第109回MUS研究発表会

第109回音楽情報科学研究発表会

標記の研究発表会はペーパレスで行います(貸し出し用のUSBメモリもご用意しています)。
  • 研究会に登録されている方
    研究報告は開催初日の1週間前(=公知日)に電子図書館当日用サイト(登録会員用)で公開します。

  • 研究会に登録されていない方
    当日受付で資料閲覧用のアカウント情報(URL,ID,PW)をお渡しいたします。
    尚、研究会にご登録いただくことで当研究会のバックナンバーも含めて全て電子図書館でご購読いただけます。登録に関しては 研究会に登録する」のページをご参照ください。

開催案内

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情報処理学会 音楽情報科学研究会
第109回研究発表会 参加案内
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 情報処理学会 第109回音楽情報科学研究会は,11月7日(土)・8日(日)に
金沢にて開催致します.特別企画「これからの歌声合成」の他,オーガ
ナイズドセッション「インクルーシブ音楽情報処理」など盛りだくさんの内容に
なっております.また,今回の研究会では,サテライトワークショップとして
「GMI Workshop」も開催致します.ぜひ,本研究会にご参加いただき,秋の金沢
を楽しんでいただければと思います.多くの皆様のご参加をお待ちしております.

■日時・会場 【注意!】 会場が変更しました
日時:2015年11月7日(土),8日(日)
会場:近江町交流プラザ集会室
金沢大学サテライトプラザ1F 交流サロン
交通: アクセスマップ
住所:金沢市西町三番丁16番地.
(当初予定していた近江町交流プラザからは徒歩3分程度の場所です.)
照会先:齋藤毅(E-mail: contact[at]sigmus.jp)

【注意!】 これまで金沢市内のホテルは予約が大変難しい状況でしたが,現在ホテルの空室がかなり増えています.ご希望の方は,インターネット上の各ホテル予約サイトでご確認ください.
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なお,高岡・金沢間は電車で40分,富山・金沢間は1時間程度です.

■ 懇親会申し込み
研究会1日目終了後に懇親会を行います.
食事をしながら研究の議論を深めるチャンスですので,ぜひご参加ください.

日時:11月7日(土)  18:30 - 21:00
会場:カフェ・アルコ メルカート (石川県金沢市青草町88 近江町いちば館 1F)
   http://www.campagne.jp/mercato/index.html
費用:4,000円(一般),2,000円(学生)

申し込み: こちらから【11月3日24:00】までにお申し込みください.

■ 【注目!】特別企画「これからの歌声合成」(11月8日午後)
YAHAMAの歌声合成技術VOCALOIDを使用した様々な歌声合成ソフトウエアの
爆発的な人気により,歌声合成は広く一般ユーザにとって身近な音楽情報処理技
術となりました.また,音声合成技術の発展により,多様な歌声が合成できる可
能性が示されつつあります.しかし,歌声合成で表現できる歌声の表情(声質や
歌い回しなど)は,人間の歌声に比べると,ごく限られた範囲に過ぎません.本
特別企画では,様々なアプローチで歌声研究に取り組む研究者が集まり,各人が
考える理想の歌声合成に必要な研究・技術等について紹介・議論を行うことで,
「これからの歌声合成」について考えていきます.

■ 【注目!】オーガナイズドセッション
今回の研究会では,次のオーガナイズドセッションが組まれておりますので,
ぜひご覧ください.
・「インクルーシブ音楽情報処理」(11月7日午後)
 音楽情報処理を様々な障害を持った人たちに活用する取組を紹介し,音楽情報
 処理の可能性を議論します.視覚や聴覚等の障害の種類に関わらず,音や音楽
 を利用したユーザ支援,医療が多くの現場で取り入れられ,実践されていま
 す.本セッションではこれまでの音楽情報処理の主たるユーザとしてあまり議
 論されることのなかった,障害をもつユーザに関するケーススタディとディス
 カッションを行い,音楽情報処理分野における支援するべきユーザ層の拡大に
 関する可能性を見出します.


■ 【注目!】GMI Workshop
前回の研究会で Generative Music Informatics Working Group (GMI WG)に
よるオーガナイズドセッション「生成系音楽情報科学」を実施し,生成系音楽情
報科学研究の現状や難しさについて議論しましたが,今回,研究会に参加される
皆さんをも巻き込んでフランクに議論するため,GMI Workshop を研究会終了後
に実施します.このワークショップは,通常の研究会のように発表者と聴衆が分
かれているのではなく,参加者全員が議論したい内容を持ち寄って全員で議論し
ます.参加を希望される方は,下記の照会先に「議論したい内容」(初歩的なこ
とでも構いません)を添えてお申し込みください.
照会先:松原正樹(E-mail: contact[at]sigmus.jp)


■ 参加費
研究会登録者・準登録者:無料
研究会非登録者 情報処理学会正会員:1,500円
研究会非登録者 情報処理学会非会員:2,000円
学生: 情報処理学会学生会員:500円
学生: 情報処理学会学生非会員:1,000円
(http://www.ipsj.or.jp/kenkyukai/sanka.html)
注) 論文は紙でなくPDFでの配付になりますので,パソコン等をご持参下さい.


■ ライブ動画中継
音楽情報科学研究会では,2012年度からインターネットを利用した研究発表のラ
イブ動画中継を試行してきました( http://www.sigmus.jp/?page_id=966 ).
2015年度からは本格運用として,情報処理学会のプレス発表
 「学術コンテンツを広く世に届けるため、情報処理学会とニコニコが提携」
 http://www.ipsj.or.jp/release/niconico_partnering.html
に基づいて,情報処理学会チャンネル( http://ch.nicovideo.jp/ipsj/ )を
用いた動画中継と永続的なアーカイブを実施しています.

2014年度に音楽情報科学研究会が他研究会に先駆けて試行開始したチャットシス
テムも,2015年度から本格運用を開始しており,今回も実施予定です.


■ ポジションペーパー名札
音楽情報科学研究会では,従来から参加者の交流促進や議論活性化に活用できる,
ポジションペーパー名札を導入しています.
 http://www.sigmus.jp/?page_id=1223
聴講のみのご参加の方も上記ページの説明をよくお読みになって,参加当日まで
に同様の名札を作成して,会場へご持参されることをおすすめします.


■ プログラム
一般発表:発表20分 質疑10分(片付け・次発表移行時間含む)

=====1日目:11月7日(土)=====

□ 12:45-14:45 【音楽音響処理・応用】
(1) 音の再生信号に関する研究
○高橋公太(コータサウンド)

(2) 楽音のスペクトル構造に基づいた音信号混合法
○池田友和,大脇渉,高橋弘太(電通大)

(3) 転調を考慮したコード進行解析システム
○清水祐輔,沼尾雅之(電通大)

(4) NFCタグカードを用いた即興的スマートフォン教育用楽曲作成アプリ
○川崎以七海,新谷渉(東京電機大)

□ 15:00-17:00 オーガナイズドセッション
(5) インクルーシブ音楽情報処理
○大島千佳(佐賀大),寺澤洋子(筑波大/JST),馬場哲晃(首都大),金箱淳一(筑波大),平賀瑠美(筑波技術大),松原正樹(筑波大)

□ 17:15-18:15 【楽譜生成・アライメント】
(6) 楽器音辞書を用いた楽曲の非負値疎分解による楽譜の生成
○野村亮,栗田多喜夫,相原玲二(広島大)

(7) 打楽器音を考慮した音響信号と楽譜のアライメント
○野口綾子,酒向慎司,北村正(名工大)

□ 18:30-21:00 懇親会(上記参照)

=====2日目:11月8日(日)=====

□ 9:30-11:30 【メロディ・歌声分析】
(8) 音の高さと音の長さの相対的な物理的関係性と情報理論に基づいた音楽生成モデルの提案
○大村英史(東京理科大),柴山拓郎,高橋達二,澁谷智志(東京電機大),太原育夫(東京理科大)

(9) 旋律の特徴を反映した自動メロディ生成における特徴量の検討
○林勇佑,北村正,酒向慎司(名工大)

(10) 木管楽器の楽曲演奏時のイントネーション分析
○宮城拓美,矢向正人(九大)

(11) DTWに基づく歌唱音声からの歌唱誤り検出の検討
○宮川功,中村友祐,能勢隆,伊藤彰則(東北大)

□ 13:00-15:00 特別企画
(12) これからの歌声合成
○齋藤毅(金沢大),河原英紀(和歌山大/Google),徳田恵一(名工大),石川克己(ヤマハ株式会社),中野倫靖(産総研)

□ 15:30-18:00  GMI Workshop

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情報処理学会 音楽情報科学研究会
主査:北原鉄朗 (日本大学)
幹事:吉井和佳(京都大学)/亀岡弘和(NTTコミュニケーション科学基礎研究所)
伊藤彰則 (東北大学)/平田圭二(公立はこだて未来大学)
馬場哲晃 (首都大学東京)

発表募集

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情報処理学会 音楽情報科学研究会
第109回研究発表会 発表募集
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音楽情報科学研究会(SIGMUS)の第109回研究発表会の発表を募集します。
研究成果について活発に議論できる機会ですので、積極的な応募をお待ちしています。
音楽情報科学研究会では学生対象の表彰を行っており、年度内に行われる
研究会すべての学生発表全体から優秀な発表1件を表彰します。
学生の方々も奮ってご参加ください。

■日時・会場
日時:2015年11月7日(土)、8日(日)
会場:近江町交流プラザ集会室(石川県金沢市)
http://www4.city.kanazawa.lg.jp/22045/oumicho.html
近江町いちば館4階です。
照会先:齋藤毅(E-mail: contact[at]sigmus.jp)

一般口頭発表
申込締切:2015年 9月15日(火)
原稿締切:2015年10月13日(火)
 ※原稿締切厳守: システム投稿となり、10/13(火)の23:59で締切になります。
それ以降は受け入れられませんのでご注意ください。

発表申込フォーム: https://ipsj1.i-product.biz/ipsjsig/MUS/
照会先:大石康智/深山覚 (E-mail: contact[at]sigmus.jp)

※【研究会への連絡事項】欄に「学生発表」と必ずお書きください。
「学生発表」と書いていない場合、たとえ学生による発表であっても
学生賞の対象になりません。

※SIGMUSでは,2012年度からインターネットを利用した研究発表のライブ動画
中継を試行してきました( http://www.sigmus.jp/?page_id=966 )。
2015年度からは本格運用として、情報処理学会のプレス発表
  「学術コンテンツを広く世に届けるため、情報処理学会とニコニコが提携」
   http://www.ipsj.or.jp/release/niconico_partnering.html
に基づいて、情報処理学会チャンネル( http://ch.nicovideo.jp/ipsj/
を用いた動画中継と永続的なアーカイブを実施しています。
発表申込時の【研究会への連絡事項】欄に
        「動画中継・アーカイブを希望する」
        「動画中継・アーカイブを希望しない」
のいずれかをご記入下さい。
動画中継を承諾頂けない場合には、必ず発表申込
時にお伝え頂く必要があります。申し訳ありませんが「動画中継のみを希望し
てアーカイブは不可」という対応はできません。

なお、講演の一部だけ中継を希望しない場合は、部分的な中断も可能です。
その場合には、当日ご相談頂ければ対応可能です。
ご不明の場合には contact [at] sigmus.jp 宛にご相談ください。

動画中継することで、会場に来場できない研究者や、普段学会に参加されない
方々に対しても研究成果を広くアピールできます。またアーカイブにより、当
日都合がつかない方々や将来研究を始める方々が研究成果を知る機会を増やす
ことができます。是非、本学会の取り組みにご協力をよろしくお願い致します。

また、2014年度にSIGMUSが他研究会に先駆けて試行開始したチャットシステム
( http://133.30.244.47/about )も、2015年度から本格運用を開始しており、
今回も実施予定です。

※発表申込フォームが利用できない方は、下記にメールでご連絡ください。
照会先: 大石康智/深山覚(E-mail:contact[at]sigmus.jp)

※論文原稿の作成では、情報処理学会の下記URLを参照してください。
http://www.ipsj.or.jp/kenkyukai/genko.html

オーガナイズドセッション
オーガナイズドセッションは、オーガナイザ(本研究会の登録員)に自由に企
画していただくセッションです。例えば、特定のテーマの発表を揃えたい、通
常より長いQ&Aで深い議論をしたいなどです。
奮ってご応募頂きますようお願い申し上げます。

提案締切:  2015年9月5日(土)
提案可否通知:2015年9月8日(火)
照会先:平田圭二/竹川佳成/前澤陽(E-mail: contact[at]sigmus.jp)

【応募方法】
下記の各項目を埋めて以下の照会先に電子メールでお送りください。
1. セッション名
2. オーガナイザの氏名、所属、連絡先
        オーガナイザ全員分をお知らせください。
        リーダ氏名に○をお付けください。
3. セッションの狙いとキーワード(合わせて400字以内)
4. セッション構成(案)(400字以内)
        もしすでに発表者や講演者の候補、講演タイトルが挙がっていれば
        お知らせください。当日変更になっても構いません。
5. 原稿の件数と長さ
        どの発表者や講演者がどれくらいの長さの予稿を執筆するかを
        お知らせください。
        オーガナイズドセッションの記録を研究報告に積極的に残すことに
        ご協力ください。
ご応募頂きましたセッション提案は、SIGMUS運営委員会で審査した後、可否を
ご連絡いたします。また、採用されたセッション提案はSIGMUS公式サイト、
CFP、ML等で公表いたします。質問や問い合わせなどは、上記照会先までお願
いいたします。

【過去のオーガナイズドセッション】
・「新楽器」(第108回研究会)
・「“魅せる”の工学」 (第106回研究会)
・「生成音楽の評価学」(第102回研究会)
・「ピアノ学習者の熟達化モデルの構築」 (第102回研究会)
など

情報処理学会 音楽情報科学研究会
主査: 北原鉄朗 (日本大学)
幹事: 吉井和佳(京都大学)/亀岡弘和(NTT コミュニケーション科学基礎研究所)
伊藤彰則 (東北大学)/平田圭二(公立はこだて未来大学)/馬場哲晃 (首都大学東京)