第196回CVIM研究発表会

第196回コンピュータビジョンとイメージメディア研究発表会

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開催案内

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              CVIM2015年3月研究会プログラム(第196回)
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2015年3月コンピュータビジョンとイメージメディア研究会プログラム
(主査: 杉本晃宏,幹事: 大石岳史,岡谷貴之,斎藤英雄,清水郁子,延原章平,橋本学,槇原靖,横矢直和)

日時:
2015年3月6日(金)  10:00 - 18:20
2015年3月7日(土)  09:00 - 17:20

会場:
東北大学片平キャンパス(Cエリア:エクステンション教育研究棟) 講義室201

住所:
〒980-0812 宮城県仙台市青葉区片平2-1-1

交通案内:
公共交通機関で来られる方はこちらをご覧ください.
アクセス
     http://www.law.tohoku.ac.jp/lawschool/access/
キャンパスマップ(図中のC07)
     http://www.tohoku.ac.jp/japanese/profile/campus/01/katahira/areac.html
   Google Map
     https://www.google.co.jp/maps/dir//東北大学法科・公共政策大学院+法政実務図書室/@38.2540092,140.8739144,18z/data=!4m8!4m7!1m0!1m5!1m1!1s0x0:0xc15901f768eb2174!2m2!1d140.874617!2d38.254294

会場連絡先:
岡谷 貴之
東北大学大学院情報科学研究科
022-795-7016

テーマ:
災害とコンピュータビジョン

講演時間:
特別講演: 発表50分 + 質疑10分
上記以外: 発表20分 + 質疑10分

全体構成:

3月6日(金)
10:00 - 11:00 テーマセッション
11:00 - 12:00 特別講演1
13:00 - 15:00 一般セッション1
15:10 - 17:10 一般セッション2
17:20 - 18:20 特別講演2
18:30 - 20:00 懇親会(予定)

3月7日(土)
09:00 - 10:30 一般セッション3
10:40 - 11:40 特別講演3
12:40 - 13:40 特別講演4
13:40 - 14:40 特別講演5
14:50 - 16:20 一般セッション4
16:20 - 17:20 ポスターセッション

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■■  3月6日(金)  テーマセッション  (10:00 - 11:00)

(1) 10:00 - 10:30
東日本大震災被災地を対象とした市街地の時空間モデリングについて
岡谷 貴之 (東北大)

(2) 10:30 - 11:00
CNNを用いたシーン変化の検出
櫻田 健, 岡谷 貴之 (東北大)


■■  3月6日(金)  特別講演1  (11:00 - 12:00)

(3) 11:00 - 12:00
東日本大震災における犠牲者の身元確認はいかにして行われたか
~ 法医学・法歯学を支援するコンピュータビジョンの可能性
青木 孝文, 伊藤 康一 (東北大)


------  昼食  (  60分  )  ------

■■  3月6日(金)  一般セッション1  (13:00 - 15:00)

(4) 13:00 - 13:30
輝度補正と反射特性推定を伴う照度差ステレオと陰影からの形状復元
原 健二, 井上 光平, 浦浜 喜一 (九州大)

(5) 13:30 - 14:00
距離画像から得られる形状空間に基づく手の形状識別と姿勢推定
菊池 優介, 福井 和広, 日野 英逸 (筑波大)

(6) 14:00 - 14:30
パーツ定位を用いた三次元位置合わせ
池上 史郎 (リコー), 石田 将吾 (General5), 川口 敦生 (リコー)

(7) 14:30 - 15:00
プロジェクタ画像超解像を利用した3次元変動強調の超解像化
吉木 昌康, 坂上 文彦, 佐藤 淳 (名工大)


------  休憩  (  10分  )  ------

■■  3月6日(金)  一般セッション2  (15:10 - 17:10)

(8) 15:10 - 15:40
交差3平面を用いたRay-Pixelカメラの線形キャリブレーション
西村 真衣, 延原 章平, 松山 隆司 (京大), 志水 信哉, 藤井 憲作 (NTT)

(9) 15:40 - 16:10
多視点画像を用いた半透明水中物体の3次元形状・透過率分布推定
矢野 智彦, 延原 章平, 松山 隆司 (京大)

(10) 16:10 - 16:40
回転時の視点ずれのモデル化による視点固定首振り撮影雲台の校正
竹葉 亮佑, 東海 彰吾, 坂本 一将 (福井大)

(11) 16:40 - 17:10
2台のRGB-Dセンサによる水面下環境の3次元復元
下村 涼太, 金澤 靖 (豊橋技科大)


------  休憩  (  10分  )  ------

■■  3月6日(金)  特別講演2  (17:20 - 18:20)

(12) 17:20 - 18:20
4次元仮想化都市空間
池内 克史 (東大)


■■  3月6日(金)  懇親会(予定)  (18:30 - 20:00)


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■■  3月7日(土)  一般セッション3  (09:00 - 10:30)

(13) 09:00 - 09:30
画像分類のための非一様マハラノビス符号化の提案
松澤 知己, 武井 渉 (群馬大), 大町 真一郎 (東北大), 加藤 毅 (群馬大)

(14) 09:30 - 10:00
複数フォント3000カテゴリを対象とした回転文字認識
馬場 悠太, 長谷 博行, 東海 彰吾 (福井大)

(15) 10:00 - 10:30
ディープオートエンコーダにより生成した補間形状を用いた形状学習データ生成
佐藤 信 (岩手大)


------  休憩  (  10分  )  ------

■■  3月7日(土)  特別講演3  (10:40 - 11:40)

(16) 10:40 - 11:40
ロボット技術を利用した実世界の情報収集
大野 和則 (東北大)


------  昼食  (  60分  )  ------

■■  3月7日(土)  特別講演4  (12:40 - 13:40)

(17) 12:40 - 13:40
災害発生後におけるオンライン建物被害認定調査システムの実装と意義
井ノ口 宗成, 田村 圭子 (新潟大), 林 春男 (京大)


■■  3月7日(土)  特別講演5  (13:40 - 14:40)

(18) 13:40 - 14:40
言語処理による災害情報の分析と集約
岡崎 直観 (東北大)


------  休憩  (  10分  )  ------

■■  3月7日(土)  一般セッション4  (14:50 - 16:20)

(19) 14:50 - 15:20
深度情報を利用した害獣の自動計数システムの検討
中井 一文, 山本 陽祐, 木村 佳嗣, 江崎 修央 (鳥羽商船高専), 山端 直人 (三重県農業研究所)

(20) 15:20 - 15:50
2段階グラフカットを用いた動画からの移動物体抽出
土田 和生, 古賀 久志, 戸田 貴久 (電通大)

(21) 15:50 - 16:20
既設カメラなどの低解像度映像による人物検出システム
辻 健太郎, 鄭 明燮 (富士通研), 中島 望夢李 (富士通九州ネットワークテクノロジーズ),
松田 裕司, 宮崎 信浩, 皆川 明洋 (富士通研)


■■  3月7日(土)  ポスターセッション  (16:20 - 17:20)
口頭発表者のポスター発表(任意)を実施予定です.

発表募集

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               CVIM2015年3月研究会 募集要項(第196回)
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【3月の論文募集】 次の2種類の論文を募集します.
(1) 『テーマセッション:災害とコンピュータビジョン』
(2) 『一般セッション』

日時 :     2015年3月5日(木),6日(金)  →6日(金),7日(土)に変更になりました。
会場 :     東北大学片平さくらホール

発表申込締切 :  2015年1月9日(金) 23:59
原稿提出締切 :   2015年2月5日(木) 23:59
           ※23時59分を過ぎるとシステムに投稿できなくなります。
              締切に遅れると発表キャンセルとなりますのでご注意ください。
              また,フォントの埋め込みがされていないとアラートが出ます。
              お早目にご投稿いただきますようお願い致します。

申込方法 :   情報処理学会のWebページ(URLは以下)の「発表申込」より申込み.
                   https://ipsj1.i-product.biz/cgi-bin/ipsjsig/menu_jp.cgi?sig_div=CVIM

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※ 研究会への連絡事項に,以下を記載下さい.
     ・論文種別 (該当する方を残して下さい.)
        「テーマ」
        「一般」
    ・コメント制度希望の有無 (詳細は以下URLをご参照下さい.)
        「有」
        「無」
        http://cvim.ipsj.or.jp/index.php?id=comment
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申込・照会先 : 
     槇原 靖(大阪大学)      E-mail:makihara"at"am.sanken.osaka-u.ac.jp
     CVIM研究会事務局      E-mail:sig-cvim-office"at"am.sanken.osaka-u.ac.jp

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東日本大震災から4年が経とうとしています.本研究会ではこの時機を捉え,防災・減災,被害からの復興という現代社会の重要テーマに対し,コンピュータビジョンがどのように貢献できるかを議論したいと考えています.
震災発生時,様々な情報通信技術が活用されました.例えば被災者の安否確認や道路情報の収集・閲覧が実現され,有効活用されたのは記憶に新しいところです.また,いわゆる「震災ビッグデータ」の分析によって,例えば震災発生時の人や情報の流れが可視化され,将来の防災や減災への活用が期待されています.
われわれCVの分野でもこの間,いくつかの取り組みがありました.しかしながら CVの潜在能力を考えれば,4年前の震災の分析,および将来の災害への備えと守りのために,その技術を活用できる余地はいまだかなりあると言って良いでしょう.分野の最近の研究状況に目を移すと,多視点画像を用いた空間の3次元モデリング技術は成熟期に入り,新たに時間軸を含んだ4次元モデリング技術が研究されています.また,最近の多層畳込みネットワークの成功により,画像認識の技術は飛躍的に性能を向上させています.例えば災害予知や震災発生時の罹災者支援,あるいは災害に強い街づくりなどに対し,これらの技術の活用が期待されます.
近年,地球規模の気候変動により各種災害が日常化しつつあり,防災・減災のための新しい技術が強く求められています.本研究会では,社会から何が求められ,CVにどのような技術シーズがあるかについて議論を深めたいと思います.そのため,本テーマに関連する発表申し込みを広く募集する他,関連分野から下に記載した3名の講師を招き,この問題に対する取り組みをお話し頂きます.もちろんテーマ発表だけでなく,一般発表の募集も行っておりますので,ふるってご応募下さい.
なお本研究会では,本年度をもって東京大学を退官される池内克史先生に,これまでの研究教育および将来展望についてご講演頂く予定です.国内外でこの分野を牽引してきた先生からお話を伺える貴重な機会ですので,皆様のご参加をお待ちしております.

特別講演講師:青木 孝文(東北大),大野 和則(東北大),岡崎 直観(東北大)各先生

テーマ担当委員: 岡谷 貴之(東北大), 中澤 篤志(京都大)

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■ 注意事項・コメント制度
  • 発表申込後,「発表申込完了のお知らせ」に関するメールが自動発信されます.
  • 発表申込締切後の数日以内に,「講演申込受理のお知らせ」に関するメールが発信されます.講演原稿の締め切り・要項・提出方法等に関する情報が記載されておりますので,記載された方法に従って原稿を提出下さい.
  • 万が一,「講演申込受理のお知らせ」のメールが届かない場合には,申込・照会先にご連絡下さい.なお,原稿締め切り,要領についてのお問い合わせは,学会研究会係にお願いします.(担当:研究会係 sig"at"ipsj.or.jp)
  • コメント制度を御希望の場合には,原稿提出の締切後に,コメント制度用のウェブページのURLを含めた申込確認メールが送付されます.研究会までに運営委員より質問・コメントが記入される予定ですので,随時,コメント制度用のウェブページを御確認下さい