論文誌「新しい生活様式を見据えたインターネットと運用技術」特集 論文募集

論文誌「新しい生活様式を見据えたインターネットと運用技術」特集 論文募集

2021年2月10日
2021年5月12日更新
論文誌ジャーナル編集委員会


 2020年に入り新型コロナウイルス感染症(COVID-19)は世界的に猛威を振るい、この影響で企業活動や教育研究活動にも変化が求められています。感染症拡大を抑制するために急遽勧められたテレワークやオンライン授業などもその変化の一つと言えます。このような急速なデジタル・トランスフォーメーション(Digital Transformation:DX)の流れの中で、新たな問題や課題が見えてきました。 テレワークのためのリモートアクセスキャパシティの問題や、それらの脆弱性に対する攻撃など、これまで見られなかった攻撃が行われ始めています。また、オンラインだけではなくオンライン・オフラインのハイブリッド形式の授業や会議のあり方が模索され始めています。この様に今後の社会活動はこれまでとは異なり、「新しい生活様式」の実践が求められ、その実践にはICTのさらなる活用と強固な情報基盤が必要となります。

 本特集号では、COVID-19が世界的に収束することを願いつつ「新しい生活様式」を見据えたインターネットと運用管理技術に焦点を当て、これからの情報通信基盤の構築および活用に向けた最新の研究、開発、実験、運用等に関する論文を掲載します。また、理論中心ではなく実践の中で問題解決を図っており、他の環境においても有益であると考えられる論文を積極的に評価します。以上のことにより、情報システム等に関連する様々な運用技術の発展に寄与することを目指します。具体的には以下のようなトピックを対象としますが、必ずしもこれらに限定するものではありません。

● テレワーク、オンライン会議・授業・研究会などについての話題
● システム運用管理のための技術
● システムの運用管理における人材教育
● その他、システム運用管理に関連する話題

奮ってご投稿くださいますようご案内いたします。なお今回の論文誌ジャーナル編集は「ゲストエディタ制度」によって行います。

投稿要領

(1)論文の執筆要領
「情報処理学会論文誌(IPSJ Journal)」原稿執筆案内によります。
論文は電子投稿により受け付けますので、下記のURLにアクセスし手続きを進めてください。

https://mc.manuscriptcentral.com/ipsj

ご投稿後の論文差替えはできませんので、必ず最終版をご投稿ください。
投稿後にやむを得ず再度提出する場合は、手続きについて学会事務局<s1m-at-ipsj.or.jp>(-at- を @ に置き換えてください)までお問合せください。

なお、ご投稿いただく際は初回のみアカウント作成が必要となります。
アカウント作成は、投稿窓口のURLから行えます。
詳細は投稿窓口URLの上部にある「投稿規定・各種書類」内のマニュアルをご参照ください。

論文募集の英語版はJIP (Journal of Information Processing) のページよりご覧ください。

(2)査読手続き
通常の論文誌投稿論文と同一ですが、特集号編集期限の関係上、著者への照会期間は通常(8週間)より短縮されますので、投稿に際し、あらかじめご了承ください。

(3)投稿締切  2021年5月17日(月) 5月31日(月)*締切延長しました

(4)特集号予定  2022年3月号

(5)特集号編集委員会
編集委員長:中村 豊(九州工業大学)
幹  事:池部 実(大分大学)
編集委員:阿倍博信(東京電機大学)、今泉貴史(千葉大学)、大谷 誠(佐賀大学)、大森幹之(鳥取大学)、柏崎礼生(国立情報学研究所)、北口善明(東京工業大学)、坂下 秀(アクタスソフトウェア)、佐藤 聡(筑波大学)、敷田幹文(高知工科大学)、土屋英亮(電気通信大学)、萩原威志(新潟大学)、鳩野逸生(神戸大学)、福田 豊(九州工業大学)、松本亮介(さくらインターネット)、三島和宏(東京農工大学)、宮下健輔(京都女子大学)、山井成良(東京農工大学),吉浦紀晃(埼玉大学)

以上