論文誌「社会の知的化を先導するコラボレーション技術とネットワークサービス」特集 論文募集

2016年12月6日
論文誌ジャーナル編集委員会

 情報通信技術の進展に伴って、従来人間が行ってきた単純作業の多くが機械化され、人間にはより知的な活動が期待されるようになってきました。また、近年の人工知能関連技術の進展により、人間の知的な活動までもが機械化されていくのではないかとの憶測も広がっています。しかし、他者と協調し、様々な環境の変化や制約事項に柔軟に対応しながら意思決定や問題解決を行っていく人間の知力には計り知れないものがあり、機械の知能化に伴って、よりその能力への期待が高まってきていると考えることもできます。人間に代わって知的な活動を行う機械への期待が高まる一方で、人間社会の知的な活動を支え、時には人間の知力を誘発し、増幅する役割としての情報通信技術への期待も大きいものがあると考えられます。スマートフォン等の携帯端末やクラウドを活用したコラボレーションシステムやネットワークサービスは、人間が行っている種々の知的な活動を支えるようになってきているとともに、今後は、IoT(Internet of Things)による様々なセンサ情報や、人工知能によるボットやエージェントなどをも取り込んで、社会の知的化を先導するのに必要な中核技術になっていくことが予想されます。
 このような状況認識に基づき、情報処理学会論文誌において「社会の知的化を先導するコラボレーション技術とネットワークサービス」特集号を企画します。本特集において時宜を得て迅速に関連する研究論文を一括掲載することにより、社会に成果を公開し、グループウェアとネットワークサービスに関する研究の一層の発展に寄与することを目指します。
 本特集号で取り扱う主なトピックは、知識・情報共有、ソーシャルコンピューティング、ユビキタスコンピューティング、センサーネットワーク利用サービス、セキュアなネットワークサービス、医療・福祉のためのネットワークサービス、防災・減災のためのネットワークサービス、分散コラボレーション、教育・学習支援、コミュニケーション研究の理論・技術・応用・評価・実装・実践などを含みます。また、これに限定するものではなく、グループウェアとネットワークサービスに関する論文を広く募集します。なお、今回の論文誌ジャーナル編集は「ゲストエディタ制度」によって行います。

投稿要領

(1)論文の執筆要領
「情報処理学会論文誌(IPSJ Journal)」原稿執筆案内によります。
論文は電子投稿により受け付けますので、下記のURLにアクセスし手続きを進めてください。

https://mc.manuscriptcentral.com/ipsj

なお、ご投稿いただく際は初回のみアカウント作成が必要となります。
アカウント作成は、投稿窓口のURLから行えます。
詳細は投稿窓口URLの上部にある「投稿規定・各種書類」内のマニュアルをご参照ください。

論文募集の英語版はJIP (Journal of Information Processing) のページよりご覧ください。

(2)査読手続き
通常の論文誌投稿論文と同一ですが、特集号編集期限の関係上、著者への照会期間は通常(2ヶ月)より短縮されますので、投稿に際し、あらかじめご了承ください。

(3)投稿締切  2017年4月10日(月)

(4)特集号予定  2018年1月号

(5) 掲載料に関する補足
情報処理学会では、2015年8月1日から2017年7月31日までに投稿された英文論文の掲載料を30%割引きするキャンペーンを行っています。

(6)特集号編集委員
編集委員長:高田秀志(立命館大学)
幹   事:塩澤秀和(玉川大学)、湯澤秀人(富士ゼロックス)
委   員:市川裕介(NTT)、市野順子(香川大学)、市村 哲(大妻女子大)、井上亮文(東京工科大学)、井上智雄(筑波大学)、上杉 繁(早稲田大学)、江木啓訓(電気通信大学)、大平雅雄(和歌山大学)、岡田謙一(慶應義塾大学)、岡本昌之(東芝)、金井秀明(北陸先端科学技術大学院大学)金子 聡(日本アイ・ビー・エム・サービス)、川口信隆(日立製作所)、粂 照宣(富士通研究所)、小林 稔(明治大学)、斉藤典明(NTT)、豊浦正広(山梨大学)、中村聡史(明治大学)、服部 哲(駒澤大学)、櫨山淳雄(東京学芸大学)、福島 拓(大阪工業大学)、三樹弘之(沖電気)、三末和男(筑波大学)、宗森 純(和歌山大学)、由井薗隆也(北陸先端科学技術大学院大学)、吉野 孝(和歌山大学)
以上

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