2023年 IPSJ/ACM Award for Early Career Contributions to Global Research

2023年 IPSJ/ACM Award for Early Career Contributions to Global Researchの表彰



藤本 まなと (正会員)

Advanced Ubiquitous Computing System for Realization of Society 5.0

2015年3月関西大学大学院理工学研究科博士課程後期課程修了.博士(工学).同年4月奈良先端科学技術大学院大学情報学研究科助教.2021年10月大阪市立大学大学院工学研究科准教授を経て,2022年4月より大阪公立大学大学院情報学研究科准教授.ユビキタスコンピューティング,無線ネットワーク,センシング,高齢者モニタリングなどの研究に従事.情報処理学会DPSWS優秀論文賞(2022),ICMU Best Paper Award(2021年),情報処理学会DICOMO優秀論文賞(2018年)など各賞受賞.IEEE,ACM,電子情報通信学会,情報処理学会,各会員.

[推薦理由]

藤本氏は,一貫してSociety 5.0の実現に向けた「ユビキタスコンピューティングシステム」に関わる研究に取り組んできました.実世界とサイバー空間が高度に連携したサイバーフィジカルシステムによる「ハイパースマート」化の実現に向けて,様々な分野をターゲットとしています.最近では,Q1(上位25%)ジャーナルやトップカンファレンスに採択されるなど,国内外での実績を上げています.また,国際共同研究にも積極的に取り組んでおり,特にカールスルーエ工科大学(ドイツ)との活動では,最難関の国際会議の一つであるACM ISWC'18に採択されるなど,目覚しい成果を上げています.さらに,国内外の様々な学会の組織委員に抜擢され,情報処理学会やACMがカバーする学術分野の普及に大きく貢献しています.