情報処理学会ではITプロフェッショナル(実務家)のためのシンポジウムとして、2004年度から毎年度「ソフトウエアジャパン」を開催し、多数の企業・大学等からのご支援を頂いております。
IT関連業界において現場で活躍されている産業界の方々を中心に、学界・官公庁関係の方々、次世代を担う若手の技術者・研究者の方々等、多くの方々がともに問題意識を共有し議論、交流を深められる場として、またIT産業の今後を皆様と考える機会といたしまして、今年度も「ソフトウエアジャパン2014」を開催いたします。
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活動紹介 | |
サービス事業を成功に導く「サービスモデル」と「ビジネスモデル」 | |
【セッション概要】 サービスサイエンスを現場に適用する際に「サービスモデル」を具体化すると、誰にでも理解でき納得できるサービス改善を進められる。本セッションでは、先進事例として、どのような「サービスモデル」が使われているか、また今後検討すべきポイントなどを議論する。さらに、サービス事業を成功させるためには、顧客満足を高めるだけでなく、利益を上げることが必要であり、このためには価値あるビジネスモデルを具体化することが必須である。本セッションでは、実際に取り組まれているサービスモデルとビジネスモデルについて議論を深める。 |
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プログラム[会場:2F 桃源] | |
09:30-09:35 オープニング 09:35-09:55 講演-1 日高一義 (東京工業大学 大学院 イノベーションマネジメント研究科 教授) 09:55-10:15 講演-2 山本政樹(エル・ティー・エス 業務変革支援部 シニアマネージャー) 10:15-10:35 講演-3 諏訪良武 (ワクコンサルティング 常務執行役員) 10:40-12:00 パネル討論 サービス事業を成功に導く「サービスモデル」と「ビジネスモデル」 |
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司会:門倉 純一 (一般社団法人CRM協議会) |
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【略歴】日本アイ・ビー・エム入社後、電子 系のCAD/CAMなどのアプリケーション分野の営業に従事、IBM初のVANサービス営業を経て、通信とコンピューターを融合したシステムの営業推進を 担当。80年代後半からはコールセンターを中心に担当し、その発展形としてビジネスとしてのCRM部門立ち上げに参加。当部門の責任者を経て現在CRMの 営業支援を担当。1970年日本アイ・ビー・エム入社、1980年代後半より、CTI,IVRなどの製品を担当。以後コールセンタービジネスを担当。 1996年頃より、CRMビジネスの担当。1999年CRMのマーケティング、営業支援2001年CRM協議会参加。 | |
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09:30-09:35 オープニング |
09:35-09:55 講演[1] 日高 一義 (東京工業大学 大学院 イノベーションマネジメント研究科 教授) |
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サービス研究の変遷とサービスモデル | |
【講演概要】サービスの研究は、サービスマーケテイング、サービスイノベーション、サービスエンジニアリング、と様々な社会・経済・学術のコンテクストの 中で行われてきた。その研究の変遷を顧みながら、様々な研究がとらえたサービスモデルを考察し、そこから見えてくる“サービス・サイエンス” の役割を議論する。 |
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【略歴】1984年日本アイ・ビー・エム株式会社東京基礎研究所入所。最適化技術、離散アルゴリズム、数理解析技術、ビジネス・ソリューション、計算組織論などの研究プロジェクトの指揮にあたる。IBM Research ワトソン研究所の戦略部門での海外勤務を経て、東京基礎研究所ビジネス・サービス・リサーチ担当に就任。2009年8月北陸先端科学技術大学院大学教授。文部科学省科学技術政策研究所客員研究官。応用数理学会評議員。情報処理学会会員。日本オペレーションズ・リサーチ学会会員。SRII Japan Chapter 代表。2010年10月より現職。 | |
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09:55-10:15 講演[2] 山本 政樹(株式会社エル・ティー・エス 業務変革支援部 シニアマネージャー) |
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情報システム開発のサービスモデルと顧客満足の勘所 | |
【講演概要】システム開発会社は、売上や利益が伸びずに冬の時代に面している。多くの企業はシステム開発が一段落しており、新規顧客の獲得が難しくなっている。これからはシステム構築後の運用サービスやシステム改善サービスに頼らざるを得ない時代になるにもかかわらず、お客様の満足度が下がっているのは由々しき事態である。本講演は、システム開発会社がサービスで高いお客様満足を得るために注力すべきサービスモデルを解説する。 |
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【略歴】立命館大学政策科学学部卒業後、アクセンチュアにて業務コンサルタントとして活躍。フリーコンサルタントを経てLTSに入社。各種調査、大規模システム開発における業務設計、新業務の導入推進など業務コンサルタントとしての経験が長い。加えてプロジェクト管理、システム開発方法論の開発/導入等にも従事。またJUASサービスサイエンス研究プロジェクトでシステム開発分科会リーダーを務めるなどサービスサイエンスの実務適用に関する研究も行っている。 | |
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10:15-10:35 講演[3] 諏訪 良武 (ワクコンサルティング株式会社 常務執行役員) |
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経営として実践してきたビジネスモデルとサービスモデル | |
【講演概要】サービスビジネスに取り組んでいる我々は、顧客満足を高める努力を続けてきた。その結果、満足度は上がってきたが、残念ながらビジネスは苦しくなる一方である。この問題の解決策の有力候補が「価値あるビジネスモデル」である。本講演では、実際に取り組んできたビジネスモデルとその考え方を紹介する。さらに、ビジネスモデルとサービスモデルの関係についても言及する。 |
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1971年オムロン入社。1985 年通産省のΣプロジェクトに参加。1995年情報化推進センター長。1997年オムロンフィールドエンジニアリングの常務取締役として保守会社の改革を指 揮。2006年ワクコンサルティング常務執行役員、国際大学グローバルコミュニケーションセンターの上席客員研究員、2010年多摩大学大学院客員教授。 サービスや顧客満足を科学的に分析し、サービス企業の改革を支援するサービスサイエンスを提唱している。著書「顧客はサービスを買っている」ダイヤモンド 社。 | |
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10:40-12:00 パネル討論 サービス事業を成功に導く「サービスモデル」と「ビジネスモデル」 |
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司会:門倉 純一 (一般社団法人CRM協議会 理事) | |
【略歴】日本アイ・ビー・エム入社後、電子 系のCAD/CAMなどのアプリケーション分野の営業に従事、IBM初のVANサービス営業を経て、通信とコンピューターを融合したシステムの営業推進を 担当。80年代後半からはコールセンターを中心に担当し、その発展形としてビジネスとしてのCRM部門立ち上げに参加。当部門の責任者を経て現在CRMの 営業支援を担当。1970年日本アイ・ビー・エム入社、1980年代後半より、CTI,IVRなどの製品を担当。以後コールセンタービジネスを担当。 1996年頃より、CRMビジネスの担当。1999年CRMのマーケティング、営業支援2001年CRM協議会参加。 | |
パネリスト:日高 一義 (東京工業大学 大学院 イノベーションマネジメント研究科 教授) | |
【略歴】1984 年日本アイ・ビー・エム株式会社東京基礎研究所入所。最適化技術、離散アルゴリズム、数理解析技術、ビジネス・ソリューション、計算組織論などの研究プロ ジェクトの指揮にあたる。IBM Research ワトソン研究所の戦略部門での海外勤務を経て、東京基礎研究所ビジネス・サービス・リサーチ担当に就任。2009年8月北陸先端科学技術大学院大学教授。 文部科学省科学技術政策研究所客員研究官。応用数理学会評議員。情報処理学会会員。日本オペレーションズ・リサーチ学会会員。SRII Japan Chapter 代表。2010年10月より現職。 | |
パネリスト:山本 政樹(株式会社エル・ティー・エス 業務変革支援部 シニアマネージャー) | |
【略歴】立命館大学政策科学学部卒業後、アクセンチュアにて業務コンサルタントと して活躍。フリーコンサルタントを経てLTSに入社。各種調査、大規模システム開発における業務設計、新業務の導入推進など業務コンサルタントとしての経 験が長い。加えてプロジェクト管理、システム開発方法論の開発/導入等にも従事。またJUASサービスサイエンス研究プロジェクトでシステム開発分科会 リーダーを務めるなどサービスサイエンスの実務適用に関する研究も行っている。 | |
パネリスト:柴崎 辰彦 (富士通株式会社 システムインテグレーション部門 戦略企画室長) | |
【略歴】1964年東京都生まれ。1987年立教大 学 文学部 心理学科(産業心理、消費者心理)卒業。1987年富士通株式会社に入社。国際ディジタルネットワークビジネス、テレカンファレンスビジネス、CTIビジ ネス、CRMビジネスなど数々の新規ソリューションビジネスの立上げに従事。CRMビジネスでの経験を踏まえ、2009年頃からサービスサイエンスの研究 と検証を実践中。現在、同社のシステムインテグレーション部門戦略企画室にてコミュニケーション創発サイト「あしたのコミュニティーラボ」を立ち上げ、 オープンイノベーションを実践中。(社)情報処理学会、(社)日本情報システム・ユーザー協会、大学等での講演および論文掲載多数。著書「勝負は、お客様が買う前に決める!」ダイヤモンド 社。 | |
パネリスト:諏訪 良武 (ワクコンサルティング株式会社 エグゼクティブコンサルタント 常務執行役員) | |
【略歴】1971年オムロン入社。1985 年通産省のΣプロジェクトに参加。1995年情報化推進センター長。1997年オムロンフィールドエンジニアリングの常務取締役として保守会社の改革を指 揮。2006年ワクコンサルティング常務執行役員、国際大学グローバルコミュニケーションセンターの上席客員研究員、2010年多摩大学大学院客員教授。 サービスや顧客満足を科学的に分析し、サービス企業の改革を支援するサービスサイエンスを提唱している。著書「顧客はサービスを買っている」ダイヤモンド 社。 | |
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