論文誌「より豊かで安心・安全な社会を実現するためのコラボレーション技術とネットワークサービス」特集 論文募集

論文誌「より豊かで安心・安全な社会を実現するためのコラボレーション技術とネットワークサービス」特集 論文募集

2011年12月1日
2012年4月2日更新
論文誌ジャーナル編集委員会


 東日本大震災において、インターネットやTwitterに代表される情報通信技術は大きな役割を果しました。また、近年スマートフォン等の携帯端末が急速に普及し、新たなコラボレーションシステムやネットワークサービスが登場してきています。一方、大きな災害に直面して情報通信技術が果たすべき新たな課題が明らかになりました。さらに、携帯端末の普及により、セキュリティ等の問題も現れてきました。
 このような状況認識から、私たちの社会・地域、日常生活、ビジネス、教育・学習などさまざまな場面を、より豊かで快適にし、より安心・安全にするコラボレーションシステムやネットワークサービスの研究開発を一層推進していくことが求められると考えられます。
 そこで、情報処理学会論文誌では「より豊かで安心・安全な社会を実現するためのコラボレーション技術とネットワークサービス」特集号を企画し、時宜を得て迅速に関連する研究論文を一括掲載することにより、社会に成果を公開し、グループウェアとネットワークサービスに関する研究の一層の発展に寄与することを目指します。
 本特集号で取り扱う主なトピックは、分散コラボレーション、ユビキタスコンピューティング、ソーシャルコンピューティング、知識・情報共有、教育・学習支援、医療・福祉のためのネットワークサービス、防災・減災のためのネットワークサービス、セキュアなネットワークサービス、コミュニケーション研究の理論・技術・応用・評価などを含みます。また、これに限定するものではなく、グループウェアとネットワークサービスに関する論文を広く募集します。
 なお本特集は、東京学芸大学 櫨山淳雄氏と和歌山大学 塚田晃司氏をゲストエディタに迎えます。

投稿要領

(1)論文の執筆要領
「情報処理学会論文誌(IPSJ Journal)」原稿執筆案内(2008年9月改訂版)によります。
論文は電子投稿により受け付けますので、下記のURLにアクセスし、電子投稿の要領に従って手続きを進めてください。なお、このURLは日本語論文専用です。英語論文の投稿先は異なりますので、十分にご確認の上、ご投稿ください。
https://www.ipsj.or.jp/prms/author_pre_submit.do

※論文の言語は日本語または英語ですが、英語論文の場合は上記のURLではなく、下記からお願いします。
https://www.ipsj.or.jp/prms/author_pre_submit_en.do
論文募集の英語版はJIP (Journal of Information Processing) のページよりご覧ください。

(2)査読手続き
通常の論文誌投稿論文と同一ですが、特集号編集期限の関係上、著者への照会期間は通常(2ヶ月)より短縮されますので、投稿に際し、あらかじめご了承ください。

(3)投稿締切  2012年4月9日(月) 4月20日(金)*締切延長しました

(4)特集号予定  2013年1月号

(5)掲載料に関する補足
採択された日本語の論文は規定の掲載料が必要になりますが、英語論文の掲載料は必要ありません。情報処理学会論文誌では2010年8月1日から2012年7月31日までに投稿された英語論文の掲載料は無料となっています。

(6)特集号編集委員
編集委員長:櫨山淳雄(東京学芸大学)、塚田晃司(和歌山大学)
委   員:市村 哲(東京工科大学)、井上亮文(東京工科大学)、井上智雄(筑波大学)、大平雅雄(奈良先端科学技術大学院大学)、岡田謙一(慶應義塾大学)、緒方広明(徳島大学)、岡原弘典(三菱電機)、岡本昌之(東芝)、小川剛史(東京大学)、金井秀明(北陸先端科学技術大学院大学)、金子 聡(日本アイ・ビー・エム・サービス)、葛岡英明(筑波大学)、粂 照宣(富士通研究所)、小林 稔(NTT)、斉藤典明(NTT)、酒井三四郎(静岡大学)、高橋正道(富士ゼロックス)、多田昌裕(ATR)、宗森 純(和歌山大学)、由井薗隆也(北陸先端科学技術大学院大学)、吉野 孝(和歌山大学)

以上