第100回MUS研究発表会

第100回音楽情報科学研究発表会

標記の研究発表会はペーパレスで行います(貸し出し用のUSBメモリもご用意しています)。
  • 研究会に登録されている方
    研究報告は開催初日の1週間前(=公知日)に電子図書館当日用サイト(登録会員用)で公開します。

  • 研究会に登録されていない方
    当日受付で資料閲覧用のアカウント情報(URL,ID,PW)をお渡しいたします。
    尚、研究会にご登録いただくことで当研究会のバックナンバーも含めて全て電子図書館でご購読いただけます。登録に関しては 研究会に登録する」のページをご参照ください。

開催案内・プログラム

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「SIGMUS第100回記念シンポジウム」
(情報処理学会 音楽情報科学研究会 第100回研究発表会)
の参加案内(会場:東京大学)
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URL: http://www.sigmus.jp/?page_id=2151

2013年度、情報処理学会 音楽情報科学研究会(SIGMUS)は発足20周年を迎え、年
間を通じた様々な企画を予定しています。その中でもさらに記念すべき第100回
研究発表会は、「SIGMUS第100回記念シンポジウム」として、8月31日(土)~9
月2日(月)の3日間、様々なイベント企画と共に200名の会場で盛大に開催しま
す。通常の一般発表やデモセッションの他に、第100回を記念したオープニング
セッションとして、SIGMUS歴代主査による「SIGMUS20周年記念祝賀スピーチ」と、
若手研究者による「音楽と音楽情報処理の未来」で初日が幕開けします。スペシ
ャルセッションとして、産業界からの招待講演を含む「歌声情報処理最前線!!!」
と「産業界も推進する音楽情報処理」を、二日目と三日目に開催します。20周年
記念で、予稿集は有料ですが、聴講は無料です。二日目の招待講演の聴講と懇親
会は事前申し込みが必要です(招待講演聴講と懇親会の事前申し込みは7月中旬
に開始予定)。

■オープニングセッション「SIGMUS20周年記念祝賀スピーチ」(初日/8月31日)
当研究会歴代主査により、SIGMUSの20年間を振り返り、その20周年を祝うスピー
チをリレー形式でお届けします。

■オープニングセッション「音楽と音楽情報処理の未来」(初日/8月31日)
才気煥発な若手研究者による丁々発止のひな壇トーク!
ビッグデータ、スーパーコンピュータ、ネットワークなど目まぐるしくホットト
ピックが移り変わっていく中、私たちは音楽と音楽情報処理に軸足を置いて価値
ある成果を生み出し続けていきたいと願っています。研究アプローチ、技術の歴
史認識、科学と芸術の関係、社会連携などなどざっくばらんに語り合いましょう。

■スペシャルセッション「歌声情報処理最前線!!!」(二日目/9月1日)
2010年7月の第一回、2012年2月の第二回に引き続き、第三回目のスペシャルセッ
ション「歌声情報処理最前線!!!」を開催します。近年、歌声に関する研究活動
が世界的に活発に取り組まれ、学術的な観点からだけでなく、産業応用的な観点
からも注目を集めています。歌声合成文化をリードする産業界からの招待講演4
件に加え、一般講演8件も交えながら、歌声情報処理分野の進歩と学術成果を知
ることができるセッションにできればと考えています。
  【招待講演】(発表順)
	- 剣持 秀紀(ヤマハ株式会社)
	- 伊藤 博之(クリプトン・フューチャー・メディア株式会社)
	- 大崎 誠(株式会社セガ)
	- 佐々木 渉(クリプトン・フューチャー・メディア株式会社)

■スペシャルセッション「産業界も推進する音楽情報処理」(三日目/9月2日)
産業界の視点から音楽情報処理研究を見て、社会的位置付けや今後について考え
るインダストリセッションを開催します。音楽情報処理技術に関連する企業6社
を招いて、製品やサービスを通じた事業やそこでの技術について招待講演をして
頂きます。研究・開発・営業など様々な場面でのトピックの紹介と共に、今後の
音楽情報処理研究を含むコンピュータと音楽との関係について、各社の立場から
意見や展望、要望などを出して頂き、皆で議論を行う予定です。
  【招待講演】(発表順)
	- 村上 昇 (株式会社インターネット)
	- 岡 雅章 (株式会社河合楽器製作所)
	- 国本 利文 (ヤマハ株式会社)
	- David Zicarelli (Cycling'74 / via MI7 Japan)
	- 土田 善紀 (株式会社スクウェア・エニックス)
	- 宮島 靖 (ソニー株式会社) 

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【開催概要】

■日時・会場
日時: 2013年8月31日(土)~ 9月2日(月)
会場: 東京大学武田先端知ビル(VDEC)5階 武田ホール
住所: 〒113-0032  東京都文京区弥生2-11-16
交通: http://www.vdec.u-tokyo.ac.jp/Guide/access.html
   地下鉄 千代田線 根津駅1番出口より 徒歩5分
   地下鉄 南北線 東大前駅1番出口より 徒歩10分

※「デモセッション」は初日の夜、懇親会は二日目の夜に開催します。
※会場にネットワーク接続環境はありません。


■研究会参加費
情報処理学会音楽情報科学研究会(SIGMUS)は発足20周年であり、広く一般の方にも
ご来場いただき音楽情報処理の最新の研究に触れていただきたいという願いから、
今年度の研究発表会は
	■■■ 聴講のみであればどなたでも無料 ■■■
でご参加いただけます。
二日目の夕方の「招待講演聴講」(無料)と夜の「懇親会」(有料)は、
個別に事前申し込みが必要ですが(詳細は後日ご案内します)、
それ以外は事前申込不要です。直接会場にお越しください。

予稿集が必要な場合は、通常通りの下記の参加費を頂くことになります。
  研究会登録者・準登録者:無料
  一般: 情報処理学会正会員:2,000円
  一般: 情報処理学会非会員:3,000円
  学生: 情報処理学会学生会員:500円
  学生: 情報処理学会学生非会員:1,000円
  (http://www.ipsj.or.jp/kenkyukai/sanka.html)
 注) 論文は紙でなくPDFでの配付ですので、パソコン等をご持参ください。


■懇親会
懇親会は同じ会場で立食形式で行います。
食事をしながら議論を深めるチャンスなので、ぜひご参加ください!
事前申し込みの詳細は後日ご案内します。

日時:2013年9月1日(日)18:00-20:00
場所: 東京大学武田先端知ビル(VDEC)5階 武田ホールホワイエ
参加費:一般4000円、学生2000円(当日研究会会場受付で集金します)


■ポジションペーパー名札
音楽情報科学研究会では従来から参加者の交流促進や議論活性化に活用できる
ポジションペーパー名札を導入しています。
	http://www.sigmus.jp/?page_id=1223
聴講のみのご参加の方も上記ページの説明をよくお読みになって、参加当日までに
同様の名札を作成して会場へご持参されることをお勧めします。


■ライブ動画中継
研究発表のインターネットを利用した動画中継を、
ニコニコ生放送およびUstreamにて予定しています。
少なくともUstreamで中継された動画はアーカイブされます。


■託児スペース
今回の記念シンポジウムは、子連れでもご参加頂けるよう、発表会場近くに
託児スペースを設けます。また、研究会でベビーシッター手配を行うことが
可能です。さらに、研究会からベビーシッター利用料の補助を出すことについても
検討中です。利用をご検討の方は、お気軽にご相談ください。

託児スペース照会先:平賀瑠美(筑波技術大学)
	E-mail: contact[at]sigmus.jp

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【研究発表会プログラム】

注) 一般発表は1件20分(発表15分 + 質疑5分)ですが、座長の判断により、
  各セッションにおいて最大10分まで質疑が延長されることがあります。

8月31日(土)

● 08:30 受付開始

● 開会の辞:09:00-09:10

● オープニングセッション「SIGMUS20周年記念祝賀スピーチ」:09:10-09:35
	オーガナイザー: 平賀 瑠美 (筑波技術大学)

● オープニングセッション「音楽と音楽情報処理の未来」:09:35-11:40
	オーガナイザー: 平田 圭二 (公立はこだて未来大学)

● 昼休み:11:40-13:00

● セッション「感情・聴取」: 13:00-14:30(1件20分x4 + 質疑延長10分)

(1) MusiCuddleを利用した長調/短調の違いによる感情変化
大島 千佳 (日本学術振興会/佐賀大学), 中山 功一 (佐賀大学大学院), 伊藤 直樹 (インターメディアプランニング),
西本 一志 (北陸先端科学技術大学院大学), 安田 清 (京都工芸繊維大学/千葉労災病院), 細井 尚人 (袖ヶ浦さつき台病院), 
奥村 浩, 堀川 悦夫 (佐賀大学大学院)

(2) 2ch NIRSを用いた音楽聴取時の脳活動解析
掛川 茉祐 (東京工科大学大学院), 小宮山 諒 (東京工科大学), 菊池 眞之 (東京工科大学/東京工科大学大学院)

(3) 旋律の演奏表情を考慮した言語モデルに基づく自動伴奏生成
宮田 佳奈, 酒向 慎司, 北村 正 (名古屋工業大学)

(4) Does the Audience Hear My Heart? —作曲者意図と楽曲リスナーの印象の比較—
EVANS BENJAMIN LUKE, 棟方 渚, 小野 哲雄 (北海道大学大学院)

● セッション「音楽音響信号」: 14:40-16:10(1件20分x4 + 質疑延長10分)

(5) 楽器音に対する仮想音源のパラメータ推定
糸山 克寿, 奥乃 博 (京都大学)

(6) 既存楽曲のコード進行を編集できる音楽音響信号加工法
深山 覚, 後藤 真孝 (産業技術総合研究所)

(7) 歌唱者の異なる同一楽曲の検索に適した音楽指紋
高田 怜, 喜田 拓也 (北海道大学)

(8) モノラル音響信号に対する音源分離のための無限半正定値テンソル分解
吉井 和佳 (産業技術総合研究所), 富岡 亮太 (東京大学), 
持橋 大地 (統計数理研究所), 後藤 真孝 (産業技術総合研究所)

● セッション「ピアノ・合奏」: 16:20-17:50(1件20分x4 + 質疑延長10分)

(9) 名演奏家の合奏録音における伴奏者の演奏タイミング制御の分析
和田 静花, 堀内 靖雄, 黒岩 眞吾 (千葉大学)

(10) マーカレス運指認識と音列照合の統合によるピアノ演奏スキル評価システムの提案
岡 明也, 有賀 治樹, 杉山 健太朗, 橋本 学 (中京大学), 長田 典子 (関西学院大学)

(11) 連続デプス画像解析に基づく仮説検証型ピアノ運指認識手法
有賀 治樹, 岡 明也, 橋本 学 (中京大学), 長田 典子 (関西学院大学)

(12) ピアノロール画像の比較による旋律類似性評価手法の検討 -若干の音高の違いを許容する旋律概形の比較評価-
柴崎 正浩 (芝浦工業大学大学院), 鈴木 泰山 (ピコラボ), 米村 俊一 (芝浦工業大学大学院)

● デモセッション: 18:00-19:30

(13) デモンストレーション:音楽情報処理の研究紹介XII


9月1日(日)

● 08:30 受付開始

● セッション「音楽解析・鑑賞」: 09:00-10:30(1件20分x4 + 質疑延長10分)

(14) 楽曲パート混合オーディオ同士の楽譜なしアライメント手法
前澤 陽 (ヤマハ), 奥乃 博 (京都大学大学院)

(15) 呼吸の位相に音楽フレーズを合わせて呈示した場合のアンケート調査報告
佐藤 尚, 白木 善史, パブロ・ナバ ガブリエル, 鎌本 優, 守谷 健弘 (NTTコミュニケーション科学基礎研究所)

(16) Songle: Web上の楽曲の中身を音楽理解技術で推定する能動的音楽鑑賞サービス
後藤 真孝, 吉井 和佳, 中野 倫靖 (産業技術総合研究所)

(17) ギター演奏者の習熟度に合わせた音響信号からのタブ譜自動生成
矢澤 一樹, 糸山 克寿, 奥乃 博 (京都大学)


● スペシャルセッション「歌声情報処理最前線!!!」について: 10:40-10:50
	オーガナイザー: 後藤 真孝 (産業技術総合研究所)

● スペシャルセッション「歌声情報処理最前線!!!」第1部: 10:50-12:20(1件20分x4 + 質疑延長10分)

(18) 鼻歌検索システムのための楽曲からのボーカルメロディ推定
角尾 衣未留, 井上 晃, 西口 正之 (ソニー株式会社)

(19) ポピュラー音楽における歌声の印象評価語を自動推定するシステム
金礪 愛 (早稲田大学), 中野 倫靖, 後藤 真孝 (産業技術総合研究所), 菊池 英明 (早稲田大学)

(20) 伴奏付き歌唱に含まれる歌い方要素の個別抽出
池宮 由楽, 糸山 克寿, 奥乃 博 (京都大学大学院)

(21) 様々な歌手が同じ曲を歌った歌声の多様さを活用するシステム
都築 圭太 (筑波大), 中野 倫靖, 後藤 真孝 (産業技術総合研究所), 山田 武志, 牧野 昭二 (筑波大)

● 昼休み:12:20-13:30

● スペシャルセッション「歌声情報処理最前線!!!」第2部: 13:30-15:00(1件20分x4 + 質疑延長10分)

(22) 混合ガウス過程に基づく歌声音量軌跡の生成過程モデル
大石 康智, 亀岡 弘和 (NTTコミュニケーション科学基礎研究所), 
持橋 大地 (統計数理研究所), 柏野 邦夫 (NTTコミュニケーション科学基礎研究所)

(23) トピックモデルを用いた歌声特徴量の分析
中野 倫靖, 吉井 和佳, 後藤 真孝 (産業技術総合研究所)

(24) スペクトルモーフィングによるグロウル系統の歌唱音声合成
Bonada Jordi, Blaauw Merlijn (Universitat Pompeu Fabra), 才野 慶二郎, 久湊 裕司 (ヤマハ)

(25) 異なった時間軸を持つ複数の歌声の実時間モーフィングについて
河原 英紀 (和歌山大学), 森勢 将雅 (山梨大学), 坂野 秀樹 (名城大学)

● スペシャルセッション「歌声情報処理最前線!!!」招待講演: 15:10-16:20(1件35分x2)

(26) 剣持 秀紀(ヤマハ株式会社)
(27) 伊藤 博之(クリプトン・フューチャー・メディア株式会社)

● スペシャルセッション「歌声情報処理最前線!!!」招待講演: 16:40-17:50(1件35分x2)

(28) 大崎 誠(株式会社セガ)
(29) 佐々木 渉(クリプトン・フューチャー・メディア株式会社)

● 懇親会: 18:00-20:00


9月2日(月)

● 08:30 受付開始

● セッション「音楽構造・応用」: 09:00-10:30(1件20分x4 + 質疑延長10分)

(30) Hough変換を用いた楽曲構造の境界抽出
三浦 亮, 寺島 裕貴, 喜田 拓也 (北海道大学)

(31) 明治維新以降における日本での流行歌の構造分析
高際 辰弥 (東京工業大学大学院), 河瀬 彰宏 (国立国語研究所), 徃住 彰文 (東京工業大学大学院)

(32) 音楽理論GTTMに基づく議論タイムスパン木の生成方式とその評価
三浦 寛也 (公立はこだて未来大学大学院), 森 理美 (公立はこだて未来大学), 
長尾 確 (名古屋大学), 平田 圭二 (公立はこだて未来大学)

(33) The high-resolution MIDI format(eXtended Precision MIDI format)の仕様紹介と,研究分野での利用について
野池 賢二 (無所属), 池淵 隆, 片寄 晴弘 (関西学院大学)

● セッション「音楽システム・シーケンサ」: 10:40-12:10(1件20分x4 + 質疑延長10分)

(34)  ステップシーケンサを用いたコミュニケーションセッションシステムの提案
石野 力 (関西大学大学院), 米澤 朋子, 中 祐介 (関西大学), 吉田 侑矢 (関西大学大学院)

(35) 局所的接続性と大局的接続性に基づくメドレー曲自動生成手法
大野 将樹 (徳島大学大学院), 岡村 亮一 (スパイク・チュンソフト), 
獅々堀 正幹 (徳島大学大学院), 沼尾 雅之 (電気通信大学大学院)

(36) 音素材の自動挿入機能を備えたループシーケンサ
岡田 美咲, 山下 雄史, 北原 鉄朗 (日本大学)

(37) 和声学に基づく合唱譜自動作成システム”CMY”—転回系の実装と評価—
EVANS BENJAMIN LUKE, 棟方 渚, 小野 哲雄 (北海道大学大学院)

● 昼休み:12:10-13:30

● スペシャルセッション「産業界も推進する音楽情報処理」招待講演: 13:30-15:10(1件25分x4)

(38) 村上 昇 (株式会社インターネット)
(39) 岡 雅章 (株式会社河合楽器製作所)
(40) 国本 利文 (ヤマハ株式会社)
(41) David Zicarelli (Cycling'74 / via MI7 Japan)

● スペシャルセッション「産業界も推進する音楽情報処理」招待講演: 15:20-16:10(1件25分x2)

(42) 土田 善紀 (株式会社スクウェア・エニックス)
(43) 宮島 靖 (ソニー株式会社) 

● スペシャルセッション「産業界も推進する音楽情報処理」全体議論: 16:10-16:45
	オーガナイザー: 平井 重行 (京都産業大学)

● 表彰式、閉会の辞:16:55-17:15

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研究会の最新情報につきましては、研究会Webページをご覧ください。
  音楽情報科学研究会 http://www.sigmus.jp/

■SIGMUS第100回記念シンポジウム担当
・企画担当				平田圭二(未来大)/ 平井重行(京都産大)
・「歌声情報処理最前線!!!」企画担当	後藤真孝(産総研)
・受付・賞担当				森勢将雅(山梨大)
・会場担当				齋藤大輔(東京大)/ 深山 覚(産総研)
・プログラム担当			大島千佳(佐賀大)/ 堀内靖雄(千葉大)

主査:平賀瑠美(筑波技術大)
幹事:北原鉄朗(日本大)/後藤真孝(産総研)/馬場哲晃(首都大学東京)/
   三輪眞弘(情報科学芸術大学院大)/吉井和佳(産総研)

発表募集

□■ 「SIGMUS第100回記念シンポジウム」
   (情報処理学会 音楽情報科学研究会 第100回研究発表会) の発表募集 ■□
  http://www.sigmus.jp/?page_id=2017
2013年度、情報処理学会 音楽情報科学研究会(SIGMUS)は発足20周年を迎え、年
間を通じた様々な企画を予定しています。その中でもさらに記念すべき第100回
研究発表会は、「SIGMUS第100回記念シンポジウム」として、8月31日(土)~9
月2日(月)の3日間、様々なイベント企画と共に200名の会場で盛大に開催しま
す。通常の一般発表やデモセッションの他に、第100回を記念したオープニング
セッションとして、SIGMUS歴代主査による「SIGMUS20周年記念祝賀スピーチ」と、
若手研究者による「音楽と音楽情報処理の未来」で初日が幕開けします。スペシ
ャルセッションとして、産業界からの招待講演を含む「歌声情報処理最前線!!!」
と「産業界も推進する音楽情報処理」を、二日目と三日目にそれぞれ予定してい
ます(セッション名等は仮称で変更の可能性があります)。20周年記念で、予稿
集は有料ですが、聴講は無料です。二日目のみ聴講の事前申し込みが必要です。
一般発表をご希望の方は、下記の発表申込要領に沿って、6月24日(月)までに
ご応募ください。一般発表は、テーマを問わない通常セッションと、歌声に関連
した「歌声情報処理最前線!!!」セッションのいずれかを選択する必要がありま
す。いずれのセッションでも、研究発表の申し込み件数が多い場合には、一部の
発表が、通常の口頭発表形式ではなく、短い口頭発表とポスター発表を組み合わ
せた形式か、ポスター発表のみの形式になる可能性がありますので、ご了承くだ
さい。「デモセッション」の発表申し込みについては、6月下旬以降にご案内い
たします。
■オープニングセッション「SIGMUS20周年記念祝賀スピーチ」(初日/8月31日)
当研究会歴代主査により、SIGMUSの20年間を振り返り、その20周年を祝うスピー
チをリレー形式でお届けします。
■オープニングセッション「音楽と音楽情報処理の未来」(初日/8月31日)
才気煥発な若手研究者による丁々発止のひな壇トーク!
ビッグデータ、スーパーコンピュータ、ネットワークなど目まぐるしくホットト
ピックが移り変わっていく中、私たちは音楽と音楽情報処理に軸足を置いて価値
ある成果を生み出し続けていきたいと願っています。研究アプローチ、技術の歴
史認識、科学と芸術の関係、社会連携などなどざっくばらんに語り合いましょう。
■スペシャルセッション「歌声情報処理最前線!!!」(二日目/9月1日)
2010年7月の第一回、2012年2月の第二回に引き続き、第三回目のスペシャルセッ
ション「歌声情報処理最前線!!!」を開催します。近年、歌声に関する研究活動
が世界的に活発に取り組まれ、学術的な観点からだけでなく、産業応用的な観点
からも注目を集めています。歌声合成文化をリードする産業界からの招待講演に
加え、一般講演も交えながら、歌声情報処理分野の進歩と学術成果を知ることが
できるセッションにできればと考えています。
■スペシャルセッション「産業界も推進する音楽情報処理」(三日目/9月2日)
産業界の視点から音楽情報処理研究を見て、社会的位置付けや今後について考え
るインダストリセッションを開催します。音楽情報処理技術に関連する企業(6
社を予定)を招いて、製品やサービスを通じた事業やそこでの技術について招待
講演をして頂きます。研究・開発・営業など様々な場面でのトピックの紹介と共
に、今後の音楽情報処理研究を含むコンピュータと音楽との関係について、各社
の立場から意見や展望、要望などを出して頂き、皆で議論を行う予定です。

■日時・会場
日時: 2013年8月31日(土)~ 9月2日(月)
※「一般発表」は初日午後と三日目午前、「歌声情報処理最前線!!!」セッショ
ンは二日目、「デモセッション」は初日の夜、懇親会は二日目の夜をそれぞれ予
定しています。
会場: 東京大学武田先端知ビル(VDEC)5階 武田ホール
住所: 〒113-0032  東京都文京区弥生2-11-16
交通: http://www.vdec.u-tokyo.ac.jp/Guide/access.html
   地下鉄 千代田線 根津駅1番出口より 徒歩5分
   地下鉄 南北線 東大前駅1番出口より 徒歩10分

■発表申込要領
口頭発表申込締切: 2013年6月24日(月) ※締切ました!
原稿締切(予定): 2013年8月7日(水)  ※締切厳守
発表申込フォーム: https://ipsj1.i-product.biz/ipsjsig/MUS/
※発表申込フォーム内の【研究会への連絡事項】欄には、必ず、
 「歌声セッション希望」
 「一般セッション希望」
のどちらかを明記してください。前者はスペシャルセッション「歌声情報処理最
前線!!!」に、後者はそれ以外の一般セッションに優先的に割り当てますが、発
表件数の関係から、希望と違うセッションになってしまう可能性をご了承くださ
い。
※SIGMUSでは2012年度から原則としてすべての登壇発表に対し、
インターネットを利用した研究発表の動画中継・アーカイブを実施しています。
 http://www.sigmus.jp/?page_id=966
をご覧になった上で、もし動画中継を希望しない場合には、発表申込フォーム内
の【研究会への連絡事項】欄に、上記のセッション希望の後に、「インターネッ
ト中継を希望しない」と記入してください。