CITP(認定情報技術者)による価値創造とそれを担う人材の創出
【セッション概要】日本の産業競争力強化と成長戦略の進化のために、IoT、ビッグデータ、AI、ロボット等の最新技術を用いた超スマート社会の実現と、それを担う実践的IT人材の創出が求められている。一方平成26年に創成された認定技術者(CITP)制度は、実践的な能力を情報処理学会が認定するもので、3年目を迎え、個人認定、企業認定ともに徐々に浸透が始まっており、コミュニティ活動を通じた社会への貢献活動が開始されている。フォーラムセションでは高度IT人材による価値創造と社会ソリューションの事業化への展望について語る。また、超スマート社会を牽引する実践的なIT人材育成への提言を行う。
※本フォーラムの発表はCITP認定者の他に一般の方もご聴講いただけます。
司会:平林 元明(情報処理学会 CITPフォーラム代表)
【略歴】(株)日立製作所にてオペレーティングシステムの開発および運用管理ミドルウェアの開発に従事。情報処理相互運用技術協会(INTAP)OSMIC室長として各社運用管理ミドルウェアの連携を推進。内閣府・内閣官房情報化参与CIO補佐官(最高情報セキュリティアドバイザ)として政府情報システムの最適化を推進。総務省CIO補佐官連絡会議 情報技術WGリーダ、経済産業省 文字情報基盤 推進委員会委員、(独)情報処理推進機構(IPA)TRM検討WG主査、TRM推進委員会 副委員長、文字情報基盤 運用検討WG 委員長、調達におけるセキュリティ要件研究会委員等の政府関連委員会に参画し、静岡大学情報学部 客員教授など歴任。(一社)電子情報技術産業協会(JEITA)ITサービス調達政策専門委員会 委員長。
[09:30-09:50]講演(1):CITPフォーラムの活動と価値創造を担う人材の要件
【講演概要】人工知能を始めとしたITの進化により社会活動の効率化、自動化が進んでいる。また企業活動においては国際的な競争の観点からITにより新たな価値を創り出しサービスを高度化することが求められている。高度IT人材のコミュニティ活動による展望と人材の姿を語る。
平林 元明(情報処理学会 CITPフォーラム代表)
【略歴】(株)日立製作所にてオペレーティングシステムの開発および運用管理ミドルウェアの開発に従事。情報処理相互運用技術協会(INTAP)OSMIC室長として各社運用管理ミドルウェアの連携を推進。内閣府・内閣官房情報化参与CIO補佐官(最高情報セキュリティアドバイザ)として政府情報システムの最適化を推進。総務省CIO補佐官連絡会議 情報技術WGリーダ、経済産業省 文字情報基盤 推進委員会委員、(独)情報処理推進機構(IPA)TRM検討WG主査、TRM推進委員会 副委員長、文字情報基盤 運用検討WG 委員長、調達におけるセキュリティ要件研究会委員等の政府関連委員会に参画し、静岡大学情報学部 客員教授など歴任。(一社)電子情報技術産業協会(JEITA)ITサービス調達政策専門委員会 委員長。
[09:50-10:10]講演(2):CITPによる社会価値創造の取組み
【講演概要】欧米と比較して日本は、ビジネスの生産性向上と国際競争力の強化が課題となっている。課題解決のために、ITを単なるコストではなく、価値創造の源泉とするトレンドが強まっている。CITPはコミュニティ活動を通じて、社会価値創造への取組みを開始しており、その概要を紹介する。
赤坂 亮(日本IBM株式会社 グローバル・ビジネス・サービス事業本部 シニアマネージングコンサルタント)
【略歴】日本IBMでヘルスケア・ライフサイエンス事業をを中心に医療ビッグデータ分析による価値共創や、コグニティブサービスによる価値創出に取り組んでいる。医薬産業研究所・医療健康分野のビッグデータ活用研究会、.情報処理技術者(ST、AU、PM、SM、SA、DB、SC)、PMP。
[10:10-10:30]講演(3):日本を強くする「攻めのIT」
【講演概要】これまではコストダウン、業務効率化をターゲットとしてきたIT投資であるが、ビッグデータ、IoTなどの登場を契機に、いよいよ「攻めのIT」への展開が期待される。「攻めのIT」におけるプラットフォームの姿、中小企業やNPOにおける「攻めのIT」、CITPとしての「攻めのIT」に対する貢献などについて提言したい。
荒木 岳文(株式会社中電シーティーアイ 電力システム事業部 専門課長)
【略歴】(株)中電シーティーアイにて自治体データセンタの構築、BtoC向けPaaSプラットフォーム設計などを経て、現在はビッグデータ処理基盤運営、およびIT企画業務に従事。高度情報処理技術者(セキュリティ、ネットワーク)、ITコーディネータ。
[10:30-10:50]講演(4):超スマート社会への人材面の課題とCITPの役割
【講演概要】日本は欧米と比べ独特のIT産業構造をもつため、ITサービスの発展やイノベーションで大きく差を開けられ、IT技術者がリスペクトされない状況にある。本制度を活用すれば、企業は優れた人材を発掘し、学びのモチベーションを高め、ビジネスに大きく貢献させることができる。また、これらの人材が全国大のコミュニティ活動を通じて相互の知識・スキルを高め、最先端の技術を学ぶことにより、今後の超スマート社会を牽引し、社会に貢献していくことが期待できる。
松田 信之(株式会社中電シーティーアイ 取締役 人財開発センター長)
【略歴】1982年中部電力入社、1989年米国BoeingComputerServices AIスクール修了、新規事業を含めた様々なITプロジェクトにかかわり、2011年7月から執行役員情報システム部長、2014年7月から中電シーティーアイ取締役人財開発センター長 高度情報処理技術者(ITストラテジスト、プロジェクトマネジメント) TOEIC875(2016/3)
[10:50-11:10]講演(5):小学校段階におけるプログラミング教育とCITPとの連携
【講演概要】「小学校段階におけるプログラミング教育」は、現在、文部科学省の有識者会議において検討が進められており、2020年度からプログラミング教育が義務教育において必修化が予定されている。CITPでは、情報化教育において小学校教員のTA制度を検討しており、その概要と試案を紹介する。
五十嵐 智生(株式会社野村総合研究所 DCS本部DCマネジメント部 上級システムエンジニア)
【略歴】野村総合研究所勤務、データセンターエンジニア。データセンターの運営、運用、内部統制、建設などの業務に従事。現在、野村総研勤務の傍ら、東京大学大学院学際情報学府須藤研究室においてクラウドコンピューティングに関する利活用について研究中。NRI認定技術者(ITサービスマネージャ)、高度情報処理技術者(AU,SM)、ITコーディネータ、国会議員政策担当秘書資格
[11:10-12:00]パネル討論:社会・企業の価値創造にCITP人材を活かす為に
【講演概要】効率化・自動化がすすめられる社会、新たな価値創造を産み出そうとする企業において求められる高度IT人材の姿と、コミュニティ活動によって開ける展望とは何かを論じる
司会:岡田 克彦(日本電気株式会社 ITプラットフォーム事業部 技術エキスパート)
【略歴】日本電気(株)にてスーパーコンピュータのハードウェア開発、並びにコンピュータ・システムの企画・開発・運用サポートに従事。NEC技術士会・会長。日本技術士会・神奈川県支部では支援委員として活動中。高度情報処理技術者(ITストラテジスト、情報セキュリティ・スペシャリスト)、技術士(情報工学)。
パネリスト:赤坂 亮(日本IBM株式会社 グローバル・ビジネス・サービス事業本部 シニアマネージングコンサルタント)
【略歴】日本IBMでヘルスケア・ライフサイエンス事業をを中心に医療ビッグデータ分析による価値共創や、コグニティブサービスによる価値創出に取り組んでいる。医薬産業研究所・医療健康分野のビッグデータ活用研究会、.情報処理技術者(ST、AU、PM、SM、SA、DB、SC)、PMP。
パネリスト:荒木 岳文(株式会社中電シーティーアイ 電力システム事業部 専門課長)
【略歴】(株)中電シーティーアイにて自治体データセンタの構築、BtoC向けPaaSプラットフォーム設計などを経て、現在はビッグデータ処理基盤運営、およびIT企画業務に従事。高度情報処理技術者(セキュリティ、ネットワーク)、ITコーディネータ。
パネリスト:松田 信之(株式会社中電シーティーアイ 取締役 人財開発センター長)
【略歴】1982年中部電力入社、1989年米国BoeingComputerServices AIスクール修了、新規事業を含めた様々なITプロジェクトにかかわり、2011年7月から執行役員情報システム部長、2014年7月から中電シーティーアイ取締役人財開発センター長 高度情報処理技術者(ITストラテジスト、プロジェクトマネジメント) TOEIC875(2016/3)
パネリスト:五十嵐 智生(株式会社野村総合研究所 DCS本部DCマネジメント部 上級システムエンジニア)
【略歴】野村総合研究所勤務、データセンターエンジニア。データセンターの運営、運用、内部統制、建設などの業務に従事。現在、野村総研勤務の傍、東京大学大学院学際情報学府須藤研究室においてクラウドコンピューティングに関する利活用について研究中。NRI認定技術者(ITサービスマネージャ)、高度情報処理技術者(AU,SM)、ITコーディネータ、国会議員政策担当秘書資格
パネリスト:平林 元明(情報処理学会 CITPフォーラム代表)
【略歴】(株)日立製作所にてオペレーティングシステムの開発および運用管理ミドルウェアの開発に従事。情報処理相互運用技術協会(INTAP)OSMIC室長として各社運用管理ミドルウェアの連携を推進。内閣府・内閣官房情報化参与CIO補佐官(最高情報セキュリティアドバイザ)として政府情報システムの最適化を推進。総務省CIO補佐官連絡会議 情報技術WGリーダ、経済産業省 文字情報基盤 推進委員会委員、(独)情報処理推進機構(IPA)TRM検討WG主査、TRM推進委員会 副委員長、文字情報基盤 運用検討WG 委員長、調達におけるセキュリティ要件研究会委員等の政府関連委員会に参画し、静岡大学情報学部 客員教授など歴任。(一社)電子情報技術産業協会(JEITA)ITサービス調達政策専門委員会 委員長。
パネリスト:鈴木 忠之(ソフトバンク株式会社 システム基盤本部ネットワーク統括部ネットワーク部 部長)
【略歴】ソフトバンク(株)、IT統括にて社内ネットワークの企画・設計・構築・運用に従事。エンタープライズ゙系のネットワークエンジニアとして一貫したキャリアを歩む。高度情報処理技術者(ネットワーク)