インターネットと運用技術シンポジウム(IOTS2014)

 近年,簡易投稿サービスやSNS等誰もが気軽に情報発信できるサービスが増加し,コンピュータの小型化やスマートフォン,タブレット端末の普及と相まって利用者が急増しています.また,センサーネットワークをはじめとするいわゆるIoT (Internet of Things)やM2M (Machine to Machine) の発達により,そのようなインターネットサービスの利用形態も多種多様化しています.

現在インターネット上にはこれらのサービスによって生成される多様で膨大な量のデータ (いわゆるビッグデータ) が行き交っています.ビッグデータの活用により,個々人のニーズに合ったサービスの提供,気象予測への応用など,様々なサービスや産業が創出されています.一方でビッグデータは,その誤用や悪用によりプライバシーの侵害や企業・社会へ甚大な被害をもたらす可能性もはらんでいます.

本シンポジウムは,ビッグデータを安全に活用しつつサービスを提供することの可能性や具体的な手法,ビッグデータの内包する脅威に対してどのように対応すべきか等を議論し,社会基盤としてのインターネットの構築,運用や研究に寄与することを目的とします.

テーマ

本シンポジウムでは、以下の内容を取り扱います。
  • ビッグデータを考慮した計算機システムおよびネットワークシステムの構築運用技術
  • ビッグデータを活用した多様なサービスの構築運用技術
  • ビッグデータを収集・活用することによる各種問題へのアプローチ
  • セキュリティを考慮した計算機システムおよびネットワークシステムの構築運用技術
  • 高度なセキュリティを実現する運用管理方針および手順の設計構築手法
  • クラウドコンピューティングを支える仮想化システムの運用管理技術
  • SNS、P2P、ファイル共有など資源共有手法の運用管理技術
  • トラヒック解析、負荷分散技術、IX運用技術
  • 新しい計算機システムの構築運用技術
  • 多様な計算機システムおよびネットワークシステムの評価技術

日程&会場

日程:2014年12月4日(木曜日)、5日(金曜日)
会場:立命館大学プリズムホールおよびユニオンスクエア [びわこ・くさつキャンパス]
    (〒525-8577 滋賀県草津市野路東1丁目1-1)
http://www.ritsumei.jp/accessmap/accessmap_bkc_j.html

参加費予定(論文集込み)

正会員:8,000円
研究会登録会員:5,000円
学生会員:無料
非会員:12,000円
学生非会員:1,000円

主催

情報処理学会インターネットと運用技術研究会

協賛

 電子情報通信学会 インターネットアーキテクチャ(IA)研究会

最新情報

シンポジウムに関する最新情報は研究会WEBページでご確認ください.
http://iot.ipsj.or.jp/iots/2014

参加申込

お申し込みは以下からおねがいいたします.
https://www.ipsj.or.jp/02moshikomi/event/event-iots2014.html

プログラム

---2014年12月4日(木) 1日目---
9:30 開会
【セッション1:仮想システム】9:45-11:25(発表20分+質疑5分)
(1)分散システムの耐災害性・耐障害性の検証・評価・反映を行うプラッ トフォームの設計と評価
柏崎礼生(大阪大学),西内一馬((株)シティネット),北口善明(金沢大学),市川昊平(奈良先端科学技術大学院大学),近堂徹(広島大学),中川郁夫(大阪大学,(株)インテック),菊地豊(高知工科大学)
(2)広域SDNテストベッドのためのRISE Orchestrator
伊藤暢彦(情報通信研究機構),石井秀治,斉藤修一,金海好彦(情報通信研究機構,日本電気(株)),河合栄治(情報通信研究機構),下條真司(情報通信研究機構,大阪大学)
(3)仮想ルータを使ったスイッチレス・サーバクラスタリングのデザインパターン
松本直人(さくらインターネット(株))
(4)OpenFlowネットワークモニタリングシステムの開発
堤啓彰(近畿大学大学院),谷口義明,井口信和(近畿大学),渡辺健次(広島大学)

11:25-11:55 展示企業紹介
11:55-13:30 昼休み

【Work in Progress セッション1】13:30-14:30(質疑含め15分)
(5)[WIP]OpenFlowを用いた不正通信制御システムの評価
下川大貴,小刀稱知哉(大分大学大学院),池部実,吉田和幸(大分大学)
(6)[WIP]プッシュ通知サービスを利用した火山活動情報配信の試み
吉村圭一郎,山之上卓,小田謙太郎,下園幸一(鹿児島大)
(7)[WIP]災害時の利用を想定した複数の通信手段を併用するメッセージングシステムの提案
石橋由子,竹田龍生(京都工芸繊維大学大学院),桝田秀夫(京都工芸繊維大学)
(8)[WIP]電子メールUIを有するロバストなメッセージングシステムの検討
竹田龍生,石橋由子(京都工芸繊維大学大学院),桝田秀夫(京都工芸繊維大学)

【セッション2:試作・評価・実用化】14:35-15:50(発表20分+質疑5分)
(9)Android端末を利用した乳幼児見守りシステム
齊藤桂(奈良先端科学技術大学院大学),齊藤明紀(鳥取環境大学),猪俣敦夫,藤川和利(奈良先端科学技術大学院大学)
(10)ペットロスのためのオンラインセルフヘルプミーティングの提案と評価
北本亜由美,山内正人,砂原秀樹(慶應義塾大学大学院)
(11)多数のクライアント間での画面共有・データ通信におけるWebSocketとWebRTCとの比較
小林幸司(鹿児島大学),小荒田裕理(鹿児島大学大学院), 山之上卓,下園幸一,小田謙太郎(鹿児島大学)

【Work in Progress セッション2】15:55-16:55(質疑含め15分)
(12)[WIP]小型PCとソフトウェアルータによるイベントネットワーク構築の検討
中山貴夫(京都女子大学)
(13)[WIP]IoT時代の電子工作愛好者向けセキュリティゲートウェイの実装と運用体制の整備
大野浩之,鈴木裕信,北口善明(金沢大学)
(14)[WIP]情報コンセント検査支援ツールへの取組み
齊藤明紀(鳥取環境大学)
(15)[WIP]情報機器の信頼性向上のための技術基準と表示ルールのありかた
石島悌(大阪府立産業技術総合研究所)

【招待講演1】17:00-18:00
(16)「ビッグデータ利活用のための基盤構築とその利用」
中田明((株)ノーチラス・テクノロジーズ 取締役)

【懇親会】18:10-20:30


---2014年12月5日(金) 2日目---
【セッション3:運用管理】9:30-10:45(発表20分+質疑5分)
(17)HTTP通信ログ解析による学内情報機器の利用状況推定
鳩野逸生(神戸大学)
(18)送信された電子メールサイズの頻度に現れるべき則の分析
松原義継(佐賀大学),武藏泰雄(熊本大学)
(19)大規模IPv6無線LANにおける 制御用マルチキャストパケットの観測と分析
前田香織(広島市立大学),近堂徹,相原玲二(広島大学)

【セッション4:教育システム】10:55-12:10(発表20分+質疑5分)
(20)データ自動再配置ストレージによるレスポンスタイム改善と柔軟な運用の実現
丸山一貴(明星大学,東京大学),山原陽一(EMC ジャパン(株)),関谷貴之(東京大学)
(21)大阪大学における仮想化基盤の増強とクラウド戦略
柏崎礼生,宮永勢次,森原一郎(大阪大学)
(22)クラウドコンピューティング活用のための大規模キャンパスネットワーク
近堂徹,田島浩一,岸場清悟,吉田朋彦,岩田則和,大東俊博,西村浩二,相原玲二(広島大学)

12:10-14:00 昼休み

【招待講演2】14:00-15:00
(23)「ビッグデータ時代の運用管理と法制度」
林紘一郎(情報セキュリティー大学院大学 教授)

【パネル討論】15:20-16:50
ビッグデータ時代の運用管理と多様なサービス
~ビッグデータを取り巻くこれからのインターネット環境を考える~
コーディネーター
上原哲太郎(立命館大学教授)
パネリスト
田口栄治(インテル(株)データセンター事業開発部シニア・スペシャリスト)
西尾信彦(立命館大学教授)
林紘一郎(情報セキュリティー大学院大学教授)

16:55 閉会

 

プログラム委員会

委員長:村上登志男(学習院大学)
 委員:石島悌(大阪府立産業技術総合研究所),石橋勇人(大阪市立大学),柏崎礼生(大阪大学),北口善明(金沢大学),坂下秀(アクタスソフトウェア),佐藤聡(筑波大学),中村豊(九州工業大学),林治尚(兵庫県立大学),桝田秀夫(京都工芸繊維大学),松本直人(さくらインターネット),宮下健輔(京都女子大学),山井成良(東京農工大学)
 

実行委員会

 委員長:上原哲太郎(立命館大学)
委員:池部実(大分大学,展示担当),石島悌(大阪府立産業技術総合研究所),石橋勇人(大阪市立大学),柏崎礼生(大阪大学),坂下秀(アクタスソフトウェア),林治尚(兵庫県立大学),桝田秀夫(京都工芸繊維大学),宮下健輔(京都女子大学)

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