論文誌「クラウド時代のインターネットと運用技術」特集 論文募集

論文誌「クラウド時代のインターネットと運用技術」特集 論文募集

2015年5月18日
2015年6月11日更新
論文誌ジャーナル編集委員会

社会における様々な活動を支えるシステムは、その省コスト化と柔軟なスケーラビリティのためにクラウド化が急速に進んでいます。研究分野においても、これまで各自でコンピュータ基板を構築、運用するのが一般的だった時代から、クラウドを活用する時代にシフトしつつあります。クラウドを活用することにより、スモールスタートが安価かつ迅速にできるとともに、シームレスにスケールアップすることが容易であり、ビッグデータやオープンデータ科学への流れにおいてもクラウドは重要な役割を持つことになると考えられます。
しかし、クラウドはネットワークに大きく依存するサービス形態であるとともに、ネットワークの利用形態が従来から大幅に変化するため、通信基盤としてのインターネットの役割やその運用管理、さらにセキュリティ対策に求められる内容も大きく変化していくことになると考えられます。
本特集号では、クラウド時代に必要とされる情報通信基盤の構築および活用に向けた最新の研究、開発、実験、運用等に関する論文を掲載します。研究会やシンポジウム、国際会議等にて発表された論文を含め関連分野の論文を幅広く募集し、インターネットを始めとするネットワークシステム等に関連する様々な運用技術の発展に寄与することを目指します。理論や机上検討だけに留まらず、実際に構築し運用を行っているシステムに関する論文についても歓迎します。奮ってご投稿くださいますようご案内申し上げます。なお今回の論文誌ジャーナル編集は「ゲストエディタ制度」によって行います。

投稿要領

(1)論文の執筆要領
「情報処理学会論文誌(IPSJ Journal)」原稿執筆案内(2014年4月改訂版)によります。
論文は電子投稿により受け付けますので、下記のURLにアクセスし、電子投稿の要領に従って手続きを進めてください。なお、このURLは日本語論文専用です。英語論文の投稿先は異なりますので、十分にご確認の上、ご投稿ください。
https://www.ipsj.or.jp/prms/author_pre_submit.do

※論文の言語は日本語または英語ですが、英語論文の場合は上記のURLではなく、下記からお願いします。
https://www.ipsj.or.jp/prms/author_pre_submit_en.do
論文募集の英語版はJIP (Journal of Information Processing) のページよりご覧ください。

(2)査読手続き
通常の論文誌投稿論文と同一ですが、特集号編集期限の関係上、著者への照会期間は通常(2ヶ月)より短縮されますので、投稿に際し、あらかじめご了承ください。

(3)投稿締切  2015年6月15日(月) 6月22日(月)*締切延長しました

(4)特集号予定  2016年3月号

(5)掲載料に関する補足
採択された論文は規定の掲載料が必要になりますが、2015年7月31日までに投稿された英語論文の掲載料は必要ありません。情報処理学会論文誌では2010年8月1日から2015年7月31日までに投稿された英語論文の掲載料は無料となっています。

(6)特集号編集委員
編集委員長:中村素典(国立情報学研究所)
副委員長 :吉田和幸(大分大学)
委    員:石島 悌(大阪府立産業技術総合研究所)、石橋勇人(大阪市立大学)、今泉貴史(千葉大学)、大谷 誠(佐賀大学)、柏崎礼生(大阪大学)、北口善明(金沢大学)、齊藤明紀(鳥取環境大学)、坂下 秀(アクタスソフトウェア)、佐藤 聡(筑波大学)、桝田秀夫(京都工芸繊維大学)、宮下健輔(京都女子大学)、山井成良(東京農工大学)

以上