お知らせ
連続セミナー2019について
平成から令和に元号が変わり、東京オリンピック・パラリンピックを来年に控える今、新時代が始まる節目の年を迎えています。このような中、AIをはじめとするデータ駆動型の技術が進展し、実課題に適用されることで、社会のあり方が大きく変わりつつあります。今年の連続セミナーでは、このようなデータ駆動に基づく技術を幅広く取り上げ、第一線の講演者がその技術の詳細から利活用の実際までを語ります。計6回のセミナーを通じ、企業のITエンジニアや研究者が新時代のビジネスを切り拓くための方向性を示唆できるよう企画しました。
開催概要
- 名称:
- 連続セミナー2019「データ駆動で新時代を切り拓く」
- 開催:
- 6月から12月にかけて全6回シリーズで開催
- 会場:
- [本会場(東京)]
- 第1回:理化学研究所 革新知能統合研究センター 日本橋一丁目三井ビルディング15F 会議室1~4【定員:100名】
第2回、第3回、第5回:化学会館7F【定員:120名】
第4回:日本大学理工学部駿河台校舎1号館6F CSTホール【定員:150名】
第6回:国立研究開発法人科学技術振興機構 東京本部別館(K’s五番町) 1Fホール【定員:120名】 - [遠隔会場(大阪)]
- 第1回~第4回:大阪大学中之島センター7F 講義室702【定員:50名】
第5回、第6回:大阪大学中之島センター2F 講義室201【定員:40名】 - [遠隔会場(東北)]
- 第1回〜第3回、第6回:東北大学電気通信研究所 本館1階 オープンセミナールーム【定員:55名】
第4回、第5回:東北大学電気通信研究所 本館6階 中会議室(M602)【定員:20名】 - 主催:
- 一般社団法人情報処理学会
- 協賛:
- 一般財団法人インターネット協会、一般社団法人電気学会、一般社団法人情報サービス産業協会、一般社団法人電子情報技術産業協会、一般社団法人照明学会、一般社団法人電子情報通信学会、一般社団法人人工知能学会、一般社団法人映像情報メディア学会、モバイルコンピューティング推進コンソーシアム
- 後援:
- 国立研究開発法人理化学研究所 革新知能統合研究センター
- 特定非営利活動法人 ITコーディネータ協会
プログラム
各回の詳細プログラムはタイトルをクリックしてご覧ください。
〔第1回〕6月26日(水)
AIと歩む未来(1):自然言語処理の最新動向
〔コーディネータ〕関根 聡(理化学研究所)
▷▷深層学習研究の最前線にいる研究者に講演をいただき、今後の自然言語処理の進むべき道について議論します。
〔第2回〕7月30日(火)
トラスト時代におけるセキュリティ技術
〔コーディネータ〕今岡 仁(NEC)
▷▷バイオメトリクス個人認証を中心に、顔や静脈といった各モダリティ視点からのセキュリティなど、多角的な視点からの研究や応用事例を紹介し、次世代セキュリティ技術のあるべき姿を概観します。
〔第3回〕9月26日(木)
AIと歩む未来(2):画像・映像処理の最前線
〔コーディネータ〕篠田浩一(国立大学法人東京工業大学)
▷▷、画像・映像処理における5つの側面―意味理解・画像生成・3D認識・動画像認識・計算高速化―から、研究と応用の最前線で活躍している若手研究者にご講演いただき、現時点の技術で、「できること」、「できないこと」を「活写」する。
〔第4回〕10月25日(金)
AIと歩む未来(3):社会に広がるAIの現状と課題
〔コーディネータ〕浦本直彦(株式会社三菱ケミカルホールディングス)
▷▷人工知能(AI)技術の応用が急速に拡大し、社会の中の様々なシステムに組み込まれるようになった。それにつれて、AI技術の性能面だけでなく、社会システムの構成要素としての要件や開発方法論といった面からも取り組むべき様々な技術課題が指摘されるようになった。機械学習に必要なデータ量・ラベル付け負荷の問題、AI応用システムのブラックボックス問題や品質保証問題、あるいは、フェイクニュース・フェイク動画等の問題である。AIが人間と協調し、健全な社会の発展に向けて、これらの問題への取り組みの状況を紹介する。
〔第5回〕11月15日(金)
シミュレーションと人工知能
〔コーディネータ〕野田五十樹(国立研究開発法人産業技術総合研究所)
▷▷ものづくり、金融、自動交渉、交通、人流と言った様々な分野におけるシミュレーションと人工知能の活用手法を、各々の専門の方々から講演していただき、この分野の先端の応用事例などを紹介していく。
〔第6回〕12月9日(月)
IT分野の研究開発動向を俯瞰する
〔コーディネータ〕木村康則(科学技術振興機構)
▷▷IT分野のうち、特に人工知能、ロボティクス、社会システム、コンピューティングアーキテクチャ、量子コンピューター、ブロックチェーンを取り上げ、各分野の研究開発動向を俯瞰する。各分野に関して、俯瞰図を示して概観するとともに、注目する技術動向・政策、国際比較、今後の方向性等についても述べる。
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