論文誌「洗練された社会を作り上げるモバイル通信と高度交通システム」特集 論文募集

論文誌「洗練された社会を作り上げるモバイル通信と高度交通システム」特集 論文募集

2013年10月17日
2014年4月1日更新
論文誌ジャーナル編集委員会


 高性能な情報通信機器の普及に伴い、高度な知的情報が大量に社会から得られる時代になりつつあります。また、これらの情報を取得する手法、情報を活用する手法など、さまざまな実用研究や商用化を目指した開発、実用を想定した実証実験も進められております。高度交通システム分野では、DSRC、802.11pに代表される車載機器用無線ネットワーク技術を利用して情報を収集、交換するだけではなく、近距離通信技術を活用することで歩行者を含めた近隣情報の利用方法も提案さています。また、モバイル通信分野においては、LTE, WiMAX2+などの広帯域無線通信技術、アドホックネットワーク技術やセンサネットワーク技術の実用化に向けた研究開発の他、これらのシステムから得られた情報を有効に活用する方法も提供されつつあり、これらの技術はより洗練された社会を作り上げる上で重要になりつつあります。
 そこで情報処理学会論文誌において、下記の要領で『洗練された社会を作り上げるモバイル通信と高度交通システム』をテーマに特集号を企画しております。
 以下に対象分野を示しますが、移動体通信システム、モバイルコンピューティングおよびITSに関連する論文であれば、これに限りません。
・移動体通信システム(アーキテクチャ、プロトコル、管理運用、セキュリティ)
・センサネットワーク、情報家電/ホームネットワーク、アドホックネットワーク
・通信メディア(3G, LTE, WiMAX2+、無線LAN、Bluetooth、ZigBee、赤外線、DSRC、デジタル放送等)
・モバイル/ユビキタス/ウェアラブルコンピューティング
・モバイルエージェント、モバイルWebサービス
・モバイルアプリケーション、RFIDタグシステム
・高度交通システム
・位置情報・地図情報とロケーションサービス(LBS)
・HMI、高機能携帯端末、電子決済、セキュリティ、QoS制御、OS
・交通管理(商用車両運行システム、交通流予測、車両管理等)
・運転支援(車両制御、運転補助システム、自律走行システム等)
・画像処理(車線認識、障害物検知、渋滞検知等)
・ユビキタス/インターネットITS

 奮ってご投稿くださいますようにご案内いたします。なお、本特集号は、名城大学 渡邊 晃氏をゲストエディタに迎えます。

投稿要領

(1)論文の執筆要領
「情報処理学会論文誌(IPSJ Journal)」原稿執筆案内(2012年9月改訂版)によりますが、テクニカルノートは募集いたしません。
論文は電子投稿により受け付けますので、下記のURLにアクセスし、電子投稿の要領に従って手続きを進めてください。なお、このURLは日本語論文専用です。英語論文の投稿先は異なりますので、十分にご確認の上、ご投稿ください。
https://www.ipsj.or.jp/prms/author_pre_submit.do

※論文の言語は日本語または英語ですが、英語論文の場合は上記のURLではなく、下記からお願いします。
https://www.ipsj.or.jp/prms/author_pre_submit_en.do
論文募集の英語版はJIP (Journal of Information Processing) のページよりご覧ください。

(2)査読手続き
通常の論文誌投稿論文と同一ですが、特集号編集期限の関係上、著者への照会期間は通常(2ヶ月)より短縮されますので、投稿に際し、あらかじめご了承ください。

(3)投稿締切  2014年3月31日(月) 4月6日(日) *締切を延長しました

(4)特集号予定  2015年1月号

(5)掲載料に関する補足
採択された論文は規定の掲載料が必要になりますが、英語論文の掲載料は必要ありません。情報処理学会論文誌では2010年8月1日から2015年7月31日までに投稿された英語論文の掲載料は無料となっています。

(6)特集号編集委員
編集委員長:渡邊 晃(名城大学)
幹   事:内藤克浩(三重大学)
委   員:石原 進(静岡大学)、岩本健嗣(富山県立大学)、小川将克(上智大学)、小野里好邦(群馬大学)、柿崎淑郎(東京電機大学)、川股幸博(日立製作所)、木谷友哉(静岡大学)、清原良三(神奈川工科大学)、窪田 歩(KDDI研究所)、齋藤正史(三菱電機)、重野 寛(慶應義塾大学)、寺岡文男(慶應義塾大学)、梅津高朗(滋賀大学)、深澤紀子(鉄道総合技術研究所)、南 和宏(統計数理研究所)、森野博章(芝浦工業大学)、屋代智之(千葉工業大学)、安本慶一(奈良先端科学技術大学院大学)

以上