第108回MUS研究発表会

第108回音楽情報科学研究発表会

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プログラム

=====1日目:8月31日(月)=====
□ 13:00 受付開始

□ 13:30-14:30 音楽音響処理
(1) 音楽音響信号に対する歌声・伴奏音・打楽器音分離に基づくコード認識
〇丸尾 智志,池宮 由楽,糸山 克寿,吉井 和佳(京都大学)

(2) 非ガウス性モノラル音響信号に対する音源分離のための非負値行列分解と半正定値テンソル分解
〇吉井 和佳,糸山 克寿(京都大学),後藤 真孝(産業技術総合研究所)


□ 14:45-16:25 オーガナイズドセッション:「生成系音楽情報科学」
--- チュートリアル:生成系音楽情報科学研究の現状と課題
〇松原 正樹(筑波大学)

--- パネル討論
北原 鉄朗(日本大学),伊藤 貴之(お茶の水女子大学),松原 正樹(筑波大学)
深山 覚(産業技術総合研究所),平田 圭二(はこだて未来大学)


□ 16:30-16:50
デモセッション概要発表
(一人あたり1分)


□ 17:00-19:00
(3) デモンストレーション:音楽情報処理の研究紹介XIV
「韻律変換実現のための一試行:高橋みなみ風の音声を小嶋陽菜風に変えてみた」
 大野 涼平(日本大学)
「入力文書の印象と感情に基づく楽曲提供の一手法」
 菅野 沙也(お茶の水女子大学)
「初音ミクを使用した n 平均律の音響生成と音階アルゴリズム」
 清川 隼矢(東京工科大学)
「大型ディスプレイを用いたカラオケとヘッドマウントディスプレイを用いたカラオケの比較実験」
 栗原 拓也(日本大学)
「タッチインタラクションシステム上での非和声音を含んだフレーズ生成」
 黒田 元気(東京工科大学)
「スマート電子楽譜 piaScore」
 小池 宏幸(プラスアド株式会社)
「無声ボイスパーカッションの音響分析」
 鈴木 潤一(日本大学)
「歌声・伴奏音・打楽器音分離に基づく音楽演奏支援システム」
 土橋 彩香(京都大学)
「歌唱におけるピッチの正しさとピッチ知覚の関係性に関する予備調査」
 長村 佳祐(日本大学)
「聴取を通じた演奏表現の把握と楽譜アノテーション」
 橋田 光代(相愛大学)
「MusicMixer: ビート及び潜在トピックの類似度を用いた DJ システム」
 平井 辰典(早稲田大学)

 

=====2日目:9月1日(火)=====
□ 9:00-10:30 歌詞・歌声分析
(4) 歌詞付けの違いによる特殊モーラの表現の差
〇籾山 陽子(名古屋大学)

(5) 歌唱熱唱度の言語依存性の調査
郝 沢宇,能勢 隆,〇伊藤 彰則(東北大学)
(第一著者の姓:偏が赤,旁がおおざと)

(6) 歌声合成システムの音源データ検索のための声質評価値推定法
〇山根 壮一,小林 和弘,戸田 智基(奈良先端科学技術大学院大学),
中野 倫靖,後藤 真孝(産業技術総合研究所),
ニュービッグ グラム,サクリアニ サクティ,中村 哲(奈良先端科学技術大学院大学)


□ 10:45-11:45 音楽動画処理
(7) 音楽動画への印象評価データセット構築とその特性の調査
〇大野 直紀,中村 聡史(明治大学),山本 岳洋(京都大学),
後藤 真孝(産業技術総合研究所)

(8) 音楽動画視聴時にライブを疑似体験できる声援コメント共有システム
〇早川 和輝(筑波大学),後藤 真孝(産業技術総合研究所)


□ 13:15-14:15 楽器演奏支援
(9) ピアノ練習状況の可視化および気付きのアノテーション機能をもつ学習支援システムの評価
〇上田 健太郎,竹川 佳成,平田 圭二(はこだて未来大学)

(10) カラオケにおける非歌唱者のためのタンバリン演奏支援システム
〇栗原 拓也,木下 尚洋,山口 竜之介,北原 鉄朗(日本大学)


□ 14:30-17:15 オーガナイズドセッション:「新楽器」
(11) チュートリアル:新楽器へのアプローチ
〇長嶋 洋一(静岡文化芸術大学)

(12) お触り楽器
〇長嶋 洋一(静岡文化芸術大学)

(13) 招待講演:「新しい楽器」のデザインポリシーと研究事例
〇寺田 努(神戸大学)

---- パネル討論
長嶋 洋一(静岡文化芸術大学),寺田 努(神戸大学),平田 圭二(はこだて未来大学)


□ 18:00-
懇親会 場所:名古屋大学 南部食堂

 

=====3日目:9月2日(水)=====
□ 9:30-11:00 演奏分析・自動化
(14) 楽曲のビート類似度及び潜在トピックの類似度に基づくDJプレイの自動化
〇平井 辰典(早稲田大学),土井 啓成(株式会社ドワンゴ),森島 繁生(早稲田大学)

(15) クラシックギター曲における音価と使用弦の平均情報量分析—楽曲に最適な奏法を目指して—
〇飯野 なみ(東海大学),飯野 秋成(新潟工科大学), 飯塚 泰樹, 沖野 成紀(東海大学)

(16) 階層的確率生成モデルによる装飾音を含む多声MIDI音楽演奏の楽譜追跡
〇中村 栄太(明治大学),Philippe Cuvillier,Arshia Cont(INRIA/IRCAM),
小野 順貴(国立情報学研究所),嵯峨山 茂樹(明治大学),渡邊 健二(東京藝術大学)


□ 11:00-12:15
全体討論
ベストプレゼン賞表彰
閉会

発表募集

□■
情報処理学会 音楽情報科学研究会
第108回研究発表会(夏のシンポジウム) 発表募集
■□
音楽情報科学研究会(SIGMUS)の第108回研究発表会(夏のシンポジウム)の発表
を募集します。本発表会は、もっとも優秀な研究発表に贈られる
「音楽情報科学研究会 夏シンポ・ベストプレゼンテーション賞」が設けられ
た年一度の機会です。皆様の研究成果をぜひお出しください。
また音楽情報科学研究会では学生対象の表彰も行っており、年度内に行われる
研究会すべての学生発表全体から優秀な発表1件を表彰します。
今回の夏のシンポジウムでの発表も対象となりますので、学生の方々も奮って
ご参加ください。

■日時・会場
日程:2015年8月31日(月)~9 月2日(水)
会場:名古屋大学 東山キャンパス IB電子情報館 東棟 2F大講義室
http://www.engg.nagoya-u.ac.jp/access/index.html
地下鉄「名古屋大学駅」3番出口に一番近いのがIB電子情報館です。
照会先:梶克彦(E-mail: contact[at]sigmus.jp)

■一般口頭発表 申込締切:2015年7月15日(水)
原稿締切:2015年8月 4日(火) 
※原稿締切厳守: システム投稿となり、8/4の23:59で締切になります。
それ以降は受け入れられませんのでご注意ください。
発表申込フォーム: https://ipsj1.i-product.biz/ipsjsig/MUS/
照会先:大石康智/深山覚 (E-mail: contact[at]sigmus.jp)
※登壇者が学生の場合、
研究会への連絡事項欄に「学生発表」とお書きください。
※SIGMUSでは,2012年度からインターネットを利用した研究発表のライブ動画
中継を試行してきました( http://www.sigmus.jp/?page_id=966 )。
2015年度からは本格運用として、情報処理学会のプレス発表
  「学術コンテンツを広く世に届けるため、情報処理学会とニコニコが提携」
   http://www.ipsj.or.jp/release/niconico_partnering.html
に基づいて、情報処理学会チャンネル( http://ch.nicovideo.jp/ipsj/
を用いた動画中継と永続的なアーカイブを実施しています。
発表申込時の【研究会への連絡事項】欄に
        「動画中継・アーカイブを希望する」
        「動画中継・アーカイブを希望しない」
のいずれかをご記入下さい。動画中継を承諾頂けない場合には、必ず発表申込
時にお伝え頂く必要があります。申し訳ありませんが「動画中継のみを希望し
てアーカイブは不可」という対応はできません。
なお、講演の一部だけ中継を希望しない場合は、部分的な中断も可能です。
その場合には、当日ご相談頂ければ対応可能です。
ご不明の場合には contact [at] sigmus.jp 宛にご相談ください。
動画中継することで、会場に来場できない研究者や、普段学会に参加されない
方々に対しても研究成果を広くアピールできます。またアーカイブにより、当
日都合がつかない方々や将来研究を始める方々が研究成果を知る機会を増やす
ことができます。是非、本学会の取り組みにご協力をよろしくお願い致します。
また、2014年度にSIGMUSが他研究会に先駆けて試行開始したチャットシステム
( http://133.30.244.47/about )も、2015年度から本格運用を開始しており、
今回も実施予定です。
※発表申込フォームが利用できない方は、下記にメールでご連絡ください。
照会先: 大石康智/深山覚(E-mail:contact[at]sigmus.jp)
※論文原稿の作成では、情報処理学会の下記URLを参照してください。
http://www.ipsj.or.jp/kenkyukai/genko.html

■デモセッション
デモセッションでは、楽器演奏などパフォーマンスを伴う発表から、十分な結
果は出ていないがSIGMUS参加者とともに議論したい研究、研究的要素がはっき
りしていない思い付きで作ったシステム、お蔵入りになったがどうしても披露
したい成果、既発表だがデモンストレーションの機会に恵まれなかったシステ
ムまで、様々な研究やシステムをデモ形式で発表する機会をご提供致します。
発表を希望される方は、下記の応募方法に従ってご応募ください。通常の研究
発表と異なり、まとまった研究成果はなくて構いませんので、ぜひお気軽にご
発表いただければ幸いです。
申込締切:2015年7月21日(火)
照会先: 竹川佳成/阪上大地(E-mail: contact[at]sigmus.jp)
【応募方法】
デモ発表の応募方法の詳細については、研究会Webページをご覧ください。
http://www.sigmus.jp/

■オーガナイズドセッション
オーガナイズドセッションは、オーガナイザ(本研究会の登録員)に自由に企
画していただくセッションです。例えば、特定のテーマの発表を揃えたい、通
常より長いQ&Aで深い議論をしたいなどです。
奮ってご応募頂きますようお願い申し上げます。
提案締切:2015年7月8日(水)
提案可否通知:2014年7月10(金)
照会先:平田圭二/竹川佳成/前澤陽(E-mail: contact[at]sigmus.jp)
【応募方法】
下記の各項目を埋めて以下の照会先に電子メールでお送りください。
1. セッション名
2. オーガナイザの氏名、所属、連絡先
        オーガナイザ全員分をお知らせください。
        リーダ氏名に○をお付けください。
3. セッションの狙いとキーワード(合わせて400字以内)
4. セッション構成(案)(400字以内)
        もしすでに発表者や講演者の候補、講演タイトルが挙がっていれば
        お知らせください。当日変更になっても構いません。
5. 原稿の件数と長さ
        どの発表者や講演者がどれくらいの長さの予稿を執筆するかを
        お知らせください。
        オーガナイズドセッションの記録を研究報告に積極的に残すことに
        ご協力ください。
ご応募頂きましたセッション提案は、SIGMUS運営委員会で審査した後、可否を
ご連絡いたします。また、採用されたセッション提案はSIGMUS公式サイト、
CFP、ML等で公表いたします。質問や問い合わせなどは、上記照会先までお願
いいたします。
【過去のオーガナイズドセッション】
・「生成音楽の評価学」(第102回研究会)
・「ピアノ学習者の熟達化モデルの構築」 (第102回研究会)
・「“魅せる”の工学」 (第106回研究会)
など

■第108回研究会担当
・企画担当 平田圭二(公立はこだて未来大学)
竹川佳成(公立はこだて未来大学)/前澤陽(ヤマハ)
阪上大地(コルグ)/浜中雅俊(京都大学)
・会場担当 梶克彦(愛知工業大学)
・プログラム担当 大石康智(NTTデータ)/深山覚(産業技術総合研究所)
主査: 北原鉄朗 (日本大学)
幹事: 吉井和佳(京都大学)
亀岡弘和(NTTコミュニケーション科学基礎研究所)
伊藤彰則 (東北大学)/平田圭二(公立はこだて未来大学)
馬場哲晃 (首都大学東京)