第263回NL研究発表会

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第263回自然言語処理研究発表会

本研究発表会は、ハイブリッド開催(主:現地開催,副:オンライン開催)になります.※発表は原則として現地参加のみとさせていただきます.

参加を希望される方は,情報処理学会マイページから参加申込をお願いいたします
非会員の方もマイページを開設してお申し込みください.
参加申込をしていただくと,ミーティング会場のURL情報や研究報告のダウンロード方法を記載したメールをお送りします.
参加費無料の研究会登録会員/ジュニア会員も,URLの取得と参加者数の把握のため,マイページより参加申込をしてくださいますようお願いいたします.

参考資料:全国大会時のZoom利用の手引き

 

   

参加申込のご案内

第263回 情報処理学会 自然言語処理(NL)研究発表会 参加募集

● 日程:2025年3月8日(土)、9日(日)
● 会場:長崎原爆資料館ホール
             https://nabmuseum.jp/genbaku/hall/
            ハイブリッド開催(主: 現地開催、副: オンライン開催)

申込締切: 2025年3月9日

※当日会場で参加される方も、現地での参加申込受付は行いませんので事前にマイページからお申込みをお願いいたします。
※当日まで申込可能ですが、現在非会員の方などはマイページ開設にお時間がかかる場合もございます。また、参加申込返信メールが迷惑メールと判定されてメール不達となることもありますので、お早目にお申込みくださいますようお願いいたします。メールが届かない場合は、参加費のご入金前に、再度申込画面で他のメールアドレスを入力してお申込みしてください(お申込み情報は上書きされます)。

参加費
参加費(研究報告/税込)
参加種別 金額
NL研究会登録会員/ジュニア会員   0円
情報処理学会名誉会員、正会員、賛助会員 2,750円
情報処理学会学生会員 1,100円
非会員(一般) 3,850円
非会員(学生) 3,850円

申込方法 :
以下アイコンのいずれかよりお申込みください。

※非会員の方もマイページ開設が必要です。開設には費用はかかりません。
 非会員の方で既にマイページを開設済みの方は、そちらのIDでお申込み可能です。
※NL研究会登録会員の費用で参加される場合で、NL研究会にまだ登録されていない方は
 マイページより研究会登録をしてから研究発表会参加のお申込みを行ってください。
 参考:研究会に登録する

membernyukainonmember
  
**お申込みの際の注意事項**

  • 参加申込にてご提供頂いた個人情報は、情報処理学会プライバシーポリシーに則って適切に管理します。なお、研究会幹事より直接ご連絡させていただく場合もございますのでご了承願います。 参考) 情報処理学会プライバシーポリシー
  • 参加費のお支払いはマイページより3月16日(日)までにお願いいたします。当日現地で参加される方も、会場での支払いは受け付けませんので、マイページからお支払いくださいますようお願いいたします。請求書・見積書・納品書・領収書もマイページよりダウンロード可能です。 参考) マイページの利用方法:お支払い
  • 参加申込返信メールが迷惑メールと判定されてメール不達となることがございます。その場合は、参加費のご入金前に、再度申込画面で他のメールアドレスを入力してお申込みください(お申込み情報は上書きされます)。
  • 参加申込後は申込キャンセルは出来ませんのでご注意ください。また、ご入金後の返金もいたしかねますので、参加種別等をご確認の上お申し込みください。

研究報告について
参加申込をしていただいた方にお送りするメールに、研究報告をダウンロードするためのID・パスワード等を記載しております。
研究会登録会員の方は 電子図書館(情報学広場) からもダウンロード可能です。
研究報告は開催初日の1週間前(=公知日)に公開となります。

領収書について
領収書は入金後にマイページよりダウンロード出来ます。
領収書は1回しか発行できませんので、日付、宛名、但し書きをよく確認してから発行してください。
クレジットカード決済の場合は即時発行が可能ですが、それ以外は入金済になるまで2~14営業日程かかります。
参考)マイページの利用方法:お支払い / マイページに関するよくある質問

参加申込に関する照会先
〒101-0062 東京都千代田区神田駿河台1-5 化学会館4F
一般社団法人 情報処理学会 調査研究 研究部門 渡辺未果 E-mail:sig [at] ipsj.or.jp
※事務局は土日祝日はお休みのためご連絡を頂いた場合は、翌月曜以降となります。

その他の問い合わせ先:
NL研究会
board [at] sig-nl.ipsj.or.jp

 

プログラム

3月8日(土)
13:20 - 13:30 オープニング
 
13:30 - 14:30 招待講演
13:30 - 14:30 (1) 【招待講演】人工知能の歴史と哲学、デジタルゲーム ○三宅陽一郎(スクウェア・エニックス)
 
14:50 - 15:50 対話・議論
14:50 - 15:10 (2) 交流分析に基づく対話システムの提案 ○掛川脩人・山田剛一・増田英孝(東京電機大)
15:10 - 15:30 (3) 雑談におけるユーモア応答に向けた単語置換型漫才利用の検討 ◎片岸祥帆・伊藤敏彦(北大)
15:30 - 15:50 (4) Speech Language Modelのための疑似データ戦略、書き起こしで作るか?音声合成で作るか? ○水本智也・小島淳嗣・藤田雄介・Liu Lianbo(SB Intuitions株式会社)
 
16:00 - 17:40 テキスト分析
16:00 - 16:20 (5) 日本語小論文に対するLLMを用いた建設的フィードバックの生成と分析 ○中本さや香・嶋田和孝(九工大)
16:20 - 16:40 (6) 評価理由の生成に基づく大規模言語モデルによる自動評価への取り組み ◎田中杏・小林一郎(お茶大)
16:40 - 17:00 (7) 中日ウェブ人気恋愛小説のメタ情報における言語横断的トピックの検出と分析 ○黄晨ブン(阪大)
17:00 - 17:20 (8) ポケモン日本語名を対象とした音声データに基づくクラスタリング解析 ◎田畑千織(お茶大)
17:20 - 17:40 (9) AI基礎教育における大規模言語モデルを用いた科目間類似度可視化演習の実践と課題 ○鈴木大助(北陸大)
 
17:50 - 19:10 ドメイン特化型応用
17:50 - 18:10 (10) 有価証券報告書のテキストと財務データを統合した企業業績予測モデルと経営環境要因の分析 ◎吉村悠希・石垣司(東北大)
18:10 - 18:30 (11) 大規模言語モデルによる日本語医療NLPの発展分析 ○安道健一郎(RIKEN)・田中寛之(フリーランス)・中野利紀(西宮渡辺病院)・森田瑞樹(岡山大)・荒牧英治(NAIST)・狩野芳伸(静岡大)・奥村貴史(北見工大)
18:30 - 18:50 (12) 培地改良論文の特定と組成情報の抽出 ◎陽田祥平・塚越駿・笹野遼平・鵜飼優子・佐藤良勝(名大)
18:50 - 19:10 (13)  サッカー実況中継における付加的情報の提供システムの構築 ◎森雄一郎・田中智可良(東京科学大学 / 産総研)・前川在・小杉哲(東京科学大学)・石垣達也(産総研)・船越孝太郎(東京科学大学)・高村大也(産総研)・奥村学(東京科学大学)
 
3月9日(日)
09:30 - 10:50 大規模言語モデル
09:30 - 09:50 (14) Merging Language Specific and Domain Specific Language Models : The Impact on Technical Vocabulary Acquisition ○Thibault Rousset(McGill Univ)・Taisei Kakibuchi・Yusuke Sasaki・Yoshihide Nomura(Fujitsu)
09:50 - 10:10 (15) LLMの学習過程におけるタスク性能の不安定性とその緩和 ◎西田悠人・小田悠介(NAIST / NII LLMC)
10:10 - 10:30 (16) 大規模言語モデルにおける言語知識の所在について ◎平野颯・上垣外英剛・渡辺太郎(NAIST)
10:30 - 10:50 (17) 大規模言語モデルによる対話型依存構造解析 ○松田寛(株式会社リクルート)
 
11:00-12:00 意味論
11:00 - 11:20 (18)  実世界コーパスを用いた意味フレーム推定 ◎辻本祥吾・山田康輔・笹野遼平(名大)
11:20 - 11:40 (19) 目標文難易度を連続的に制御可能なテキスト平易化 ◎柳本大輝・梶原智之(愛媛大)・荒瀬由紀(東京科学大学)・二宮崇(愛媛大)
11:40 - 12:00 (20) 語用論理論を用いた文脈内学習の改善 ◎佐藤拓真(NAIST / RIKEN GRP)・河野誠也(RIKEN GRP / NAIST)・吉野幸一郎(東京科学大学 / RIKEN GRP / NAIST)
 
13:20-14:20  資料館見学
※ この時間は会場の資料館を見学していただける時間としてプログラムを空けています(資料館入場料は各自でお支払いください)
 
14:20 - 15:20 数理モデルと評価基盤
14:20 - 14:40 (21) ブール多値論理のヒューリスティクスに基づくトリアージ的意思決定の代数的再現 ○鈴木寿(中大)・西川敦(阪大)
14:40 - 15:00 (22) 事前学習済み埋め込み空間に基づく単語難度アノテーションの一貫性の定量化(オンライン) ○江原遥(東京学芸大)
15:00 - 15:20 (23) 知識蒸留モデルと合意をとる頑健な行列補完を用いた高速な確率的最小ベイズリスク復号 ◎夏見昂樹(NAIST)・出口祥之(NTT)・坂井優介・上垣外英剛・渡辺太郎(NAIST)
 
15:35 - 16:35 機械翻訳・自動字幕
15:35 - 15:55 (24) 品質推定と原文自動前編集に基づく機械翻訳の品質向上 ◎惟高日向(愛媛大)・藤田篤(NICT)・梶原智之(愛媛大)
15:55 - 16:15 (25)  非構成性を指向したBPE語彙の獲得手法と機械翻訳への応用 ◎田村鴻希・吉永直樹(東大)
16:15 - 16:35 (26)  Asian TED-Based Automatic Subtitling Corpus ◎周宇涵・吉永直樹(東大)
 
16:50 - 17:50 LLM評価
16:50 - 17:10 (27) 日本語文書に対する著者秘匿手法の提案 ◎堤創一朗・大谷紀子(東京都市大)
17:10 - 17:30 (28) 日本の文化常識・日常生活知識理解のための視覚言語ベンチマーク MECHA-Ja の構築 ◎前田航希(東京科学大学 / NII LLMC)・長谷川騎平(愛工大 / NII LLMC)・栗田修平(NII / NII LLMC)・小田悠介(NII LLMC)・徳久良子(愛工大 / RIKEN)・岡崎直観(東京科学大学 / NII LLMC)
17:30 - 17:50 (29) 実在しないエンティティや出来事に関する合成文書を用いたRAGベンチマークの構築 ◎李聖哲(SB Intuitions株式会社 / 早大)・大萩雅也・塚越駿・福地成彦・柴田知秀(SB Intuitions株式会社)・河原大輔(早大)
 
17:50 - 18:10 クロージング

発表申込のご案内


原稿締切厳守 !
  • 原稿締切日の24時を過ぎるとシステムに投稿が出来なくなり、発表も取り消しとなりますのでご注意ください。
  • 原稿締切までは何度でもご自身でアップロード可能です(締切後は、原稿の差替え(再アップロード)、発表の取り消しもできませんのでご注意ください)。
  • フォントが正しく埋め込まれていないといったトラブルもありますので、早めに一度アップロードされることをお勧めします。



■ 開催概要
 
● 日程:2025年3月8日(土)、9日(日)
 ○ 発表件数に応じて1日間または2日間開催とし、3月9日(日)は予備日とします。
 
● 会場:長崎原爆資料館ホール
 ○ ハイブリッド開催(主: 現地開催、副: オンライン開催)
 
● 発表申込締切:2025年1月22日(水)
 ○ 発表申込み多数の場合、一部の申し込みに限定する場合があります。この場合、現地発表予定者を優先した上で、先着順に受付けます。

● 原稿締切(目安):2025年2月5日(水)
 ○ 原稿締切を厳守してください。締切までに原稿が提出されない場合は発表が取り消されます。
 ○ 詳しくは、学会事務局から送付される原稿執筆依頼をご参照ください。

● 主催
 ○ 情報処理学会 自然言語処理研究会(NL)
 ○ 電子情報通信学会 言語理解とコミュニケーション研究会(NLC)
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■開催趣旨
本合同研究会では「言語処理の産業・社会応用」をテーマとした研究発表を中心に、自然言語処
理全般の研究を広く募集いたします。
人工知能(以下、AI)研究は、かつてない転換点を迎えています。2022年末のChatGPTの登場
以降、深層学習の研究パラダイムは根本的な変革を遂げ、従来の理論的枠組みでは説明でき
ない現象が次々と発見されています。AIは予想を超えた進化を遂げ、現代社会の基盤となりまし
た。
現代のAI研究における状況は、インターネット黎明期に類似しています。1982年に標準化された
TCP/IPという基本的な通信プロトコルから始まったインターネットは、ビッグデータやデータサイエ
ンスの発展とともに、豊かな体験を提供できる構造へと進化してきました。この発展は計画的なも
のではなく、むしろ混沌の中から創発的に生まれたものです。
個々の要素は単純でも、それらが複雑に絡み合うことで予期せぬ能力が生まれる創発現象は、
自然言語処理研究に重要な示唆を与えます。しかし、個々の取り組みに関する情報は企業内に
留まるか、専門的な内容が省略された形で共有されることが多く、その詳細を知る機会は限られ
ています。
研究の新規性は学術研究において重要な要素ですが、個々の応用研究は実用性が高くても、そ
の新規性が認められにくい場合があります。実用的な研究成果を新規性の要件を満たすよう調
整・変更することは、多大な時間と労力を要します。
そこで本合同研究会では、学術的な新規性にとらわれすぎることなく、既存研究の技術・知見の
新しい適用分野や、実社会における有用性など、研究の社会的価値について積極的に議論した
いと考えています。
また、「言語処理の産業・社会応用」に加え、自然言語処理に関する理論・技術・応用や、マルチ
モーダルデータ(テキスト、音声、画像、映像などの組み合わせ)における自然言語コミュニケー
ションに関する研究も歓迎いたします。
本合同研究会では、大学・企業を問わず、多くの方々のご発表とご参加をお待ちしております。
他の研究会で発表された内容であっても、上記テーマに合致する研究であれば歓迎いたしま
す。また、発表者だけでなく聴講者の皆様も議論への積極的な参加をお願いいたします。
最後に、今回の長崎原爆資料館ホールにおける開催は、自然言語処理やAI技術を通じて国際
平和への貢献について考える貴重な機会となります。開催期間中には資料館を見学する時間を
設けますので、将来の日本と世界に必要な研究について考察を深めていただければ幸いです。

■ 主に対象とする分野・トピック

● 言語処理の産業・社会応用、および一般

■ 発表申込締切:2025年1月22日(水)

■ 申し込み
 ●発表の申込みは下記のリンク先から行って下さい。

■ NLC研究会の申込みフォームから申し込まれた本研究会での発表は、2025年の優秀研
 究賞・学生研究賞(NLC研究会)の選考対象となります。

■ 原稿は電子情報通信学会の研究会形式で6ページ(3MB)以内です。
 ※電子情報通信学会の申し込みサイトには、「掲載料」との記述がある場合がありますが、
 掲載料はかかりません。ただし、当日参加される発表者に参加費をお支払い頂きます。

■ NL研究会の申込みフォームから申し込まれた本研究会での発表は、優秀研究賞および
 若手奨励賞の選考対象となります。

■ 優秀研究賞
 □ 研究運営委員で構成される選考委員会による選考をおこない、研究会に投稿された予
 稿の中から特に優れたものを対象に優秀研究賞を授与します。
 □ 選考の結果授与対象なしとなることがあります。

■ 若手奨励賞
 □ 研究会参加者の投票と研究会幹事団による選考をおこない、年度開始時点(4月1日)で
 30歳未満、あるいは学生(社会人博士含む)の方を対象に若手奨励賞を授与します。
 □ 選考の結果授与対象なしとなることがあります。

■ その他
 ● 研究会の形式
 ○ 全て口頭発表での実施を予定しています(ポスター発表は無しの予定)。1発表あたりの持
 ち時間は25分(発表20分・質疑応答5分)を予定しています。
 ○ 発表者が予定よりも多かった場合に、持ち時間を調整させて頂く可能性があります。
 ○ 3月開催の今回は特に参加者が増加することが見込まれていますので、あらかじめご承知
 おきください。

● 発表の制限
 ○ 発表申込み多数の場合、会場都合により、一部の申し込みに限定する場合があります。そ
 の場合、現地発表予定者を優先したうえで先着順に受付けます。
 ○ 発表申込み終了後に、採否をお知らせします。

● 本研究会に関する照会先
 ○ ご質問などがありましたら、下記までご連絡ください。

■ NLC研究会
 □ nlc-inquiry [at] mail.ieice.org
 □ 石野 亜耶(広島経済大学/神戸大学)
 □ 奥村 紀之(神戸松蔭女子学院大学)

■ NL研究会
 □ nl-board-ipsj [at] googlegroups.com
 □ 佐藤 敏紀(ソフトバンク株式会社)
 □ 須藤 克仁(奈良女子大学)

その他

  • 個人情報について:
    発表申込・参加申込にてご提供頂いた個人情報は、情報処理学会プライバシーポリシーに則って適切に管理します。同意いただいたうえでお申し込みください。なお、研究会幹事より直接ご連絡させていただく場合もございますのでご了承願います。
    参考) 情報処理学会プライバシーポリシー 

  • 研究会主催のイベントが開催されない場合の対応について:
    https://www.ipsj.or.jp/kenkyukai/sig-event-cancel.html
 
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