高度交通システム(ITS)2015シンポジウム

高度交通システム(ITS)2015シンポジウム

自動車が発明されてから100年あまりが経過し,自動車は日常生活になくてはならないものになってきています.しかし,渋滞による時間の損失や環境汚染/地球温暖化,事故など といった問題は根本的な解決方法を見い出せないまま今日に至っています.このような自動車交通をはじめとする交通システムにおけるさまざまな問題点に関して,情報技術の面から統合的なアプローチでその解決を図る高度交通システム(ITS)が,世界的な規模で取り組まれています.本学会においても,2000年4月より「高度交通システム(ITS)」研究会を発足させ、ITSへの取り組みを開始しています.

今回も昨年度に引き続き,ITS技術に関連する様々な分野の専門家をお招きし,それぞれの分野から見たITSの現状と今後の研究・開発の課題等についてご講演いただくとともに,幅広い分野の研究者が積極的に交流をはかれる場を提供する目的で,シンポジウムを開催します.

今回は,「安全安心社会の実現に向けた」というテーマで,ITSの今後に深く関連する自動運転、つながる車、都市とモビリティエネルギー関連のトピックとその応用に関するご講演をお願い致しました.皆様の参加をお願いいたします.

日程&会場

日 程:1月30日(金)
会 場:トヨタ博物館(愛知県長久手市横道41-100) 
新館1F 大ホールB (以下の館全体図ならびに新館の箇所をご覧ください)
 

テーマ

安全安心社会の実現に向けたITS

主催

情報処理学会高度交通システムとスマートコミュニティ(ITS)研究会

協賛

ITSジャパン
情報処理学会モバイルコンピューティングとユビキタス通信(MBL)研究会
情報処理学会マルチメディア通信と分散処理(DPS)研究会
情報処理学会グループウェアとネットワークサービス(GN)研究会

参加費(論文集、消費税込)

情報処理学会正会員 12,000円
ITSジャパン会員 12,000円
研究会登録会員 10,000円
非会員 15,000円
情報処理学会学生会員*  無料
学生 5,000円
*情報処理学会の学生会員は情報処理学会IEプロジェクトからの補助により無料で参加できます. 

参加申込

以下よりお申込みください.
https://www.ipsj.or.jp/02moshikomi/event/event-ITS2015.html

**お申し込みの際の注意事項**
  • 当日受付も致しますが,論文集が不足した場合は事前申し込み優先とさせていただきますのでご了承ください.
  • 参加費の当日現金払いも受け付けますが,なるべく振込でのお支払いにご協力ください.

最新情報

シンポジウムに関する最新情報,講演内容梗概は研究会WEBページでご確認ください.
http://www.ysr.net.it-chiba.ac.jp/sigits/sympo2015/index.html

プログラム(予定)

[10:00-10:05] 開会挨拶 ITS研究会主査 齋藤 正史(三菱電機)
[10:05-10:15] ITS研究会平成26年優秀論文表彰

[10:15-11:55] 招待講演 セッション1
(1)[10:15-11:05]「政府・経済産業省における自動運転関連の取組」
山家 洋志 (経済産業省 自動車課 電池・次世代技術・ITS推進室)
(2)[11:05-11:55] 「自動運転技術を活用した高度運転支援開発」
田口 康治 (トヨタ自動車 BR高度知能化運転支援開発室)

[11:55-13:00] 昼休み

[13:00-14:40] 招待講演 セッション2
(3)[13:00-13:50] 「次世代に向けた“つながる”新価値の創造」
相原 誠 (トヨタ自動車 e-TOYOTA部 つながる商品 企画室)
(4)[13:50-14:40]「 「都市の進化」と「交通/モビリティ」」
手嶋 茂晴 (名古屋大学 未来社会創造機構)

[14:40-15:00] 休憩

[15:00-16:40] 招待講演 セッション3
(5)[15:00-15:50]「モビリティが見守る道路インフラ維持管理」
八木 浩一 (バンプレコーダー 株式会社)
(6)[15:50-16:40]「各国の事例から見る電動車普及のソリューション」
志村 雄一郎 (三菱総合研究所 環境・エネルギー研究本部)
[16:40-16:45] 閉会挨拶 ITS研究会主査 齋藤 正史