論と計算体系
○平田 圭二(公立はこだて未来大学),東条敏(北陸先端科学技術大学院大学),浜中雅俊(京都大学),松原正樹(筑波大学)
(21) タイムスパン部分木一致率に基づく楽曲間類似度
○浜中 雅俊(京都大学),平田圭二(公立はこだて未来大学),東条敏(北陸先端科学技術大学院大学)
(22) 整数計画法に基づく多声音楽のモチーフ分析 —集合分割問題としての定式化—
○田中 翼(音楽家),藤井浩一(株式会社NTTデータ 数理システム)
□11:15-12:15 歌声・歌詞
(23) 混合音中の歌声F0軌跡に対する歌唱表現転写システム
○池宮 由楽(京都大学),糸山克寿(京都大学),吉井和佳(京都大学),奥乃 博(早稲田大学)
(24) LiVo: 母音列への歌詞アライメントによるリアルタイム歌唱合成演奏のた
めの歌詞操作インタフェース
○山本 和彦(ヤマハ株式会社 / 東京大学)
□12:15-13:00
全体討論
ベストプレゼン賞表彰
閉会
-------------
会場担当:糸山克寿(京都大学)・吉井和佳(京都大学)
プログラム担当:深山覚(産業技術総合研究所)・大島千佳(日本学術振興会/ 佐賀大学)
懇親会担当:平野砂峰旅(京都精華大学)
デモ担当:平井重行(京都産業大学)
受付担当:阪上大地(KORG)
主査:平賀瑠美(筑波技術大学)
幹事:北原鉄朗(日本大学)/馬場哲晃(首都大学東京)/平田圭二(公立はこ だて未来大学)/吉井和佳(京都大学)/亀岡弘和(NTTコミュニケーション科学基礎研究所/東京大学)
問い合わせ先:contact[at]sigmus.jp
発表募集
□■ 情報処理学会 音楽情報科学研究会 第104回研究発表会(夏のシンポジウム) 発表募集 ■□ 音楽情報科学研究会(SIGMUS)の第104回研究発表会(夏のシンポジウム)の発表を募集します。 20年続く音楽情報科学の研究成果発表の場に、皆様の研究成果をぜひお出しください。 また、今年度より音楽情報科学研究会では学生対象の表彰を行います。 年度末に優秀な研究発表を表彰するもので、音学シンポジウムのポスター発表を初回とし、 年度内に行われる研究会すべての学生発表全体から1件を表彰します。 今回の夏のシンポジウムでの発表も対象となりますので、学生の方々は奮ってご参加ください。 8月25日(月)~8月27日(水)の3日間、通常の一般発表やデモセッションの他に、 オーガナイズドセッションも募集いたします。 一般発表、デモセッションの発表、オーガナイズドセッションの提案、 それぞれ締切日が異なりますので、 ご注意の上、下記の発表申込要領に沿って、ご応募ください。 ■日時・会場 日程:2014年8月25日(月)~27日(水) 会場:京都大学 総合研究8号館NSホール http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/access/campus/map6r_y.htm 59番の建物です. 照会先:糸山克寿(E-mail: contact[at]sigmus.jp) ■一般口頭発表 申込締切:2014年7月7日(月) 原稿締切:2014年7月30日(水) ※厳守 発表申込フォーム: https://ipsj1.i-product.biz/ipsjsig/MUS/ 照会先:深山覚(E-mail: contact[at]sigmus.jp) ※SIGMUSでは2012年度から原則としてすべての登壇発表に対し、 インターネットを利用した研究発表の動画中継・アーカイブを実施しています。 http://www.sigmus.jp/?page_id=966 をご覧になった上で、もし動画中継を希望しない場合には、発表申込フォーム内 の【研究会への連絡事項】欄に、上記のセッション希望の後に、「インターネッ ト中継を希望しない」と記入してください。 ※発表申込フォームが利用できない方は、下記にメールでご連絡ください。 照会先: 深山覚(E-mail:contact[at]sigmus.jp) ※論文原稿の作成では、情報処理学会の下記URLを参照してください。 http://www.ipsj.or.jp/kenkyukai/genko.html ■オーガナイズドセッション オーガナイズドセッションは、 オーガナイザ(本研究会の登録員)に自由に企画していただくセッションです。 例えば、特定のテーマの発表を揃えたい、招待講演とデモ大会を開きたい、 通常より長いQ&Aで深い議論をしたいなどです。 奮ってご応募頂きますようお願い申し上げます. 提案締切:2014年6月23日(月) 提案可否通知:2014年6月30日(月) 照会先:平田圭二(E-mail: contact[at]sigmus.jp) 【応募方法】 下記の各項目を埋めて以下の照会先に電子メールでお送りください。 1. セッション名 2. オーガナイザの氏名、所属、連絡先 オーガナイザ全員分をお知らせください。リーダ氏名に○をお付けください。 3. セッションの狙いとキーワード(合わせて400字以内) 4. セッション構成(案)(400字以内) もしすでに発表者や講演者の候補、講演タイトルが挙がっていれば お知らせください。当日変更になっても構いません。 5. 原稿の件数と長さ どの発表者や講演者がどれくらいの長さの予稿を執筆するかをお知らせください。 オーガナイズドセッションの記録を研究報告に積極的に残すことにご協力ください。 ご応募頂きましたセッション提案は、 SIGMUS運営委員会で審査した後、可否をご連絡いたします。 また、採用されたセッション提案はSIGMUS公式サイト、CFP、ML等で公表いたします。 質問や問い合わせなどは、上記照会先までお願いいたします。 【過去のオーガナイズドセッション】 ・「生成音楽の評価学」(第102回研究会) ・「ピアノ学習者の熟達化モデルの構築」 (第102回研究会) など ■デモセッション デモセッションでは、楽器演奏などのパフォーマンスを伴う発表形式や、 通常の発表では発表しにくそうな思いつきで作ってしまったシステム、 お蔵入りになったがどうしても披露したいもの、開発中のもの、 以前に発表したがそれ以降デモンストレーションの機会に恵まれていないシステム、 まで幅広く募集します。 デモ発表一件あたり情報処理学会研究報告の半ページ分(2段組みの1段分) の原稿(画像含む)を提出していただく予定です。 発表希望される方は,次の内容のメールをお送りください。 詳細については,追って担当者からご連絡差し上げます。 【応募方法】 下記の内容で照会先に電子メールをお送りください。 宛名: contact[at]sigmus.jp (担当:平井重行) 件名: SIGMUSデモセッション参加希望 内容: デモ発表名(仮題でもOK) 利用予定電力量([ W ]にて表記願います)、その他要望・条件など(任意) 研究会の最新情報につきましては、研究会Webページをご覧ください。 音楽情報科学研究会 http://www.sigmus.jp/ ■第104回研究会担当 ・企画担当 平田圭二(未来大)/ 平井重行(京都産大) ・会場担当 糸山克寿 (京都大学) ・プログラム担当 深山覚 (産業技術総合研究所) 主査: 平賀瑠美(筑波技術大) 幹事: 北原鉄朗 (日本大学)/馬場哲晃 (首都大学東京)/ 平田圭二(公立はこだて未来大学)/吉井和佳(京都大学)/ 亀岡弘和(NTTコミュニケーション科学基礎研究所)