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平成18年度論文賞受賞者の紹介

「オーバレイ構築ツールキット Overlay Weaver」[論文誌Vol.47, No.SIG12(ACS15), pp.358-367 (2006)]

[論文概要]
 我々はオーバレイネットワークの研究基盤としてOverlay Weaverを開発・配布している。これを用いると、計算機1台上で繰り返し動作試験を行いながら、少ないコード量でstructuredオーバレイのアルゴリズムを実装できる。また、アルゴリズムの差し替え、および、計算機1台上での数千ノード規模のエミュレーションが可能であり、アルゴリズム間の公正な比較を行うことができる。同時に、こうして実装したアルゴリズムはそのまま実ネットワーク上で動作するため、研究成果が直接アプリケーションに結び付く。

[推薦理由]
 
首藤 一幸 君 1996年早稲田大学理工学部情報学科卒業。1998年同大学メディアネットワークセンター助手。2001年同大学大学院理工学研究科情報科学専攻博士後期課程修了。同年産業技術総合研究所入所。2006年ウタゴエ(株)取締役最高技術責任者。博士(情報科学)。分散処理方式、プログラミング言語処理系、情報セキュリティ等に興味を持つ。SACSIS2006最優秀論文賞。IPA未踏ソフト2006年度上期スーパークリエータ認定。日本ソフトウェア科学会、IEEE-CS、ACM各会員。
田中 良夫 君 1965年生。1995年慶応義塾大学大学院理工学研究科後期博士課程単位取得退学。1996年技術研究組合新情報処理開発機構入所。2000年通産省電子技術総合研究所入所。2001年4月より独立行政法人産業技術総合研究所。現在同所グリッド研究センター主幹研究員。博士(工学)。グリッドにおけるプログラミングミドルウェア、グリッドセキュリティ、およびテストベッド構築に関する研究に従事。IC'99、HPCS2005、SACSIS2006論文賞。ACM会員。
関口 智嗣 君 1959年生。1982年東京大学理学部情報科学科卒業。1984年筑波大学大学院理工学研究科修了。同年電子技術総合研究所入所。以来、データ駆動型スーパーコンピュータSIGMA-1の開発等の研究に従事。2001年独立行政法人産業技術総合研究所に改組。2002年1月より同所グリッド研究センターセンター長。並列数値アルゴリズム、計算機性能評価技術、グリッドコンピューティングに興味を持つ。市村賞、情報処理学会論文賞受賞。グリッド協議会会長。日本応用数理学会、SIAM、IEEE、つくばサイエンスアカデミー各会員。

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