第28回EC研究発表会
第28回エンタテインメントコンピューティング研究発表会
プログラム
5/17(金) 10:15-11:45 3件 13:00-14:30 3件 14:40-15:40 招待講演 15:50-16:50 2件 5/18(土) 9:30-11:00 3件 11:10-12:10 2件 ----プログラム---- ※発表番号の後ろの M はMVE研究会,E はEC研究会への申込であることを示します. ■5月17日(金) 5/17 10:15-11:45 [インタフェース・評価] (1)E バーチャル空間に挿入可能な三次元スケッチペン ○長坂 信吾, 浦西 友樹, 黒田 嘉宏, 井村 誠孝, 大城 理 (大阪大学) (2)M ロボット対話型服装推薦システムにおける、ユーザの服装コーディネート力 向上の検証 ○清水 葵, 鈴木 優, 上田 博唯 (京都産業大学) (3)E 異なる娯楽性を付与したタスクの作業効率比較 ○一ノ瀬 智浩, 上野 秀剛 (奈良工業高等専門学校) 5/17 13:00-14:30 [力触覚・温冷覚] (4)M Effect of Local Lag Control on QoE in Joint Haptic Drum Performance ○Mya Sithu, Yutaka Ishibashi (Nagoya Institute of Technology) (5)M 分散仮想環境におけるネットワーク遅延が力覚による意思伝達に及ぼす影響 ○黄 平国, 曾 キ, 石橋 豊 (名古屋工業大学) (6)E オノマトペ体感システムの実現に向けた冷温風提示システムの基礎検討 ○濱村 康司, 松下 光範 (関西大学) 5/17 14:40-15:40 [招待講演] (7) 脳が世界を見る -わたしが知らないうちに- 藤田 一郎 (大阪大学) 5/17 15:50-16:50 [画像] (8)E 自撮りパノラマ写真生成のための人物領域抽出 ○中川 裕太, 河野 恭之 (関西学院大学) (9)M 屋外カメラ設置におけるポーズ決定タスクによる複合現実型 ジオラマインタフェースの評価 ○林 将之, 北原 格, 亀田 能成, 大田 友一 (筑波大学) ■5月18日(土) 5/18 9:30-11:00 [音・音楽] (10)E 聴覚フィードバックを用いた歌唱時の音程操作 ○井手口 裕太, 横畑 亮輔, 井村 誠孝, 浦西 友樹, 黒田 嘉宏, 大城 理 (大阪大学) (11)E タブレットデバイスを用いたコード演奏学習支援アプリケーションの開発と マルチメディアフィードバック効果の検証 ○尾本 光, 米澤 朋子 (関西大学) (12)M 雑音抑圧法を用いたステレオ型自動カラオケアプリの開発 ○武田 駿 (諏訪東京理科大学), 名取 隆廣 (東京理科大学), 田邉 造 (諏訪東京理科大学), 古川 利博 (東京理科大学) 5/18 11:10-12:10 [教育] (13)E 高専生による二輪型および慣性ロータ型の倒立振子ロボットの作製 ○浜崎 淳, 繁内 宏治, 坂本 寛和 (広島商船高等専門学校) (14)E エンタテインメント科学とデザイン・エンタテインメント ○長嶋 洋一 (静岡文化芸術大学)
開催案内
======================================================================== 第28回 情報処理学会エンタテインメントコンピューティング研究会 研究発表会 開催のご案内と発表募集 ======================================================================== 日時: 2013年5月17日(金),18日(土) ※17日(金)のみの開催となる場合があります. 場所: 大阪大学 基礎工学部 国際棟 セミナー室 〒560-8531 大阪府豊中市待兼山町1-3 下記URLのキャンパスマップ21番の建物 http://www.osaka-u.ac.jp/ja/access/toyonaka 交通: 阪急電車宝塚線 石橋駅下車 徒歩20分 大阪モノレール 柴原駅下車 徒歩10分 招待講演: 「脳が世界を見る -わたしが知らないうちに-」 藤田 一郎 (大阪大学 大学院生命機能研究科) 申込締切: 2013年3月11日(月) 原稿締切: 2013年4月17日(水) 主催: 情報処理学会 エンタテインメントコンピューティング(EC)研究会 連催: 電子情報通信学会 マルチメディア・仮想環境基礎(MVE)研究会 協賛: 日本バーチャルリアリティ学会 アート&エンタテインメント(A+E)研究委員会 対象分野: 本研究会では,新しいエンタテインメントを創造するためのエンタテインメント 技術の研究,「面白さ」の基本要素の解明や評価法の確立に向けたエンタテイン メント性の研究,教育・エクササイズ・福祉などの様々な分野での応用研究などを 対象分野としています.エンタテインメントコンピューティング分野での研究 成果を是非,ご投稿いただければ幸いです. *** 申込方法 *********************************************************** 【発表申込み方法】 発表される方は以下の情報処理学会新投稿システムの「発表申込」よりお申込み ください. https://ipsj1.i-product.biz/ipsjsig/EC/ 【学生発表賞について】 EC研究会では,学生の優秀な発表に対して,学生発表賞を授与しております. 発表者が学生の場合,申込の際に,「研究会への連絡事項」の欄に「学生発表」 と記入してください. フォームからのお申し込みができない方がいらっしゃいましたら,下記のメール アドレスまでお問い合わせください. 照会先: 井村 誠孝 (大阪大学) E-mail: imura [at] bpe.es.osaka-u.ac.jp 原稿のフォーマットについては情報処理学会の下記URLを参照してください. http://www.ipsj.or.jp/kenkyukai/genko.html *** 招待講演詳細 ******************************************************* 日時: 5月17日(金) 午後(予定) 講演題目 「脳が世界を見る -わたしが知らないうちに-」 講演者 藤田 一郎 (大阪大学 大学院生命機能研究科) 概要 私たちの脳の重さはおよそ1.3kg.体重のほんの2-5%に過ぎない.この小さな臓 器が,精神を含めた私たち人間の活動のすべてをコントロールしている.遊び も喜びも科学探求も経済判断も.「見る」こともその一つである.世界を見て いるのは目と脳の共同作業であり,私たちが見る世界は,脳が作り出したもの である.本講演では,様々な不思議な画像や動画を見て「脳が見ている」こと を実感しながら,その背景で起きている情報処理過程について考える.脳は無 地ではない.まるで現代アートのような美しい模様が脳の中にある.その模様 と情報処理の関係についても述べよう. 演者略歴 藤田 一郎 (ふじた いちろう) 1956年生まれ.1979年,東京大学理学部生物学科卒業.1984年,東京大学大学 院理学系研究科動物学課程修了.理学博士.岡崎国立共同研究機構生理学研究 所,カリフォルニア工科大学,理化学研究所,新技術事業団を経て,1994年, 大阪大学医学部教授.2002年,大阪大学大学院生命機能研究科教授,現在に至 る.著書に,「『見る』とはどういうことか - 脳と心の関係をさぐる」(化学 同人),「脳ブームの迷信」(飛鳥新社),「脳の風景 -『かたち』をよむ脳科 学-」(筑摩選書)などがある.専門はサルやヒトの視覚機能および大脳皮質の発 達の解明.脳にまつわるさまざまな迷信やニセ商品の問題を指摘する活動や, 原始仏教や芸術などと脳科学との接点を探求する活動も行っている(2008科学と 仏教の接点「ありのままに見るとは」,2009ニセ科学フォーラム「脳の迷信」, 2011横浜トリエンナーレ「藤田一郎×横尾忠則 - 見ること,描くこと: 脳科学 とアートの対話」など). ************************************************************************ 研究会の最新情報につきましては,研究会Webページをご覧下さい. エンタテインメントコンピューティング研究会 http://www.entcomp.org/sig/ =======================================================================