画像ファイル(EPS、PS)全般

画像ファイル(EPS、PS)全般

各画像ごとのハードコピーを添付

データが使用できない場合にスキャンを取る為です。
その際、原図の2倍の縮率でハードコピーを作成してください。
図が大きすぎる場合はそれ以下でも構いません。

画像データは仕上りサイズで

TeX側で拡大・縮小すると以下のような問題が起こる事があります。
(特に、50%以下の縮率や150%以上の縮率で使用した場合)
  • 画像の網掛けについて
    細かい網を縮小すると、網欠けや網潰れが起きる場合があります。
    仕上りサイズに変更してから網を掛けてください。
    拡大した場合は、網の間隔が大きくなり、網のパターンが変わって見える場合があります。
  • 使用する線は仕上りサイズで0.1mm以上の太さ
    細い線を縮小すると仕上りサイズで消えてしまう事があります。
    仕上りサイズで0.1mm以上の太さになるようにしてください。
    拡大した場合は線が太く出力されますが、隣接した2重線など、すき間が潰れてしまう可能性があります。
  • 文字情報にも注意が必要
    文字の部分は縮小すると`文字潰れ'、拡大すると`ジャギー'が出る事があります。

図版の元データも同封

もしデータが使用不可の場合でも、元データから画像を抽出できる場合がありますので、図版の元データもお送りください(特にbmp、gif、jpg、Word、Excel、ppt等)

余白を含まないデータ

余白を含んでいると、本文やキャプション等の間に余分なアキが入ってしまうことがあります。
  • 余白のあるデータを\vspace等で見かけ上、詰めておくのはよくない方法です。
    cripオプションを入れても余白が大きい場合は、Bounding Boxの調節が必要です。

フォント情報の入っていないデータ

画像にフォント情報が入っていると文字化けを起こす危険性があります。
文字情報はアウトライン化してください。

カラー画像はCMYK形式で

印刷過程で4色に分版するためCMYK形式で保存してください。
RGB形式より色はくすんで見えますが、実際の印刷物に近い色になります。
  • モノクロデータでもRGB形式で保存されているものがあります。この場合はグレースケールで保存し直す必要があります。