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2015年度論文賞受賞者の紹介

Designing Overlay Networks for Handling Exhaust Data in a Distributed Topic-based Pub/Sub Architecture

[Journal of Information Processing Vol.23 No.2, pp.105-116]
[論文概要]

 本論文では,トピックベースpub/subのbrokerを構造化オーバレイを用いて分散化する手法を提案した.IoTにおけるexhaust dataの性質を考慮すると,参加者が少数あるいは不在のトピックが多数を占めることが想定され,既存の手法では無駄なメッセージ転送が生じる問題があった.そこで,このような状況下におけるオーバレイネットワークの望ましいデザインを定義した上で,NWのエッジに配した多数のbrokerがSkip Graphを用いてトポロジを構築することで,適応的にpublishを停止する等の振る舞いが可能となることを示し,その有効性を検証した.


[推薦理由]

 IoTにおいてイベント駆動のサービスを提供するためのオーバーレイネットワークの設計について述べた論文であり、提案手法によりネットーワークリソース浪費に関する問題を解決している。特に有用性について高く評価でき、論文賞に相応しい論文である。
坂野遼平 君

 平成22年北海道大学工学部情報エレクトロニクス学科卒業.平成24年同大学大学院情報科学研究科修士課程修了.同年日本電信電話株式会社入社.平成26年東京工業大学大学院情報理工学研究科博士後期課程入学.現在,NTT未来ねっと研究所研究員.主に広域分散処理技術とその応用についての研究に従事.情報処理学会,電子情報通信学会,日本ソフトウェア科学会各会員.

竹内亨 君

 平成18年大阪大学大学院情報科学研究科博士後期課程修了.博士(情報科学).同年同研究科マルチメディア工学専攻助手,平成19年同助教,平成21年情報通信研究機構専攻研究員を経て,平成23年日本電信電話株式会社入社.現在,同社未来ねっと研究所主任研究員.IoT/M2Mにおける情報システムの研究開発・展開活動に従事.本会論文賞を受賞.情報処理学会,電子情報通信学会,IEEE各会員.

武本充治 君

 平成6年東京大学大学院理学系研究科情報科学専攻修士課程修了,NTT入社.平成21年早稲田大学大学院情報生産システム研究科情報生産システム工学専攻博士後期課程修了,博士(工学).平成11年~12年MIT LCS訪問研究員,平成20年~23年NICT特別研究員,現在,NTT未来ねっと研究所主幹研究員.分散コンピューティング環境の研究に従事.情報処理学会,電情報通信学会,IEEE各会員.

川野哲生 君

 平成3年熊本大学工学部電気情報工学科卒業.平成5年九州大学大学院総合理工学研究科博士前期課程修了.平成8年同博士後期課程修了.博士(工学).同年日本電信電話株式会社入社.現在,同社未来ねっと研究所主任研究員.IoT/M2Mにおけるネットワークや分散処理アーキテクチャの研究開発に従事.情報処理学会,電子情報通信学会各会員.

神林隆 君

 昭和62年慶應義塾大学理工学部数理科学科卒業.平成元年同大学大学院理工学研究科数理科学専攻修士課程修了.同年日本電信電話株式会社入社.以来,ユビキタスサービスシステムの研究開発に従事.平成28年4月よりNTTアドバンステクノロジ勤務.NTT-ATアイピーエスに出向中.情報処理学会会員.

松尾真人 君

 昭和61年京都大学工学部精密工学科卒業.昭和63年同大学院工学研究科修士課程修了.同年日本電信電話株式会社入社.主に分散処理技術,ユビキタスコンピューティング技術,IoT/M2Mミドルウェア技術の研究開発に従事.平成28年4月より特許庁勤務.情報処理学会,電子情報通信学会各会員.

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