情報処理学会 音楽情報科学研究会(SIGMUS)の第141回研究発表会のプログラムをお知らせいたします。
特別企画では2件の招待講演を予定しており、
26日(月)昼にリアルタイム信号処理に関して株式会社CRI・ミドルウェア様によるご講演、
27日(火)夕方に「生成AIが再定義する音楽創作と創造性—AI DJとNeutoneを事例に」と題して徳井直生先生(Qosmo / Neutone)のご講演を予定しております。
会場には今回託児スペースを確保しますので、積極的なご利用をご検討ください。
また、懇親会申し込みの締め切りは7月末を予定しており、お早めにお申し込みいただけますと幸いです。
日程:2024年8月26日(月)- 8月27日(火)
会場:駒澤大学 駒沢キャンパス 種月館(3号館)
★参加申込
詳細は8月12日頃に上記「参加申込」にて公開されます。
申込締切:2024年8月27日(火)(研究発表会当日までお申し込みいただけます)
※発表者はマイページから参加登録をお願いいたします。
※当日会場で参加される方も、現地での参加申込受付は行いませんので事前にマイページからお申込みをお願いいたします。
※学生で聴講の場合、無料での参加が可能です。
「学生無料聴講のご案内」をご確認いただきフォームから参加申し込みをしてください。
★学生無料聴講のご案内
学生の聴講者は本学会の会員・非会員にかかわらず参加費が無料となります。
以下のフォームよりお申込みください。
※ 発表者は通常の参加申し込みをしてください。
※ 第141回音楽情報科学研究発表会への参加登録をせずに聴講する参加者は論文集へアクセスすることはできません。お申込み多数の場合、早めに登録を締め切る可能性がございますのでご了承ください。
★懇親会のご案内
日時:2024年8月26日(月) 18:00〜20:00
場所:駒澤大学 学生食堂
会費:学生 2,500円, 一般 5,000円
※ インボイス対応の領収書は発行できませんのでご了承ください。
申込締切:2024年7月31日(水)
★託児室のご案内
参加者向けに託児所を設置いたします。小さなお子様のいる方は、ぜひご利用ください。
申込締切:2024年8月16日(金) 17:00まで
※定員になり次第締め切らせて頂きますので、お早めにお申込みください。
ご案内:告知文規約
※託児利用規約をお読みになり、理解・同意の上、お申込みください。
託児時間:2024年8月26日(月) 9:00~17:30
2024年8月27日(火) 9:00~17:30
託児人数:5名
対象年齢:0歳(3か月以上)~小学生まで
託児料:無料
保険:不測の事故に対応するために、シッター会社が保険に加入しており、保険適用範囲で補償いたします。また、第141回音楽情報科学研究発表会は、事故の責任は負わないことを申し添えます。
委託先:(株)アルファコーポレーション(公益社団法人 全国保育サービス協会 正会員)
★プログラム
### 発表時間について
- 一般発表セッションでは、1件30分です。
内容に応じて発表時間を20~25分とし、残り時間(5~10分)を質疑とします。
- 国際会議既発表・デモ・萌芽・議論セッションでは、
セッション冒頭に、各発表の概要を50秒で全体発表いただいた後、残りの時間でデモ会場に移動していただきます。
発表はコアタイム制(奇数番の発表: 前半40分間, 偶数番の発表: 後半40分間)です。
◎: 学生奨励賞 対象発表者
※修士課程(博士前期課程)以下の学生の一般口頭発表より選定。過去の受賞者は対象としない。
○: それ以外の発表者
■ 1日目 (8/26)
□ 9:15- 受付開始
□ 9:45-10:45 [一般発表] 音声・音響処理1
1. ギター音源からのベース音源の生成:NMFを用いた改善の検討
◎香西 智雄, 北原 鉄朗 (日本大学大学院), 小口 純矢(明治大学)
2. Melisma: 楽譜ラベルに基づく単一モデルによるDNN多楽器・多歌唱者音合成システム
○中迫 酒菜(神楽音楽出版)
□ 11:00-12:00 [一般発表] 音楽分析
3. 記号音楽生成における時間と音高相対性の重要性
◎稲葉 達郎, 吉井 和佳(京都大学), 中村 栄太(九州大学)
4. A Formal Proof-Theoretic Approach to Music Analysis Using Labeled Lambek Calculus
○Bizzarri Matteo (Scuola Normale Superiore, Italy), Satoshi Tojo(Asia Univeristy)
□ 12:00-13:00 [昼休み]
□ 13:00-14:00 [招待講演]
5. リアルタイム音声処理システムの構成
○及川 進 , 野村 誠也 , 茂木 倖大 (株式会社CRI・ミドルウェア)
□ 14:10-16:00 [一般発表] 企画
6. MUS141国際会議既発表・デモセッション
○上原 由衣(神奈川大学)
14:10-14:36 概要発表
14:40-16:00 デモ/ポスター発表(コアタイム制)
・14:40-15:20 奇数番の発表番号
・15:20-16:00 偶数番の発表番号
6-01 音楽音響信号のピッチ・リズム特徴を分離する自己教師あり学習手法に基づいた音楽モーフィング
呉 益明(AlphaTheta株式会社)
6-02 VRを用いた仮想ミキシングシステムの提案
近藤 建樹(電気通信大学大学院)
6-03 Melisma: 楽譜ラベルに基づく単一モデルによる DNN多楽器・多歌唱者音合成システム
中迫 酒菜(神楽音楽出版)
6-04 旋律化されたことばの表現構造の分析にむけて
佐々木 美音, 橋田光代(福知山公立大学)
6-05 Solitude: サウンドスコープフォン新コンテンツ公開
浜中 雅俊(理化学研究所)
6-06 ChordAnnotator: 和音進行データセット作成支援システム
土合 昌幸(慶應義塾大学)
6-07 歪み量の制御か可能なギターアンプモデリングにおける低歪音の再現性向上
江崎 友都, 酒向 慎司(名古屋工業大学)
6-08 GPT-4におけるメロディ生成能力の検討
刀祢 賢志, 岡崎 光栄, 北原 鉄朗(日本大学)
6-09 スキャット自動生成に向けた歌唱可能性の定量化の試み
川原 未波, 福田 康太, 北原 鉄朗(日本大学)
6-10 自由度が徐々に上がる初心者向け作曲ソフトウェアの実現に向けて
姜 楊禹辰, 大川 真由子, 北原 鉄朗(日本大学)
6-11 無音アニメ映像への自動音付けシステムの検討
松永 流翠, 橋田 光代(福知山公立大学)
6-12 ヴァイオリン演奏の運弓動作のマルチモーダル計測
星野 琴未, 酒向 慎司(名古屋工業大学)
6-13 ヴァイオリン録音信号のピッチシフトによるチェロらしい音色合成の試み
吉野 夏樹(北海道大学)
6-14 LLMを用いた印象推定モデルによるvlog用楽曲推薦システムの検討
中園 文菜, 加藤 卓哉, 平井 辰典(駒澤大学)
6-15 進化予測の観点に基づく調の正規化の再考察
中村栄太(九州大学)
6-16 オーディオエフェクトの埋め込み表現の獲得に向けた大規模音楽事前学習モデルの調査
和田 仰(東京大学), 中村 友彦(産業技術総合研究所), 猿渡 洋(東京大学)
6-17 CNNを用いたタイムスパン木の局所的・大域的依存構造の抽出および旋律予測の検討
金澤 快飛(公立はこだて未来大学), 平田 圭二(未来シェア), 寺井 あすか (公立はこだて未来大学)
6-18 遠隔地でのバンド練習を可能にするXR音楽練習空間の提案
野﨑 一渡, 加藤 卓哉, 平井 辰典(駒澤大学)
6-19 XR技術による微分音コードが発音可能な弦楽器システムの開発
安引 海翔, 長川原 颯斗, 青柳 西蔵, 服部 哲, 平井 辰典(駒澤大学)
6-20 ピアノ型ピンボール盤を用いた能動的サウンド鑑賞ゲームの試作
山口 瑞悠, 橋田 光代(福知山公立大学)
6-21 駒澤大学平井研究室における萌芽微分音楽情報処理研究の紹介
平井 辰典, 伊藤 可笑, 大森 脩友, 岡﨑 真侍, 中川 ひなた, 中原 丈, 原見 黎生, 堀切 智貴(駒澤大学)
6-22 歌唱テクニック習得支援に向けたメロディ可視化手法の検討
小島 美緒, 小林 かさね, 植村 あい子, 青柳 龍也(津田塾大学)
6-23 音楽理論に基づいた配列で演奏・合奏を容易にする鍵盤楽器ParoToneの開発
佐藤 那由多, 三田 真志郎(eMotto株式会社)
6-24 微分音をはじめとする音の印象評価データをスワイプ操作で効率的に収集するアプリケーションの検討
長川原 颯人, 平井 辰典(駒澤大学)
6-25 S式表現を用いたタイムスパン木分析・予測器の実現法について
伊豆 梨沙(公立はこだて未来大学), 平田 圭二(未来シェア), 植村 あい子(津田塾大学), 竹川 佳成(公立はこだて未来大学)
6-26 微分音含有率を用いた初期的なラップの特徴分析
大矢 規文, 加藤 卓哉, 青柳 西蔵, 平井 辰典(駒澤大学)
□ 16:15-17:45 [一般発表] 音楽推薦と嗜好分析
7. 初めて聴く楽曲の好みを判断する際に影響を与える音楽要素の分析と楽曲の推薦・探索への応用
○佃 洸摂, 中野 倫靖, 濱崎 雅弘, 後藤 真孝(産業技術総合研究所)
8. ボーカロイドと歌手の人気楽曲の歌詞におけるトピックの差異と変遷の分析
◎横井 優, 山西 良典(関西大学大学院)
9. 音響情報と歌詞を用いた楽曲のレビュー文生成
◎川地 奎多, 酒向 慎司(名古屋工業大学)
□ 17:45-17:50 初日クロージング
□ 18:00-20:00 懇親会
■ 2日目 ( 8/27 )
□ 9:40 開始の挨拶
□ 9:45-11:15 [一般発表] 音声・音響処理2
10. 線形予測に基づくロスレス音声コーデックSRLAの圧縮率改善
○峰尾 太陽, 庄野 逸 (電気通信大学大学院)
11. 変分オートエンコーダを用いた単旋律音楽信号の音高・音色・変動への分解
○田中 啓太郎(早稲田大学), 吉井 和佳(京都大学), Simon Dixon(Queen Mary University of London), 森島 繁生(早稲田大学)
12. 対話型進化計算法を使用したドラムワンショット音源選択支援システム
◎清瀬 一志, 荒川 豊, 福嶋 政期 (九州大学大学院)
□ 11:30-12:30 [一般発表] 音楽と国際動向
13. 近代以前に西洋で日本をイメージして作られた音楽作品の分析
◎河瀬 友佑, 稲吉 弘樹, 門田 暁人(岡山大学), 光平 有希(国際日本文化研究センター)
14. SMC2024参加報告
○北原 鉄朗(日本大学文理学部)
□ 12:30-13:40 [昼休み]
□ 13:40-15:10 [一般発表] 作曲支援システム
15. Music2vecによる楽曲分類を用いた作曲支援システムの開発
◎岸 七星, 塩谷 隆二, 中林 靖(東洋大学)
16. 盛り上がり度に基づくループシーケンサ:Web上の操作履歴を用いたユーザ適応の検討
◎岩本 祐輝, 伊東 晴紀(日本大学大学院), 尾上 洋介, 北原 鉄朗(日本大学文理学部)
17. GPT-MCR: 聴取系フィードバック機構を組み込んだLLMベースの作曲システムの検討
◎川口 竜斉, 片寄 晴弘(関西学院大学)
□ 15:25-16:25 [招待講演]
18. 生成AIが再定義する音楽創作と創造性—AI DJとNeutoneを事例に
徳井 直生(Qosmo / Neutone)
□ 16:30- クロージング